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2010.03.25
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カテゴリ: 生命科学

学問のヒエラルキー


その先輩から「学問のヒエラルキー」という話を伺った。といっても、それ自体はその先輩が、別の方から聞いた話だということなので、ここに書くのは又聞きの又聞きである。だが、内容はPiyotaが以前に書いた、 理学部生物系大学院生の憂鬱(1)~(3) の内容と、まさに一緒のことだったので、大いに同意し、大いに溜飲を下げたのであった。

では学問のヒエラルキーとは何か、というと、高校の4大履修科目(ないし大学における4大理学分野)において、明らかにヒエラルキーがあって、それは身分制度というか序列のようなもので、

1.数学
2.物理学
3.化学
4.生物学

の順である、というものなのである。ここでいうヒエラルキーというのは、序列が上だから偉いとかそういう意味ではないが、このうちのどれかを専攻したとして、将来他の分野に転換できるか、ツブしが効くか、と言った場合に、一方通行なことが多いということなのである。あるいは、ある学問が別の学問を基礎としてなりたっているときに、それを専修することの奥深さを意味しているかを意味しているかもしれない。

具体的には、例えば、数学は物理にも化学にも生物にも応用がきくが、逆は滅多にない。物理の知識は化学や生物の基礎となるが、逆はない。化学の知識や考え方は生物学に役立つが、逆はない。まあ、その程度の意味である。

あるいは、学問として下にいくほど応用の度合と各論の度合が増していくからこそ、学ぶときには、この順で学ぶべきである、というほどの意味である。その意味で、高校教育で数学や物理の内容を減らしたり、大学の共通基礎科目における数学や物理学の単位数を減らす昨今の動きは、ちょっといかんだろう、ということを、二人で話ながら、飲んだのであった。

スペイン料理
ミント神戸 8Fのスペイン料理店 La Cazuela

タパスの9種盛などをつまみながら、ワインがのめるご機嫌なお店であった。

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最終更新日  2010.03.27 08:39:46 コメントを書く


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