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しばらくお休みしていた地酒飲み,いよいよ復活です.復活記念(?)酒は地元栃木の酒蔵の季節商品,ひやおろしです.直接酒蔵に出向き,生貯蔵酒をゲット.ポン酒に合わせた夕飯ってことで,家庭菜園ダイコン使ったおでんをヨメさんにリクエストしました.畑から一本抜いて.食卓はこんな感じ.ダイコンあんまり写ってないなぁ.(沈んでマス)お酒の方は...1)柔らかい口当たり.スルッとヌルッの中間.2)直後に甘味,辛味,酸味,様々な味わいが口の中に広がったかと思うと,3)静かに喉の奥に消えつつ,独特の余韻が鼻に抜けてきます.うーん,新酒とは違うんだけど何かこう栓を開けた直後のこなれてない感があります.で数日おいたところ,思った通り!激変してました.1)スルッと入ってきます.2)直後,柔らかな旨味が口の中に広がり,3)微妙な酸味を舌奥に感じさせながら喉奥に消えていきました.美味い!少し空気に触れさせた方が良い感じですね.いろんな和食に合いそうです.やっぱ日本酒良いなぁ.
2015/10/31
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ここ1年程,日本酒記事が停滞しておりました.生活リズムが変わりまして,家で晩酌できる機会が激減しました.一晩で飲める量が少ないワタクシは,四合瓶ですら風味が落ちる前に飲みきる事が難しく,遠のいてしまっていました.しかしやっぱり日本酒飲みたい...ふと思い立って,小瓶の純米酒ってないものかネット検索してみた所,ありました!一合瓶の飲み比べセットです.これなら風味が落ちる前に飲みきれマス....という事で,9月初旬に購入したセットを順調に飲み干し中.秩父のお酒神戸のお酒新潟のお酒黒部のお酒どのお酒もそれぞれ個性があり美味しく頂いてるのですが...インプレ,サボりました.残りの瓶は,感想アップします...多分...
2015/09/23
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京都の知人から頂いたワイン.美味しく飲ませてもらったのですが,自分のキャパがワインのエイジングに追い付かず,ついには美味しい時期を過ぎてしまいました.なので...贅沢にも料理酒として活用させてもらう事に.鶏肉の赤ワイン煮です.メチャウマでした.子供達も絶賛.ある意味,美味しいワイン(の風味)を子供たちにも楽しんでもらえて良かった?○○さん,ありがとうございました.
2015/03/14
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昨年の夏以降生活リズムが変わり,夕飯を会社で食べる事が多くなった為,自宅での晩酌機会が激減してしまいました.ブログもお酒カテゴリの記事がなかなか書けなかったのですが,久々のアップです.京都の知人から頂いたワインです.重すぎず,軽すぎず,渋みと酸味は程良い感じ.少しグラスの中でワインを回すと渋みが少しとれて飲みやすくなるかな.美味しく頂きました.
2015/02/23
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栃木県の酒蔵全制覇企画(?)に伴い,前回に引き続き県産のお酒です.ここ宇都宮酒造さんのお酒は,マンガ美味しんぼにも取り上げられた事があるそうです.今回は時期的に新酒を買ってきました.飲んでみますと,1)柔らかい口当たり,2)直後に甘味,酸味が混じった風味がグワッと広がり3)ややヒリヒリとした余韻を残しながら喉の奥に消えていきました.昨シーズンに飲んだ新酒もそうだったんですが,甘味や酸味がそれぞれに主張しているような,独特の荒々しさを感じます.肉じゃがと茶碗蒸しだとチョット負け気味かも.開栓後しばらくすると落ち着くようにも思いますが,今度は徳利に入れてから飲んでみようと思います.<後日談>味噌風味の鶏団子鍋に合わせて,徳利デキャンタ仕様で飲んでみました.徳利に入れておいた時間は15~20分位でしょうか.飲んでみますと,1)柔らかい口当たりはそのまま,2)しばらくかすかな甘味が口の中に広がりますが,その後じわじわと酸味が広がり始めます.3)ややヒリヒリとした余韻を残して喉の奥に消えていくのはそのまま.口の中での風味の広がり方,タイミングが変わりました.主張も柔らかい.良い感じです.チョット濃いめの味噌風味鍋に合う!美味しく頂きました.
2014/12/27
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先日デパートに行ったらお歳暮商戦で地酒コーナーが設置されてました.そこで初めて知ったのですが,栃木県には酒蔵が31もあるそうです....いつか完全制覇したいものです.で,今日は小山市のお酒です.とある酒屋さんで[希少酒]として買ったのですが,[番外編]としたのは[純米酒]ではなかったから.投稿見送ろうかな,とも考えたのですが折角飲むんだから記事にはしておく事にしました.門外不出というラベルのお酒なんですが,鏡文字になってます.通称[裏門外]というそうな.(酒屋さん談)飲んでみますと...1)柔らかい口当たり,2)の直後,酸味辛味が程良く混じった風味が口の中に広がります.3)喉越しも柔らか.スーッと喉の奥に消えていきます.柔らかさの中にも主張のある味わい,中庸な味付けの料理に合いそうです.今日は家で採れたダイコンを使った雪見鍋です.豚肉,白菜,白ネギと共にポン酢で頂きましたが,このお酒によく合いました.
2014/12/06
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京都の知人からお酒を頂きました.遠方酒蔵のお酒はなかなか飲める機会がありません.よーく味わって頂きたいと思います.45%精米の大吟醸ですが,味わい深いと聞く山田錦を使用しています.さて...栓を開けると...おー,日本酒!と言ってる感じです.1)柔らかい口当たりかな,と感じた直後から芳醇な香りとピリピリとした酸味が広がり始めました.2)口の中で旨みと酸味がグワッと拡がります.3)ピリピリとした酸味を伴いながら喉の奥に落ちていきます.酸味がスゴイ!多分今まで飲んだ中で一番じゃないかな.生酛や山廃のヨーグルト様の酸味とはまた違います.サバの煮付けすら負け気味...動物系の脂身と合いそうです.栃木和牛でしゃぶしゃぶか!?難しいかも(泣)~後日談~栃木和牛のしゃぶしゃぶは困難ですが,鶏のから揚げで飲んでみました.あ,これ美味い!揚げ物によく合います....あー,やっぱりしゃぶしゃぶ食べたい...
2014/10/29
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夜が涼しくなり,ビールから日本酒へスイッチです.以前,味わい深い純米吟醸を頂いた富川酒造のお酒を再び飲んでみます.地の利を活かして生原酒です.飲んでみますと,1)柔らかい口当たり2)ですが直後に甘味,辛味,酸味と複雑な風味が口の中に広がり3)スーッと喉の奥に消えていきますこのお酒も味わい深いですねー.脂のノリが少なかった今回の鰹たたきでは少々役不足な感じです....で後日.脂ノリノリのサンマで再チャレンジです(食べた後の写真でスミマセン...)これは合う!あまりに合うのでいつもグラス一杯なんですが,二杯半程飲んじゃいました.美味しく頂きました.
2014/09/29
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しばらくワインに心移りしておりましたが,日本酒に戻ってきました.暑くなってきたので,爽やかなお酒が良いなと思い,過去に2種類飲んで酸味が印象的だった酒蔵さんに行ってきました.ちなみに過去飲みはコレとコレ.地の利を活かして,生原酒です.飲んでみますと,1)柔らかい口当たりで入ってきた後に,2)甘さ辛さを伴った爽やかな風味が広がり,3)舌の奥にかすかな酸味を残しつつ喉を流れていきます.結構しっかりとした風味を持ちつつも,爽やかで飲みやすいです.良く冷やすと良いかも.狙い通りデス!今日のおかず,お刺身/肉じゃがに良く合います.夏はこういうお酒が良いですねー.
2014/06/16
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ふとアイスワインが飲みたくなって,長年寝かせてあったヤツを飲んでみる事にしました.2002年,12年モノです.もともとは淡い黄色のワインなんですが,もはや見る影もありません.白ワインですが,長期間保存によって澱もこんなに.飲んでみると...カラメルのような風味,甘味と酸味が混ざって複雑な味わいです.美味しい...のかな?不味くはないです.あまりに濃厚なので,このあとロックで飲みました.美味しくなりました!
2014/06/01
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白に続いて赤です.これも長らく寝かされてました.赤なので...寝かされた効果があるのかな?(比較不可能ですが)滅多に使わないワイングラスを引っ張り出して飲んでみました.ていうか,飲む前の香りからなんか違う~.何というか香りが丸い!そもそもこのワインは新品時からそうなのかどうか,もはや知る術ありませんがとにかく[これはお酒です]感が全然ない!既に期待感満載で飲んでみますと...おぉっ,味も丸い!渋みも酸味もあるんですが,なんか柔らかいんです.かと言って薄い訳じゃない.たとえるなら2日目の肉じゃがのような,全体に味がこなれたような.いや,美味いっすねー.マジ美味いっす.本日の料理,鶏の唐揚げは負け気味です.このワインで栃木和牛食ってみたくなりました.
2014/04/20
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先日栓を開けた8年モノの白ワインですが,筆者の主観で日本酒っぽく感じたので,手巻き寿司で飲んでみました....これが大当たり!まず刺身単品を食べて,ワインを一口ゴクッと.するとですね,ワインが喉を通り過ぎていくと同時に舌奥の両端部に何とも言えない刺身の旨みがホワホワ~と膨らんでくるんです.(表現が難しい...)2回,3回と試してみたんですが,やっぱりホワホワ~っと.嬉しくなってヨメさんにも試さしてみたら,やっぱりホワホワ~っと.で,手巻き寿司にして試してみても,やっぱりホワホワ~っと.これまでワインや日本酒といろんな食べ物を合わせてますが,これは屈指のレベルですね.(過去,油揚げの中にサンマフレークと刻みネギを詰めて胡麻油で炒めた料理をシャルドネ白ワインで合わせた時に超感激したのですが,その時の感激以来...この感激は皆さんに伝わるのだろうか?)とにかく,不意に寝かせた白ワインもこんな面白い発見があったという事でヨカッタヨカッタ.
2014/04/12
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日頃,日本酒を飲んでますが,実は飲まずに置かれているワインが結構あったりします.そのうちの1本,2006年の白ワインを開けてみる事にしました.意図して寝かせてた訳でもないのですが.ネットで調べてみるとそもそも白ワインで寝かせて美味しいのって少ないらしいです...色はかなり黄色くなってます.香りは...かすかにワインかな,くらい.飲んでみると...ほのかな香りと共に独特の酸味が広がります.あえて言うならお漬物とかの酸味に近いヤツ.もしかするとこれが日本酒でいう”ヒネ”た味なのかもしれません.なんかワインというより軽い風味の日本酒といってもいいかも.こんな味になるんだー,てな感想.この日はささみのチーズ挟み揚げだったんですが,あの独特の酸味が結構合うんですね.美味しく頂きました.
2014/04/06
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職場の後輩が長野市に行くというので,昨年秋のツーリングで美味しく飲ませてもらったワインを買ってきてもらいました.シャルドネとアイスワインをお願いしておいたら...なんとシャルドネは樽熟成が手に入ったと!これは貴重です.裏のラベルを読んでみると...数年の瓶熟で更に美味しさが増す,と.確かに,昨年お宿で頂いた樽熟成シャルドネも3年モノでした.知人に頂いたワインセラーでしばらく寝かせておく事にします.
2014/03/24
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年明け後,三重県産のお酒を飲んできましたが,今回は秋田県のお酒です.昨年秋,秋田へ旅行した際に手に入れた一本です.モンドセレクションの金賞を受賞したとあります.海外に打って出ているんですね.開けてみると...おー,日本酒デス,と言ってマス.飲んでみると,1)口当たりはあっさり,スーッと入ってきました.2)香りもまろやか,優しい...後の方でチョットだけピリッと辛味酸味がきます.3)それもつかの間,スッと喉の奥に消えていきました.軽い辛味酸味を伴いつつも優しいお酒です.写真の料理では,ダイコン/コンニャクに合う感じ.鶏も...うん,結構イケます.美味しく頂きました.
2014/03/05
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今年2本目の日本酒も三重県産です.正月帰省時,実家で開けるに至らず栃木に持って帰ってきてました.ラベルの挿絵は,漫画[夏子の酒]作者の尾瀬あきらさん作.裏ラベルには,詳細な情報が.麹米と掛米を個別に表記しているお酒は結構少ないのではないかと思います.作り手の気合が感じられます.栓を開けると,お?日本酒デス!と言ってます.飲んでみると...辛口!1)スッと軽い口当たりで入ると,2)途端に風味豊かな酸味を伴いつつ辛味が口の中に広がり,3)舌奥にその辛味を残しつつも,スーッと喉の奥に消えていきます.インパクトのある辛口酒ですねー.以前に飲んだ栃木県大田原市の[大那]の淡麗辛口とは違う辛口です.脂料理に合いそうな感じ.写真の鶏料理とは良い塩梅でした.さっぱり味の料理だとお酒が勝っちゃうかも.
2014/01/21
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2014年が明けました.本年もよろしくお願いします.さて,新春早々実家で酒盛りです.(と書くほど呑んでないですが)地元県産のお酒を近所の酒屋さんで手に入れました.実家なので,自分とヨメさん以外にも弟や母親も参加です.(父親は下戸)飲んでみると,1)ヌルッと柔らかく,ふくよかな口当たりのあとに,2)フワッと優しい風味が口の中に広がり,3)スーッと喉に落ちていきます....とんでもなく飲みやすい!おでんやおせちにとても合います.普段ほとんど飲まない母親も,それなりに飲んでました.良かった良かった.楽しい元日の夕食になりました.ちなみに...写真右手前の料理は,アサリの時雨煮と言いまして,三重県桑名市の名物にして小生&子供達の大好物であります(貝新さんの手むきあさりにコダワル).が,他の地域の方々からは(醤油)辛いと言われたりする事もあったりします.お茶漬けとか最高なんだけどなぁ...
2014/01/01
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10月の東北旅行で手に入れた日本酒3本の内,2本を続けて飲みましたが,3本目を開ける前に少し寄り道(?)します.今回は,足利ココファームの白ワインです.複数品種のブドウを使って作られてます.とりあえずやや低めの室温(多分14-15度だと思います)で飲んでみました.そのお味は...1)口当たりは”甘口です!”としっかりした主張.2)その直後,結構な酸味が口の中に広がり,3)その酸味の余韻を残しつつ喉の奥に落ちていきます.甘味から酸味への切り替わりが特徴的です.この温度だと口に含んだ時の甘味が強すぎて,食事と合わせるのは難しいかな...酸味がしっかりしているので,冷やせば今日の料理,ラザニアのように肉,チーズを使った料理にも合いそうな感じです.~後日~冷蔵庫で冷やして,再度飲んでみました.お,予想通り口当たりの甘味が薄らいで,酸味が前面に出てきました.トマト鍋のソーセージとなかなか良い塩梅です.美味しい~.そもそもは口当たりが甘口なワインなので,とても飲みやすく,非常に危険です.(笑)意識して2杯だけとしました.
2013/12/02
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先日の東北旅行で手に入れたお酒,第2弾です.酒造所は大船渡ですが,購入したのは陸前高田の復興市場,栃ヶ沢ベースの商店,いわ井さんです.このお酒,チョット特別です.■ 特別その1原酒.アルコール濃度調整してないので絞ったまま.チョイ濃いめです.酔いそ~.■ 特別その2成熟酒.瓶詰め火入れ後,8ヶ月寝かせたお酒です.どんな風味なんでしょう?■ 特別(じゃないかもですが)その3精米歩合70%(30%しか削ってない).純米酒でよく見るのは50~60%かな...風味豊かな感じ?あれこれ詮索はともかく,飲んでみましょう.お,久々の黄色です.茨城の武勇,青森の賜に続いて3本目です.以前のこの2本,似た風味だったので,もしかするとこのお酒も...1)ヌルっとした口当たりと共にカラメルのような風味と甘さが口の中に広がったと思うと,2)独特の酸味に変化し,3)今度はピリッとした辛みに変化しながら喉に落ちていく.以前の2本に近いといえば近いのですが,酸味が独特です.青森の賜のもつ酸味も個性的だったような記憶がありますが,これもかなり個性的.いずれにせよ,お酒にパンチ力があるので,しっかりした味の料理でないと負けそうです.ちなみに,この日のお肴,サンマの蒲焼はなかなか良い塩梅でした.~後日~おでんと合わせてみました.先日のサンマより優しい味の料理ですが,開栓後数日が過ぎ,お酒の風味も少しまろやかになっており,美味しく頂けました.でも,相性が良いのは脂のあるネタですね...やっぱ.~更に後日~青魚の干物と合わせてみました.右はイワシ,左はサンマ.(ちなみに中央は先日収穫した巨大サツマイモ)コレ,良いデス!何も脂モノばかりじゃなかった.ザ和食って感じ.そういえば,日本酒を飲んでみようと思ったきっかけは青魚...サバの塩焼きに合わせるワインを見つけられなかったからだったなぁと思いだし.(単に知識が足りないだけなのかもしれませんが)原点復帰です.(?)
2013/11/05
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ビールの季節が過ぎ,日本酒の恋しい季節がきました.今回のお酒は,先日の東北旅行で手に入れた岩手県一関市の酒蔵さんのものです.東北復興支援の為に造ったお酒だそうで,銘柄も洒落てます.さて,栓を開けてみると...おぉっ,昔ながらの”日本酒デス!”的な香りが.これはパンチの効いたお味かな?とにかく飲んでみます.1)柔らかい口当たり.ほのかに甘い.2)と思ったら,口の中で辛味と酸味に急変.3)と思ったら,すーっと引いていきました.ほー,香りに反して優しい感じのお酒です.でも,口の中で拡がる味わいはなかなか主張もあって面白い.風味の拡がりから終息が短時間な感じ.室温...恐らく20℃前後だと思いますが...で飲んだ印象です.なんとなく,この室温状態が塩梅よさそうな気がします.いろんな料理に合いそうな感じ.(後日,東北旅行土産に買ってきたキリタンポ鍋との相性バツグンでした!)...ところで,東北旅行でせしめてきた品々は以下の通り.お酒もあと2本,登場しますよー.こうご期待.
2013/10/16
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水郷散策の帰りに立ち寄った酒蔵さんのお酒を飲んでみました.栓を開けると,良い日本酒の香り.優しい感じのお酒かな?飲んでみると,やはりその通り.1)優しい口当たり.すーっと入ってきます.2)口の中では,ほのかな辛味と酸味が優しく拡がり,3)喉の奥にすーっと消えていく.今まで紹介したお酒の中で,最も優しい味わいのような気がします.(過去の記憶が消えてなければ...)今日の煮物には非常に合う!美味しいデス.栃木県大田原市のお酒も非常に優しい味わいでしたが,これは更に優しい感じ.でも辛味酸味が効いているので,少々油を使った料理でも薄味ならば合いそうです.ついつい量を飲んでしまいそうな.気をつけねば.
2013/04/27
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しばらく白ワインを飲んでましたが,日本酒に戻ってきました.今回は京都の方から頂いたお酒です.酒瓶を冷暗所に置いていたので,初日は涼冷え状態です.飲んでみますと...1)柔らかい口当たり.甘味というより旨味な感じ.2)その旨味を感じた瞬間,シュワッと酸味が口の中に広がります.微炭酸かな?3)軽やかな酸味はスーッと消えていき,優しく喉を抜けていきます.今まで飲んだ中で,変わり味が一番早いかなぁ.なかなか潔い(?)味わいです.美味しい.本日の料理,鶏団子鍋ともよい相性でした.<<<翌日>>>タケノコと豚肉の煮物が出てきました.あの酸味はきっとお肉の脂と相性がいいぞ,と連荘で行きます.昨日の開栓後は冷蔵庫保管なので,本日は雪冷え~花冷えです.予想どおぉぉぉぉり.美味い!タケノコと豚肉を食べ終わらないうちに,お酒を一口...豚肉の脂身の甘さとお酒の旨味が調和して,いい味わいを奏でた後にお酒の酸味がそれをスーッと洗っていってくれます.初日との温度差によるお酒の味わい変化はあまり感じられませんでした.鶏肉,豚肉あたりと非常に相性よさそうですね.XXXさん,美味しいお酒,ありがとうございます.
2013/03/30
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先日,知り合いの方からワインセラーを譲り受けました.これを機に,これまでに買っては飲まずにいたワインを家の中のあちらこちらから集めてみると,それなりの本数がある事がわかりました.(汗)という事で,ちょっと日本酒をお休みして,ワインを飲んでます.まず一本目.確か...2010年,スイスに出張した時買ってきたヤツです.ふくよかな味わいでした.鍋の豚肉を食べた後に飲むと,フワ~っとブドウの香りが口の中に広がります.で,二本目.これも一本目と同じスイス出張時に買ったヤツです.スッキリ酸味が効いた味わい.微炭酸です.口当たりが良いのでついつい飲んじゃいます.危険.肉みそでコッテリ感の残る口の中を酸味がスッキリさせてくれます.しばらくワインかな...
2013/03/19
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前回のお酒に引き続き,生もと仕込みのお酒です.なんとなくですが,生もと仕込みは味わい深いような気がします.自分的には食中酒としてイイ感じかと.一口飲んでみて.おぉ,やっぱり味わい深い.前回のお酒同様,甘味,辛味,酸味が微妙な時間差で口の中に広がります.美味しい!じゃ,前のお酒と同じってこと?いやいや,前回のお酒は[女性的な]雰囲気でした.優しい風味というか.今回のは[男性的]です.主張が強い.うーん,でも最近の男女観だと表現の当てはめ方が違う?ともかく...少し濃いめの味付けや,油を使った料理に合いそうなお味でした.今夜のおかずはさんまの干物と青菜の炒め物ですが,なかなかいい塩梅でしたヨ.ごちそうさまでした.
2013/02/05
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先日一緒に飲んだ会社の先輩から教えてもらった酒蔵さんに行ってきました.いろいろ種類があったので,[しっかりした味わいのモノ]をお願いし.いろんな温度で飲めますよ,でも常温がオススメかな.と,酒蔵のご主人.ということで,常温で飲んでみました.1)柔らかい口当たり,ほのかに甘い.2)口の中で辛味と酸味がフワ~っと拡がって...3)すぅーっと喉の奥に消えていきます.おぉー,なんとバランスの取れた.美味いなぁ.優しい味なんですが,その中に主張がある.絶妙という表現がピッタリかも.単品で飲んでも良いし,食中酒としてもカバーできる料理はかなり広そうです.
2013/01/24
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冬休み,実家に帰省してます.焼肉するよ,との前情報によりお酒を仕入れていきました.足利市にあるココファームの赤ワインです.日本産のブドウで作ったワインです.栓を開けてそのまま飲んでみたら,渋い~酸い~.ということで,急きょデキャンタです.ジョボジョボと注いで,ジャバジャバとひたすら攪拌します.渋味酸味が程よく抜けていい感じに.さらに焼肉と合うー.牛肉料理はやっぱワインかなーと思ってしまいました.
2012/12/31
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久々に日本酒ネタです.10月の東北旅行で手に入れた青森のお酒を開けてみました.若干黄色がかった色合い.香りも”ぽんしゅデス!”と言っているよう.なかなかパンチの効いたヤツかも...と予想しつつ飲んでみると.まさにその通り.1)ヌルっと厚めの口当たりと共に口に入るや,2)カラメルっぽい甘みと,独特の酸味が広がり,3)ピリピリ~と爽やかな刺激を残しながら喉の奥に落ちていきます.今日のおかずでは役不足でした...ブリの照り焼きは,なんとか食らいついていく感(?)があったのですが微妙に負けてます.サトイモの煮物は完敗.以前に飲んだ,武勇というお酒に近い感じかなぁ.牛肉食いたい.か,もしくは少しヌル燗にしてみるか?~2012/12/03追記~ヌル燗,試してみました.40度近くまで温めたので,ヌル燗じゃないかも.温めた事による変化点としては,1)変わらず2)甘みと酸味の拡がり方が柔らかくなった感じ,でも風味が少ない訳じゃない3)変わらずてな具合で.今日のおかず,鳥の照り焼きは,まあまあ先日のブリ照り焼きに近いモノだったんですが,お酒に押されながらもなんとかバランスしてたかな.でもやっぱり牛肉とか,そもそも食材側に味主張の強いモノを持ってきた方がよさそう.そういう料理が出てきたらまた報告したいと思います.
2012/11/30
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ここのところ,夜は随分と冷えますね.暑いとグビグビ飲めるビールに手が出るのですが,寒くなってくると日本酒が飲みたくなります.という事で,久しぶりに日本酒ネタを.先日出張の帰りに,上野駅で秋田県産品の即売会をやっておりました.いくつか酒造所さんが日本酒を出されていたので,その一本を購入.山廃ってところに魅力を感じてこれにしました.うんちく,語りましょうか?以前,[生もと仕込み]について酒屋さんに教えてもらいました.その時,[山廃]についても授業を受けてました.生もとは麹,蒸した酒米,仕込み水を混ぜた[もと]をすり潰すことで,酵母の生育を促進させるのですが,あえてすり潰さずに時間をかけるというやり方もあるとの事.これが[山廃仕込み]なんですが,何故[山廃]なのか?酒米すり潰し工程は,杜氏さん達が桶に山積みされた[もと]をすり潰していく様から[山おろし]と言います.この山おろし工程を廃止しているので,[山廃].なるほどー.で,飲んでみた感想です.1)口当たり,滑らかにほんのり甘い感じです.2)それが口の中で広がりつつ,やさしく辛味酸味に変化していくような...3)喉越しは,すーっと消えていくような感じ.すごく優しい感じのお酒です.写真,赤みがかった魚の切り身はサバのみりん干しなんですが,味がしっかりしすぎててお酒が負けてるようでした.肉じゃがとは良い感じだったかな.初日は室温保存状態で飲んだのですが,後日冷蔵庫から取り出して飲んでみると...優しい感じが消えて,ピリピリと辛口風味になっちゃってマス.しばらく室温になじませると,初日の風味に戻りました.私の舌には,常温での飲み口があっているように思いました.
2012/10/17
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GWの益子祭で購入した三重県四日市の萬古焼ビール用タンブラー.(ビール用かどうかは当方の勝手な解釈ですが)そもそもは萬古焼のお茶に対する効能(?)の説明を聞いて急須を買ったんですが.ビールも美味しくなるとの話もあり,まあものは試しレベルでの購入でした.折角買ったので,ひとつ実験です.缶ビールを,萬古焼タンブラーとグラスタンブラーに注ぎ.ヨメさんとそれぞれを飲んでみました.結果,なんと2人の意見は見事に一致!明らかに風味が違う.具体的には,後味が違うんです.ビールを口に入れ,舌の上に置いた時の苦みというかビール風味は変わりません.ゴクンと飲んだ後に,舌の奥,両サイドに感じる苦みというか渋みの余韻が違うんです.グラスはこの余韻が明らかにアリ,萬古焼はナイ.うちは夫婦共々萬古焼に軍配でした.面白い発見でした.でも,萬古焼だから?それとも素焼きの陶器だから?いや,陶器だったら何でも?うーん,今度は陶器同士で実験か?(そんなに持ってない)
2012/05/14
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前回,前々回と県外のお酒でした.今回,地元栃木に戻ります.前回の花陽浴がなかなか印象的だった,という話を酒屋さんとしていた所,[生もと仕込み]つながりで,今回のお酒を紹介してもらいました.[造り方が同じというだけで,使う米,麹,酒蔵が違うので風味は全く別物だけどね],との説明付きで.あと,[ひやおろし]です.今の時期に?昨年秋に出荷されたものを,ここまで寝かせてあったそうです.酒屋のご主人曰く,[このお酒は寝かせても大丈夫だから,というか寝かせるとまた良い感じの風味になるですよ]と....ほぉ.早速飲んでみました.あー,確かに,随分違います.1)口当たり,ほんのり甘く柔らかな感じ.2)直後,酸味と甘みが複雑に絡みながら口の中に広がります.3)カラメルのような甘みを残しながらスーっと喉の奥に消えていきます.すごく優しい感じの味わいです.ひやおろし+更に約半年寝かせたから?あまり濃い味付けの料理には向かないかな.と書きつつ,写真の通りこの日のメインはハンバーグ.試してみましたが,予想通りでした.付け合わせ,チンゲンサイの梅オカカあえとはなかなか良い感じ.さて[生もと仕込み],良く分からなかったので酒屋さんに概略教えてもらいました.日本酒は麹によるデンプン>糖分変化と,酵母による糖分>アルコール変化の二段発酵.後者の酵母が良く働けるよう培養されたネタ(酒母)の一つが[生もと].酵母はその酒蔵に生きている(浮遊している)菌が元ネタとなるそうです.生もとに対して,化学的に管理培養された酵母を使用するのが[速醸]だそうです.その違いはもっと深い話があるようでしたが,この辺で私の頭から湯気が出ていた事にお店の主人も気付き,本日の授業(?)はここまでとなりました.ま,能書きはともかく,今回もなかなか個性あるお酒で,いろんな料理との相性を見るのが楽しみです....つーか,相馬のお猪口はどうしたんだ...
2012/05/12
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昨日の今日で,もう続編です.酸味が特徴的なお酒,どこか辛口の白ワインにも似た風味でもあり.今日の夕食はラザニアだったんですが,実験的に飲んでみました.トマトベースのミートソース,牛乳ベースのホワイトソース,チーズトッピング,と濃厚な味付けの料理.まず,ラザニアを食べて,お酒をチョット含んでみると...おー,負けてないよ.というか,結構合うです.お互いの味を上手く引き立て合ってる感じ....なんですが,もし,例えば甲州の辛口白があったらそっち飲むなぁ.ワインを超越した驚き,とまでは行きませんでした.でも昨日の鶏ささみのシソチーズ巻きフライだったら,ワインとお酒いい勝負かな.(フライにあわせるソースで決まりそう)なかなか面白い夕食でした.食中酒はこういう楽しさがありますねー.
2012/04/08
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久々の日本酒記事です.会社の同僚と家で飲む機会があり,以前ブログで紹介したお酒を振舞ったのですが,飲みきれず.先日空になったので,地元の酒屋さんに足を運んでみました.いつものごとく,純米で食中酒としてのオススメを聞いてみると,先日入荷したばかりというお酒を紹介してくれました.花陽浴と書いて,[はなあび]と読みます.(ラベルに書いてありますな)以前飲んだ[武勇]のような黄色ではありませんが,ろ過工程をあえて荒くする事でお酒本来の味を残すよう作られているとの事.写真ではわかりにくいかもしれませんが,やや不透明感があります.アルコール濃度調整,火入れをしていない,生原酒です.味わいの方は,お店の人曰く[結構酸味がありますよ]と.早速飲んでみました.1)口当たり,ほんのり甘い柔らかな感じ.2)と思いきや,いきなり酸味がグワッと口の中で拡がります.独特~.3)しかし喉越しはそんなにピリピリしません.確かに酸味が特徴的っす.以前飲んだ[澤姫]の純米吟醸に似た感じですねー.でも酸味はこっちの方が一段強いかな?同時に飲み比べしないとなんとも言えませんが.たまたま今日のおかずは揚げ物だったんですが,酸味が強い故に油ものとの相性は非常に良かったデス.ソースがテーブルに出てたのですが,日本酒だしなぁ,と塩で食べてみました....美味かった~.
2012/04/07
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前回紹介のお酒を飲みきりました.という事で,新たなお酒の購入です.地元の酒蔵さんではなく,酒屋さんに行ってきました.[食中酒][純米][しっかりした味わい]をキーワードに選んでもらったオススメ品がコレです.このお酒,淡い山吹色です....というか酒屋さん曰く,日本酒とは本来このような色なんですよ,と.生産工程中の活性炭ろ過により,日本酒が無色に近い状態になるとの事.が,この活性炭ろ過,どれだけかの風味も濾しとってしまうそうです.このお酒はそのろ過工程が無い為,このような色合いのままなんですね.(酒蔵さんのHPにも説明書きを見つけました)一般に[日本酒はそもそも山吹色]という概念があまり浸透していないようで.故にそのようなお酒を消費者さんに買って頂くにはいろいろご苦労があるそうです.(確かに知りませんでした...反省)蕎麦に[更科]とか[挽きぐるみ]とかあるように,お酒もろ過アリナシ双方共存できそうな気がします.とにかく,選択肢が多い方が楽しいですよね~.で,早速飲んでみました.1)なかなか濃厚な口当たりです.2)速攻で[カラメル]のような甘く風味豊かな香りが口いっぱいに広がります.と思いきや今度はピリピリッと辛口に変身.3)しかし喉に至る頃にはスーッと優しく流れていきます.2番の[カラメル]的風味が非常に特徴的です.活性炭ろ過しない事が影響している?そのおかげか,パンチの利いた味わいです.酒屋さん,当方のリクエスト通りの選定ありがとうございます.美味いっす.結構濃い味付けの料理に合いそうです.
2012/01/23
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年末に飲んだ吟醸酒が印象深かったので,再び同じ酒蔵さんでお酒を買ってきました.今回は,この冬にできた新酒(純米酒)です.写真撮る前に,ホッケに手をつけてしまいました...さて飲んでみると,1)口当たりは滑らかな感じ.シャープすぎず,厚すぎず.2)フワッと甘味を感じた直後ピリピリッと辛味~酸味がやってくる感じ.3)すすーっと喉越し爽やかに消えていきそうかと思いきや,後からカッカと熱いモノが.(2番のような)新酒独特の各風味の主張とともにこれまでに感じた事のない喉越しが印象的でした.生酒だから?それともこのお酒の持ち味?後日再び飲んでみると,2番の風味がなんとなくそれぞれ調和した感じになっていました.なじんだと言いいますか,しかし後からやってくる酸味が一番強く残っているかな.少し濃い味付けの料理にも合いそうです.
2012/01/05
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[大那]がなくなったので次のお酒を買ってきました.再び栃木のお酒です.ひとごこちという酒米で造られた純米吟醸酒.ひとごこちは美山錦という酒米の改良品種とか.美山錦は[すっきり系]なお酒になるそうなので(ネット情報の受け売り),大那に続き今回も淡麗かな?酒造所での買い物だったので,原酒の生酒を選びました.いくつか種類がありましたが,これが基本形(?)との事でした.さて飲んでみますと.1.スルッ?ヌルッ?の中間かな.柔らかい口当たりです.2.すかさずさわやかな酸味が口の中に広がります.3.喉越しはスーッと優しく通り過ぎていきます.確かにすっきり系です.が,風味が良くって非常に美味い!主観ですが,後輩にもらった広島のお酒に似た感じかなぁ.あれ?しかしあの酒米は山田錦だったなぁ.必ずしも酒米だけで決まるわけではないのか...いや,自分の舌がトンチンカン?ま,ともかく吟醸酒独特のフルーティな香りも良い感じ.(- -;)という事で久々に飲み過ぎました.若干頭痛が...
2011/12/05
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先日開栓した広島の純米吟醸を飲みきってしまいました.秋と言えば,2年前の会津旅行で出合った[ひやおろし]の時期です.ひやおろし:通常お酒は冬に仕込んで春先に新酒として登場しますが,その出来上がった新酒を一夏寝かせて秋に出てくるお酒です.(ワタクシは2年前の会津熱塩温泉旅行で偶然このお酒と出合い,そのまろやかさにすっかりファンになってしまったのでした)町内の酒屋さんに出向き,ひやおろしを物色したのですが残念ながらありませんでした.ないモノは仕方ないので,お店の人に[食中酒としての純米酒,オススメあります?]と聞いてみた所,出してもらったのがコレです.実は今回のお酒,これまでのモノと方向性が異なります.今まではどちらかと言うと[しっかりした味わい]のお酒を飲んできましたが,このお酒は[すっきりとした味わい]との事.超辛口とラベルに書いてあるし,所謂[淡麗辛口]ってヤツなのかな?早速開けてみました.んんっ!?淡麗辛口?いやいや,淡麗かつ風味豊かな...?いつもの評価方法で書くと,1.口当たりはなんともニュートラルな感じ.スーッとヌルッの中間のような.2.その後急激に柔らかい香り/味わいが口の中にフワフワっと拡がります.3.喉越しはスルスルーと消えていく感じ.これまでのお酒にあったピリピリとかヒリヒリ感がありません.これはこれで美味い!淡麗って他の言葉でどういう表現できるかよくわかりませんが,決して[薄い]訳じゃない.でも確かに今まで飲んできたお酒と比べると[淡麗]という表現が当てはまる感じです.キュウリの酢の物とよく合いましたが,本日はもう一品登場して頂きましょう.ブリの照り焼きです.こやつとも良く合いましたー.上の評価,常温(多分15-20℃くらい)状態でした.一晩冷蔵庫で冷やして翌日飲んでみると[辛口ーっ]になってました.冷やした方が辛口感が強まるのかな?このお酒,個人的には常温の方が好きですねー.ちなみにこのお酒,ひとごこちを麹米に,五百万石を掛米に使用しているとの事.ん?初めて見る説明です.麹米はなんとなくわかりますが,掛米???ネットで調べてみると,日本酒独特の製法が関係してました.お酒に含まれるアルコールは酵母による糖分分解で造られます.が,そもそも米の成分は糖分でなくデンプンです.よって日本酒はデンプンを糖分に変え,糖分をアルコールに変えるという2種類の発酵で造られます.デンプンを糖分に変える為の麹を作る為の米が麹米.麹米と酵母によって,デンプン-糖分-アルコールと分解されていく米が掛米....だそうです.(超概略)知らんかった.以前訪れた酒蔵さんで,[五百万石はすっきりとした味わいのお酒になりやすい]と聞きましたが,今回のお酒はまさにそんな感じでした.
2011/10/21
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台風が通り過ぎた後,秋の気配が漂ってきました.庭を訪れるお客さん達の顔ぶれも変わってきました.秋の代表格でしょうか.アキアカネです.庭木のウメモドキも実が赤く色づき始めました.朝晩の気温も下がり,もはやビールでは少々お寒い感じですので.晩酌を日本酒に切り替えです.昨年,海外駐在に赴任する後輩の送別会を開いた時に頂いたお酒です.広島の酒造所さん作です.山田錦を使ったお酒という事で,吟醸酒ながらパンチの効いた風味を期待しつついつもの評価をば.生酒とラベルがあったので,冷蔵庫で冷やし,グラスも冷やしてから飲んでみました.1.口当たり:滑らかな感じです.と言ってもスーっと入ってくるのではなくもう少しふくよかな感じ.2.その後の風味の広がりも柔らかな感じ.味が薄い訳じゃないんですが優しいというか.3.喉越し:これもヒリヒリ~と優しく喉を撫でていくような.うーん,これまでにない感覚です.美味い!よく冷やして飲んでいる事も関係あるのかな.全体的に優しい感じなので,あまり濃い味付けの料理とは合わないかも.写真のメニューだといい塩梅でした.
2011/09/23
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8月末~9月初めにかけてベルギーのブリュッセルに出張しました.金曜日仕事終わりで土曜日朝のフライトで帰国だったのですが,丁度その金曜日からビール祭が開かれるという事で,現地のスタッフに案内してもらいました.会場はブリュッセルの中央広場なのですが,その入り口にノボリ(?)がたってます...違うな,垂れ幕がかかってます,か.広場に入ると醸造元のブースが立ち並ぶ区画に人があふれかえってました.柵の内側に入るには,チケットを購入せねばなりません.これがチケットシステムの説明図なんですが...絵を見てもよくわかりません.現地スタッフに[俺の分もよろしく]で対応してもらいました.(泣)で,入場ゲートに行くと...なんと招待者のみの入場時間帯という事で,一般の人はあと30分程してから入場可ですと.仕方ないので,ビール祭会場の脇にあるバーで別料金のビールを飲んで待つ事に.グリムベルゲン?という修道院で造られるビールだそうです.淡い黄色から濃い茶色まで何種類かのビールがありましたが,日本人らしく真ん中辺りのヤツを頼みました.やさしい口当たりで美味しかったです.ビール1杯で30分引っ張れず,祭会場の周囲を歩いてると,提供されているビールリストが.一枚の写真に収めたら,字がごま粒のようになって全く読めません...すごい数です.この後別の現地スタッフも合流して祭会場=柵の中に入ったのですが.ひたすら飲む,喋る,飲む,喋る,でどんどん出来上がっていきました.もはや写真撮る事も忘れ.で,食前酒にしては多すぎるビールを堪能した後,食事に行きました.イタ飯屋さんです.この前菜を食べている時はまだ記憶があったのですが,そのあとはイマイチ...その後一応ホテルには無事到着しまして,そのままベッドにバタンキュー(死語)....だったのですが,深夜あまりの気持ち悪さに目覚め,そこからが大変でした.まさか海外に来てまで○○を抱えるハメになるとは.翌日も胃がムカムカしつつのフライトとなり,帰国後も1週間程は全くお酒を飲む気分になれないのでした.オシマイ.
2011/09/02
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会社の夏休みまであと1週間となりました.我が家では毎年恒例なのですが,ヨメさんと子供たちは1週間早く実家に帰省します.で,今回はそのための移動に家族旅行をくっつけてみました.途中まで家族で旅行し,ヨメさんと子供は電車で帰省,ワタクシは車で栃木戻り.ヨメさんの実家は静岡県にあります.栃木から静岡方面への移動を考慮しつつ地図を眺めていて,ふと目に留まりました.勝沼そういえば国産ワインの聖地じゃなかったっけ?一度行ってみるべきだなぁ,と.(冒頭で家族旅行って書いてますね,ワタクシ.主旨が既にズレ始めているような...)とにかく勝沼に行く事の家族了解を取り付け出発.往路は秩父の山間部を抜けていくことにしました.長瀞に立ち寄り.しばし岩場を散策です.山間部だし,川べりだし,涼しいかなと思いきや激しく蒸し暑い!景色は良かったのですが,この空気に耐えられず,少しの散策で早々に退散する事に.秩父の街中の渋滞を抜けて滝沢ダムへ.ダム手前のループ橋は壮観でした.この写真はループ橋から撮影しているのですが,欄干越しに下を覗くとチョット膝の辺りがムズムズと...(実は高所恐怖症)そそくさと退散し,勝沼へ.お昼ごはんはうどんです.ほうとうが有名ですが,夏なのでチョット熱いのはゴカンベン.ほうとうが美味いならうどんも美味かろう,という適当な考えでうどん屋さんへ.しっかり手打ちされた麺だったのか,非常に歯ごたえ,噛みごたえのある一品でした.(少々アゴが疲れましたが)予想通り美味しかったー.午後はアイスやケーキといったデザートで有名なシャトレーゼのワイナリーを見学しました.(写真ありませんです...)で,勝沼地区に戻りお宿にチェックイン.お楽しみの夕食+ワインです.コース料理として出して頂きました.写真は最初に並べられていた料理のみです.ワインはお任せで選んで頂きました.シャトージュンさんの甲州(白)です.一口飲んで,某○○しんぼのと○い係長状態でした.いや,こりゃ美味い,美味いですなぁ.料理も一品一品が美味しく,更に出来立てを出して頂いて家族皆大満足でした.デザートは名物&旬のブドウとモモ.おなかいっぱいデス.そうこうしているうちに日はどっぷりと暮れ,眼下には素晴らしい夜景が.家族みんなでしばし夜景を眺めていました.翌朝,早くに目が覚めたのでお宿周辺を散歩してみました.勝沼,こんな所がオシャレです.こんな方とも出会いました.ミヤマクワガタは,ワタクシが子供の頃から人気がありましたねぇ.ブドウ畑の丘を登っていくとこんな感じの景色が.この景色を眺めていてふとスイスのジュネーブに出張した時の事を思い出しました.ジュネーブ郊外の街に出かけた際の景色とダブったのでした.その写真がこれ.丘一面がブドウ畑って言うだけジャン,というツッコミ食らいそうですが.まあとにかく景色がダブったと.お宿に戻り,朝食を頂きチェックアウト.昨夜の夕食で頂いたシャトージュンさんへ向かいます.が,本日の開店は午後からです,と.残念.しかし諦める必要なく.ブドウの丘という,この地区のワイナリーのワインを取りそろえたお店が近くにあります.ここでお目当てのワインをゲット.ブドウの丘というだけあってここからの眺めも綺麗です.勝沼の隣町,塩山地区を望みます.この後一旦勝沼を離れ,富士山観光にでかけたのですがあいにく富士山は雲の中.(よって写真もなし)近くのJR駅で家族を見送り,ワタクシは再び栃木へと移動開始.途中,勝沼地区を一望できる場所を通ったので写真に収めました.以上で今回の旅行記は終わりなんですが,最後にウンチクを少々.(といっても宿の女将さん受け売りです)この勝沼地区,人口約1万人程度なんですが,ワイナリーは30件以上だとか.以前新潟旅行した際,新潟県全体で日本酒の酒造所が90件台と聞きました.それから考えると,すごいワイナリー密度です.ところが,ブドウ栽培となるとほとんどの農家の方々がワイン用ではなく生食用のブドウを手掛けているとの事.ワイン用だけでは商業ベースに乗せられないそうです.ムー...これからは日本酒だけでなく,勝沼ワインも飲むようにしますね.
2011/08/04
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梅酒に切り替えです.栃木県小山市にある小林酒造さんが造ってます.3年前だったか,偶然飲んでファンになりました.お酒な感覚ではなく,ほとんど梅ジュースな感じです.酒造所さん作という事で,日本酒ベースです.夏はこれを炭酸水で割って飲むのが楽しみで.(実はロックがめちゃウマなんですが,すぐなくなっちゃうので...)
2011/07/02
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GWキャンプで長野を訪れた際に購入したお酒です.実はかなり前に開栓してたのですが,報告書作成が遅くなりました.(仕事と同じ?)長野県で産まれた[ひとごこち]という酒米で造られてます.酒米で有名な山田錦に次いで,心白(米の中央にある白色不透明部分)が大きいそうです.隙間があるから白く見えるのですが,この隙間が麹の生育をよくするとの事で,良いお酒造りにつながるそうです.一応ウンチクを述べた上で,飲んだ印象です.1.口当たり:滑らかな感じ.2.香り,味:ほんのり甘く感じた後,ヒリヒリ~と酸味が広がります.3.喉越し:程良いヒリヒリ感を伴いつつ,喉を抜けていきます.前回飲んだ,酒米[亀の尾]を使った栃木のお酒を少し柔らかく(?)やさしく(?)したように感じました.その分,食中酒としては薄い味付けのものと相性がよさそうです.個人的には食前酒として,単品で味わうもヨシかなぁ,と思いました.
2011/06/14
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遅ればせながらの日本酒レポートです.今回は酒造所ではなく,地元の酒屋さんで購入しました.その酒屋さんが,地元栃木で酒米を仕入れ,茨城の酒造所さんに造ってもらった,所謂自社ブランドのお酒です.亀の尾という酒米を使ったお酒との事.開栓初日は風味に結構な主張があったものの,その後はこなれた,しかし特徴のある味わいになりました.前回同様の所感で書くと,1.スルッというかヌルッというか柔らかい感じの口当たりで,2.やさしく香りが広がり,3.ピリピリッと辛口な喉越し.という感じです.[辛口]という印象が強かったです.風味自体は,前回/前々回飲んでいた山田錦よりも控えめに感じました.よって,あっさりした味付けの料理と合うように思いました.
2011/05/09
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2週間ほど海外出張しました.カナダのエリー湖畔に点在するワイナリーでアイスワインを買ってきました.すごく甘いデザートワインです.以前,この存在を知ってすっかりファンになりました.この地方,冬は氷点下10℃以下にもなる地域ですが,秋に熟したブドウをそのままにしておき,実が凍るほどの寒さの時に収穫して造るワインです.水分が凍った分は絞る前に取り除かれますから,相対的に糖度が上がります.今回は珍しく赤のアイスワインも手に入りました.お店の人に聞いたら,その地域ではザックリ白90%,赤10%位の比率だと言ってました.試飲もさせてもらいましたが,渋みとか全然なく美味しかったです.昔買ったアイスワインも残り1本となり.2002年製なので,いい加減開けたほうがいいかも.前回は,2009年頃に開けた記憶があります.購入当時より,更にまろやかな甘さになっていたような気がしました.あれから更に2年たってるから...酸っぱくなっていない事を祈りつつ,そのうち開けようと思います.
2011/04/16
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前回のお酒で,[山田錦はしっかりした味になる]との知識を得ましたので.今回も山田錦を使ったお酒にしました.吟醸酒ではなく純米酒です.地元の酒屋さんで購入してきたのですが,その時の会話で...酒屋:吟醸酒の香りがあまり好きでないなら,純米酒を勧めますが...私:吟醸酒の香りってそもそも...知らないんです.酒屋:何と言いますかフルーツのような香りが,吟醸酒の特徴ですね.あー,そういえば.前回購入の大吟醸,栓を開けてから数日後,随分フルーティな香りを漂わせてたです.あれですな.嫌いではないですが...まあ今回は純米酒を試すことに.初日の感想です.1.口当たりからいきなり独特の主張をもった香りが広がり,2.口の中でその香りが維持されつつ,3.心地よい喉越しで胃の中に流れていく.前回とは展開が全く違いました.風味は独特の主張があります.今月製造のお酒なので.若い味ってやつなのかな?後日の風味変化が楽しみです.
2011/03/29
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先日栓を開けた純米大吟醸,毎日の夕食のお伴として楽しいでいますが.今日,徳利に移そうと栓を開けたら,あれ?なんか香りが変わってる.うーん,なんというかフルーティな感じに.隣で調理していたヨメさんも,あれ?なんか良い香りが...と.開栓後に日本酒の香りが変わっていくのは経験してました.が,なんといいますがその変わり方が劇的な感じで.新酒だったからなのかな?(2011年2月品でした)で,飲んで二度ビックリです.先日初めて飲んだ時は,1.中庸な滑らかさを伴い,2.これが私の味デス!という結構な主張をし,3.ピリピリッという余韻を残して,胃に入る感じだったんですが,2.私も少し丸くなったでしょ~に変わってました.しかも,1.から2.への移ろいが,先日はかなり明確だったのに,今日は滑らか~にフェードアウトフェードイン(ライディーンみたいですな)に変わってます.面白い!今日の晩酌です.特に意味はありません.
2011/03/08
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先日購入した純米大吟醸,富美川を飲んでみました.おー,しっかりした風味です.(主観ですが)個人的感覚なのですが,日本酒の印象って3段階表記なのかなと.1.口に入ってくる時の感覚 ~口当たりってヤツ?2.口の中で拡がってくる風味3.喉を通って行く時の感覚 ~喉越しってヤツ?今回のお酒は,1.中庸な滑らかさを伴い,2.これが私の味デス!という結構な主張をし,3.ピリピリッという余韻を残して,胃の中におさまる,との印象.(他人に伝える方法として適切なのか甚だ疑問ですが)これまでの大吟醸酒感覚ですと,1.スーッとシャープな感じで口に入り,2.淡ーい香りを膨らませつつ,3.ヒリヒリ~という余韻を残して,胃の中に収まる感じだったんですが.今回は随分違いました.むー,奥が深い.(?)ともかく食事に負けず美味しく頂きました.
2011/03/04
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これまで純米酒ばかり飲んできたのですが.(といっても10~15種類くらいなんですけど)今回は純米大吟醸を試してみる事にしました.造り酒屋さんのお話を聞きまして.私は食中酒として飲むのですが.といっても0.5合位しか飲めないんですけど.それはともかく,以前訪れた造り酒屋さんでは,- 製造側の思いとしては,吟醸酒は単品で風味を楽しんで頂き,- 純米酒は食事と合わせて頂ければと思います.- とはいえ最終的にはお客様一人一人の好みですが.との話を聞きまして.以来,なんとなく純米酒ばかり飲んでました.今回訪れた酒屋さんで,- 食中酒として飲みたい.- 食べ物の味に負けないしっかりした風味のお酒が欲しい.とリクエストしたところ.山田錦というお米で造った純米吟醸酒をすすめて頂きました.なんでも,山田錦というお米で造ったお酒は一般的にしっかりした風味になるそうで....という経緯で以下お酒の購入となった訳です.開けるのが楽しみです.
2011/02/28
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