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コンサートの前の日に、ピアノを習っている友人の師匠ということで
コンサートのちらしが郵便で届きました。
なんとなく津田ホールでやっていることは
うかがっていましたが、時間を作って行こうと思うようになりました。
ここ数年、そういう形でピアニストを紹介していただき、
勉強させていただいたり、楽しんだりする時間が増えてきました。
ありがたいことだと思っています。
安井耕一 ピアノリサイタル (津田ホール)
ハイドン 変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
ベートーヴェン 幻想曲 Op.77
ベートーヴェン イ長調 Op.101
ブラームス 創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1
ショパン マズルカ Op.59-1,2,3「
ショパン 嬰ヘ長調 舟歌 Op.60
ちょっとウィットのきいたプログラム、一見地味に見えますが、
特にドイツもののプログラムは、魔法のように音色がかわり、
ホールいっぱいに幸せな感じになるコンサートだったりします。
いい演奏聴かせていただいて、自分自身も時間を作れて本当によかったです。
プログラムノートには、普通曲紹介やこのピアニストの紹介に多くの紙面を割くものでしょうけど、
「鍵盤を歌う声に変える」ということがどういうことかについて、
シューベルトがいう「2・3人の人々が、鍵盤が僕の手によって歌う声に変わると言って
くれたけれど、それが本当のことなら嬉しいことです。
卓越したピアニストによくある、あの呪うべき、ぼつぼつ切れる音は、
耳をも、心をも楽しまないので、僕には耐えがたいのです。」
こういうエピソードをまじえて、カンタービレで弾くということについて
述べていて、音楽の本質とは何かを語るような小論文のようなものでありました。
ちょっとびっくりしたのと同時に、ピアニストのことを正面から書いていなかったことも
あって、魔法のような音を出すピアニストがますます気になりました。
安井耕一氏は、東京芸大卒業後、1977年から1985年までリューベックに留学とありました。
リューベックは、ハンブルクから電車で40分くらい行った世界遺産のあるお城のあるところで、私自身も旅したことありますが、
(私自身がフェイスブックにはっている写真はリューベックのお城のものです。)
珍しい留学先にどんな先生に師事されたのかと、コンラート・ハンゼン教授というキーワードで、ネットでちょっと検索してみました。
ヘンレ原典版のベートーヴェンソナタの運指については、この教授が担当している
ということで、まずはっとさせられ、
音源をさがしてみたら、ベルリンフィルでフルトヴェングラー指揮で
ベートーヴェンピアノ協奏曲第4番が名盤とあり、
驚くことだらけとなりました。
●
先のプログラムノートのシューベルトのエピソードにありますが、
ピアノを弾く人にはいろいろな人がいると思います。
自分も指だけまわって単に弾いている人だけの人に対しては
同じように思うようになってきましたが、
いろいろなことを感じることとなりました。
本当の音楽の本質ということを生涯追及されて、
ずっと活躍されている安井耕一さんのピアノコンサートは、
また伺いたいと思っています。
BGM:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 (フルトベングラー(指揮)、コンラート・ハンゼン(ピアノ)
1943年録音
第1楽章 1/2 http://www.youtube.com/watch?v=DcHzmXjq-JI
第1楽章 2/2 http://www.youtube.com/watch?v=z1yqB-kBcwY&NR=1
第2楽章 http://www.youtube.com/watch?v=XD9UrOWS84A&NR=1
第3楽章 http://www.youtube.com/watch?v=J-s4V68rA48&NR=1
ブラームス インテルメッツォ Op,119-1 (ピアノ:コンラート・ハウゼン)
http://www.youtube.com/watch?v=SF5IJPtY-jo
ベートーヴェン ピアノソナタ第5番 Op.10-1 (ピアノ:コンラート・ハウゼン) http://www.youtube.com/watch?v=KtHV7DcTKdY&feature=fvst
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