Fantastico!

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2008.11.24
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カテゴリ: 子供の病気
私じゃなくて、ぴよ子です

ちょうど一週間前の月曜日、幼稚園から帰って来てそのまま公園で遊んで17時に帰宅。

すぐにお風呂に入って私が夕飯の支度をしているうちにぴよ子は寝てしまいました。

こういう事はたまにあります。

翌日の火曜日、朝の4時半くらいにトイレに起きたぴよ子はトイレの後に枕元のお茶を飲み干してまた寝ました。

7時半に目を開けたので朝食は何がいいか聞くとシリアルが食べたいと言うので用意して食卓に座らせました。

一口も食べずに食卓で寝てしまったのでまた布団に寝かせました。

こういう事も今までに2回ほどありました。

前の2回は少しは飲んだり食べたりした後にすぐに吐いてしまって、昼頃まで寝続けて昼に起きて昼食を普通に食べて何事もなかったように元気になっていました。



もともとよく寝る子なのであまり気にしていませんでした。

昼頃に目を開けたので声をかけたのですが、目の焦点が合わずにぐったりしています。

この時に初めて「おかしい」と思いました。

どうしたらいいのかわからずに旦那に電話をかけてぴよ子の様子を説明しました。

旦那は出張中でしたが、すぐに戻るので救急車を呼ぶようにと言われ、119番をしました。

救急車が着いて救急隊員が6人家に来てぴよ子に呼びかけましたが反応がないのですぐに救急病院に運ばれました。

病院に着く途中に痙攣が始まり、ぴよ子はたまに苦しそうな声を出していました。

まる子も一緒に救急車に乗ったのですが、状況を察してかおとなしくしていました。

私は血の気が引いてしまって救急車の中で何度か吐きそうになりましたが、なんとかこらえていました。

病院に着き、事務手続きや状況説明をしてしばらくすると旦那が到着しました。

実は、その前の週の木曜日に幼稚園の滑り台から落ちて顔の左半分が擦り傷と痣だらけになっていて、その日は整形外科でレントゲンを撮って異常はないと言われていたのですが、それが原因かと思いました。



月曜日に夕飯を食べずに寝てしまい、朝食も昼食も食べれなかったから糖が足りなくなってしまったようです。

それに、ぴよ子はあまり動かない子なのですが、幼稚園に行くようになって今まで以上に運動するようになったのもあるみたいです。

それでも、今回のように救急車で運ばれるまでになったということは、低血糖になりやすいタイプということのようです。

3食きっちり食べさせるのが一番の予防策ですが、夕飯を食べずに寝てしまった時は途中で起こして食べさせるか、起こして食べなければ牛乳やジュースなどを飲ませるようにするといいそうです。

救急病院に運ばれた日は、結局一度もはっきりと目を覚ます事はなく、集中治療室に泊まる事になりました。



家族の付き添いは出来なくて、面会は20時までということなのでこの日は帰る事になりました。

次の日の水曜日、10時くらいに病院から電話があってぴよ子の意識がはっきりしたので小児病棟に移りましたと言われました。

すぐに病院に向かうと、病室にぴよ子はいませんでした。

看護婦さんに聞くとプレイルームで昼食を食べているところだと言われて、プレイルームに行きました。

小児病棟には食事をしたり、ビデオを見たりおもちゃや絵本がたくさんあるプレイルームがあります。

見ると、保育士さんに食べさせてもらっているぴよ子の後ろ姿がありました。

ものすごく小さく見えました。

声をかけると、私を見たとたんに泣き出して、抱っこするとそのまま寝てしまいました。

15時におやつが出るのですが、そのくらいに起きたので食べさせようとしたのですがあまり食べませんでした。

3食とおやつの前に血糖を計るのですが、毎回指先に針をさして血を出すのがかわいそうでした。

この日は夕飯もあまり食べなくて、「食べないと帰れないんだよ」と言っても食べませんでした。

担当の先生がビスケットを買って来てくれて、それは3枚食べましたが結局夕飯は食べませんでした。

ものすごくおしゃべりなぴよ子なのですが、ほとんどしゃべらなくて、それも心配だということでナースステーションに近い病室に移されていました。

20時に面会時間が終わって帰る時も何も言わずに見つめてくるだけでした。

木曜日、10時に病院から電話があって、やはりビスケットだけだとまた朝方低血糖になってしまったということでした。

でも普通に目覚めて朝食も少しは食べれたという話でした。

12時に面会に行くと、プレイルームで5歳の女の子と遊んでいました。

昼食も昨日よりは食べて、少しは元気になってきたようです。

低血糖の原因はたくさんあるらしく、検査で一つずつ消去法のように原因を探して行かないといけないそうです。

この日は、血液検査で先生が気になる数値があるというので腹部エコーをしました。

特に問題はなかったようで安心しました。


病院にもだいぶ慣れて来たようで、その後もプレイルームで遊び、夕飯も2/3くらい食べれました。

でも、今日は面会時間の終わりに「ここにいて」と泣かれてしまいました。

金曜日、11時に病院から電話があり、昨日は夕飯も食べれたようなので朝は血糖が正常だったので退院できます、と言われました。

週末も預かるかも、とか家でも血糖を計ってもらうことになるかもと言われていたので突然の退院に少し驚きましたがすぐに旦那とまる子と三人で迎えに行きました。

病院に着くと、プレイルームで昼食を食べていました。

この日の昼食は完食で、おしゃべりも増えてすっかり元気になっていました

次の木曜日にはまた血液検査と脳波の検査をしに行かないといけないようですが、とりあえずはちゃんと食べる、というのを気をつけていれば大丈夫そうです。

一応、幼稚園の先生とは相談して、ぴよ子にジュースを持たせる事にしました。

幼稚園で様子がおかしければ先生に飲ませてもらい、飲まないで帰って来た日は園バスを降りたときにすぐに飲ませることにしました。

症状には現れなくても低血糖になっていることがあるらしく、低血糖状態が続くと脳にも影響があるそうなのでとても怖いです。

でも、今までは疲れていのかと思っていた時ももしかしたら低血糖なのかもしれなくて、これからはそういう目で見られるので対処も出来るし、ぴよ子の体質が早い段階でわかってよかったのかもしれません。

あまり動かないのにすごくよく食べる子で、それはぴよ子が自分で体を守っていたのかもしれません。

まだ検査は残っているし、原因がはっきりしたわけではないので安心できないけど、今は家に戻って来てくれたことが嬉しいです。


長くてとりとめのない日記になりました。

読んでくれた方ありがとうございます。






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Last updated  2008.11.24 22:52:24 コメント(8) | コメントを書く


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