2003 ＴＤＬ
行程表とかかった費用 ←ツアー代を除く。
２００３年７月初旬
勢いで、家族を連れてＴＤＬに行ってきました。
４歳の息子はミッキーが目当てだったので、今回Ｓｅａはパス。
週末しかも七夕とあって、すごい混雑。
東京は初めてだった夫と息子は、人の多さに言葉を失う。。。
今回大枚をはたいた割には悔いの残る旅となったので、
次回の為に、ここに記録を残したいと思います。
・１日目
・２日目
・３日目
１日目
朝 6:00 起床。
朝食はkiriのチーズディップ・クラッカー
6:45 自宅を出発
7:10 ホーバークラフトに乗船
思ったより揺れが有り、息子の酔いを心配。
エチケット袋を握り締め待機。２５分後無事到着
7:40 空港着。久々の飛行機にチェックインの方法を忘れる
途中トイレ等利用しつつ、あっと言う間に搭乗時刻
8:10 離陸。中央座席であった為、息子は空を飛んでいるという自覚無し
美人で親切なスッチーにメロメロ。
レゴ社製のミニ飛行機とオレンジジュースでご機嫌♪
私は３万フィートを過ぎ一瞬爆睡。飛行機恐怖症なのに。
9:45 無事着陸。神様ありがとう。
・・・ここからが長い
10:00 ＪＡＳのグッズ受取りに手間取る。予習不足（迷子）。
**********************************************************
モノレール・山手線・中央線と乗り継ぐ。
モノレールではご婦人が子供に席を譲って下さった。
その向の席に座っていたご婦人は、子供の足をあからさまに嫌がった。
私の後方では若いフランスのビジネスマンが数人。
思ったより皆小柄。おぉ～、生おフランス語だ。
一回は乗り間違いをしないと気が済まない私。皆ゴメン。
東京から乗ったので、三鷹までは座っていられた。
平日の真っ昼間でも、東京は人が多いなぁ（素直な感想）
あおまささん の頁 のお陰で、三鷹からはスムーズ。
三鷹の森行きバス停に並ぶ。
・・・平日なのになんだこの行列は！！？？
結局１台逃す。次に来たバスは可愛い黄色の「専用バス」ではなく、
息子がゴネる。
皆が並んでいたので半ば脅しつつ強制的に乗せる。
ここでもご婦人が子供に席を譲ってくれた。
東京に集まる人は、皆本当に親切だなぁ
**************************************************************
正午、無事、憧れのジブリ美術館に到着。
人の多さに辟易としつつ、入館。
そう言いながら最初のオブジェを見た途端感動の涙。
・・・ 泣いているのは私だけ？ ・・・くっそー
とにかく人が多い。
コピー通り迷子になって楽しむつもりが、人の波に流されて本当の迷子。
大変不本意。
地階～１階に上がり、昼食を摂るべく カフェ麦わらぼうし へ。
な・・・並んでいる・・・
グルっと「コ」の字に置かれたスチール椅子に座り、皆が待っている。
そのカフェの近くには売店も有り、
飲み物を持ち込んでテーブルで軽食を摂る人達も多く見かけた。
いずれもテントの下で涼しく、天気予報を裏切った強い日差しを和らいでくれた。
一瞬売店、とも思ったが、どうしてもここの大きなケーキを食べてみたくて
椅子に座って待つ事にした。座れて良かった。
しかし、なかなか順番は回ってこない・・・
どれ位待っただろう、嫌な予感がしてきた。
連日家の掃除を続けて疲れていた、この日はいつもより早起きした、
だからかな
とうとう順番が来て席に着いた途端、胃に激痛。。。
イワユル「空きっ腹」ってヤツかしら、食べれば治まるかしら
と思っていたが、痛みで何も喉を通らない。
素朴なスープも、でっかい苺ケーキも、、、(T_T)
お腹を抱え２人が食べ終わるのを待ち、
「救護室があったら休ませて欲しい」とお願いした。
身体をくの字に曲げたまま
お会計を済ませ（自分は何も食べずに五千円の出費は痛い）、
救護室へ。。。
３０分休ませて頂き、スタッフの方の私物である胃薬も頂き
少し楽になった。
余談だが、ー救護室には、新品のパズルや時計が置いてあった。
（ついで言えば、リネンがとても良い香りだった♪）
うめく私は息子の相手も出来ず、スタッフの方には申し訳なかったが
もう息子の好きな様にさせた。
お陰様で息子は退屈する事も駄々をこねる事もなくパズルに集中。
結局同じ７０Ｐの物をお買い上げとなった。
しかしこのままでは楽しいディズニーの夜が危ない・・・!
なんとか気を取り直して、再度館内の見学へ。
しかし人は増える一方、そして今度は夫の顔色が冴えない。
聞けば彼は、ホテルで一休みしてからここへ来ると思っていたらしい。
三鷹と舞浜は逆方向じゃろが！
と言っても、初東京の彼が知るよしも無かった。
私の説明不足です、ごめんなさい。
そんな訳で意識朦朧としたまま、 ロボット兵 の前でお約束の記念撮影。
子供は 猫バス の上で大ハシャギ。
こんな時子供の個性で出るなぁ、うちの子は窓から ぬるっ と滑りこみ
お腹の中で真っ黒クロスケを投げて喜んでいるが
他の子は、頭の上によじ登ったり、またその際、他の子の顔を蹴ったりと
結構激しくやっていた。
４時半。
夫が「もう出らんと、帰り混むんやないか？」と暗く一言。
そうだ、ここは都会だ、そして今日は平日だ。
テレビで見る様な電車のラッシュにあってしまったらどうしよう
また胃が痛み出した私は、素直に従った。
***********************************************************
三鷹から３０分、息子は爆睡。私の膝枕で寝たが、頭が丁度、胃の場所に来た。
息子の体温で胃の痛みが少し薄らぐ。思わず私もウトウト。
５時半、東京駅。
中央線から京葉線へ、とにかく歩く歩く。
やっと乗ってアッと言う間の１８分、舞浜着、６時前。
よし、これでホテルで一休みしたら、 アフター６パス でシーに行くぞ！
のつもりだったが、イクスピアリ経由でホテルの中庭から入り、
チェックインに少しだけ戸惑う。
部屋に入って一息ついたら、もう７時前。
すぐに出て先に食事を摂らないと、 シーのシンフォニー に間に合わない！
と、言いつつ、出渋る夫婦。
その横でお約束の様に、ベッドの上で跳ねる子供。
（注※ ウチにだってベッドあります）
そしてそのままチャンスを逃し、 イスクピアリ で夕食を摂る事になった。
この時私のマメさが光る。自作のガイドブックを持参していたのだ。
よって店選びに右往左往する事もなく、ディナータイムは終了。
帰り道、 スーパー成城石井 に寄って、アルコールとチョコを購入した。
（そして意味も無く、うちの猫そっくりな鍋掴みを衝動買い）
夫はエビスさえあればご機嫌である。
昼間の陰鬱顔とは打って変わった、晴れやかな顔。
彼なりにやっと旅情が盛り上がってきた様だ。
・・・その後何したっけか？
アメニティグッズで気分も盛り上がり、バスジェルを入れたお風呂に入り
荷物の整理をして、えーと・・・
寝た。多分１２時位。やっぱり疲れてたのね。
さぁ、明日は本命の「シェフ・ミッキー」です、早起きしなきゃ。
２日目
アンバサダーホテルで迎える朝は、快適。
しかし曇りを期待していた天候が、 晴れ！
うわ～・・・暑い１日になりそう・・・ぐったり。
そしていざ、 シェフ・ミッキー へ！！
これが為にこのホテルに泊まったのだから。
８時５０分の予約、しかし朝食チケットが見つからない！
・・・昨日寝る直前まで荷物の整理をしていた。
きっとあのバッグの どれか に入ってるんだろう。探す気力が出ない・・・。
夫に「先に行って並んで」と頼むが、嫌だ、と言う。
どこへ行ってもこの調子だ。
ディズニーに来たからには、臨機応変に動かねば、時間だけを浪費する。
結局何がキッカケだったか分からないが私は逆ギレし、
チケットを諦めレストランへ向かう。
到着するとズラッと人の列。案の定。
案内係にチケット紛失の旨を伝えると、私の顔がよほどひきつっていたのだろうか
「ご安心下さいませ、××様」と、深々と頭を下げられた。
このプロ意識に、こちらこそ頭が下がる。
そしてそのまま列の最後尾に並んだ。
「予約したのに、どうして並ぶんか」と文句をたれる夫。
・・・ここじゃこれが常識なんだよ。あと一日半これが続くんだ、覚悟して欲しい。
並んでいる間、シェフ・ミッキーの壁画の前でメダルを首にかけた子供達が
プロの方に写真撮影をしてもらっていた。
当然 有料 である。
ミッキーと一緒でもないのに。と言う訳で我が家は見送り。
結局朝食のスタートは、９時過ぎとなった。
何度もやってくるキャラクター達！
バイキングの暇も食べる暇もありゃあしない。
子供は当然大喜び！
しかし 溢れる笑顔の口元から、溢れ出る朝食 ・・・(- -;)
ここで懺悔。
デイジーちゃん、名前がとっさに出てこなくてゴメンね。
結局一通り食べ終わるまでに、一時間以上を要した。
さぁ、やっと憧れの地？ＴＤＬへ出発。
が、シャトルバス乗場（ホテルの正面入り口）が分からない。
道々訊くが皆言うことが微妙に違う。・・・結局ホテル内で迷子。
やっと乗れた ディズニー・リゾートクルーザー では、ミッキーの声がアナウンス。
なぜか車内の笑いを誘う。
ＴＤＬインパーク、なんと１１時。
もう昼じゃ～ん。
****************************************************************
そして、ＴＤＬに来た第一の目的を達成すべく奔走する私！
それは、 ミッキーの耳付き帽子 を入手する事！
ＪＣＢカードのＣＭで放映中、深津絵理の脇から登場する子供が被っているアレである。
あのＣＭを見た子供が、「これ欲しいな～」とつぶやいたのが
実はこのＴＤＬ行きの発端となっている。
しかしその帽子は無かった。
１日ショップをめぐりキャストに聞き、探しまわった。
・・・私は頭に来た。消費を促すＣＭで登場する品が非売品とは！？
帰宅後猛抗議したが、誠意ある回答は得られなかった。
特に、東京ディズニーリゾートを運営している↓
株式会社オリエンタルランド の対応には、筆舌しがたい横柄さが有った。
騙されてはイケナイ！彼らは偽善の塊だ！
・・・でもね。この嘘を、汚れなき子供達には、つき通して下さい。
そう願わずにはいられなかった。
****************************************************************
帽子を探しつつ、炎天下
列に並ぶ → アトラクション → 列に並ぶ ・・・を繰り返した。
当日は七夕イベントがぶつかっていたせいか、晴れだからか土曜だからか
とにかくスゴイ人ごみだった。
================================================================
以下、臆病な５歳児の息子の、アトラクションへの反応。
・ミッキーマウス・レビュー
２部屋に別れています。最初「下に」座らないといけません。
真っ暗になるので手荷物と迷子（まさか）にご注意を。
内容は、家族皆で「安心して」楽しめます。
・シンデレラ城ミステリーツアー
これ、こんなに真っ暗だったっけ？とにかく逃げ腰の息子。
勇者のメダルをＧＥＴすべく、あんなにイメージトレーニングしたのに（笑）
しかし、メダルＧＥＴのイベントは無かった。
出発時２つのチームに別れるが、勇者希望者が自ら名乗り出なければ
イベントは発生しないらしい。
ＧＥＴ目的の方、出発前にお姉さんに一言言って下さい。
・ミクロ・アドベンチャー！
キャプテンＥＯの時とは、時代が変わりました（笑）
３Ｄシアターがこんなに楽しかったなんて！？
とにかくお勧めです。最前列が宜しいでしょう。
入ると決めている方は、出発前に映画で予習される事をオススメします。
ちなみに息子はアトラクション終了後、大きな声で
「もぉ～っ チビった やん！！」と逆ギレしていました。
・魅惑のチキルーム
このアトラクションが一番不人気ですね。しかし夕涼みにはもってこい。
しかもチビった後なら、癒される事間違い無しでしょう。
息子は満面の笑顔。一番のお気に入りでした。
・ジャングル・クルーズ
怖がる子供は多いと聞きますが、なんとか大丈夫でした。
水しぶきがちょっと・・・首狩族にもビビり気味だったかな？
・プーさんのハニー・ハント
こちらはインパーク直後に並んでファストパスをＧＥＴ。
時間は夜８時でした。
花火もブレイジングリズムも、位置的に全く見る事が出来ない為、
待ち時間を楽しむ事は出来ません、ご注意を。
しかし、とにかく楽しい５分間！
予想のできない動き、蜂蜜の匂い！お陰様で今回はチビらずに済みました。
================================================================
･･･日が暮れた。急に雲行きが怪しくなる。
今更なんだよ～、夜のアトラクションは天気が命なのに。
夕食まで間があるので、射的、チキルームとジャングルクルーズで時間つぶし。
で、７時。夕食の予約時間。
なのに案の定、 待ち 。またもボヤく夫。…いい加減慣れろよ。
しかし待っている人だかりからすれば、予想外に早く席につく。
やっぱり電話代かけても予約はすべきなのだなぁ。
味はまずまず。価格も妥当。良しとしましょう。
で、本日のメイン・イベント
エレクトリカル・パレード ！
・・・私はここで、子供の胸に思い出を残したかった。
美しいもの程、鮮烈に心に残るものはない。
しかし予習してきたにも関わらず場所取りに四苦八苦。
パレードが始まるまでのお楽しみ→花火が全く見れない トゥモローランド で確保。
ここは、パレードの終点である。
花火では泣きをみたものの、場所としては文句無し。
沢山写真を撮りました！
最後は満足して帰路へ。
しかし夜の渋滞か、シャトルバスがなかなか来ない。
私はイクスピアリ経由で歩いて帰りたかったのだが。。。
満員のバスの中、ミッキーのアナウンスは、やはり車内でウケていた。
癒し系だな、ミッキー。
ホテル着。
バスジェルを浴槽に入れ、疲れを癒す。
しかし家族だと、どこに行っても生活感が抜けないなぁ（笑）
・・・就寝。
明日もう帰るのか～・・・
３日目
アンバサダーホテルで迎える朝は、やっぱり快適。
昨日よりは雲も出ていて、過ごし易そう。
でも今日、半日で帰っちゃうんだよなー
******************************************************************
昨日を踏まえ、早めに行動したいところ。
しかし荷造り・発送に手間取り、インパークは１０時。
ここでまた「ゆっくり」朝食を摂ってしまう(T_T)。
この日一番のお目当てだった ミート・ザ・ミッキー は、超々長蛇の列！！
（２時間の列、というのは果たして「普通の事」なのか？）
素直に並べば、帰りのバスに間に合わない。
今朝の朝食の席にはミッキーは居なかった。
折角ＴＤＬに居るのだ、帰る前にもう一度ミッキーに会わせたかった。
「会えない」と告げると、ガックリと肩を落とす可哀想な息子。
落胆したまま、園内を一時間ブラブラした。
結局息子の目に止まった、 ビッグサンダーマウンテン の列へ。
「ちょっと怖いかもよ？大丈夫？？」と訊く私達に、「平気」の答え。
君、コースター系は初めてじゃないのかね？
それでも要望通り並ぶ。
今か今かと一時間。
小さいのに辛抱強く我慢する息子。健気だ・・・
君のその辛抱・期待をＢＳＭが裏切りませんように・・・。
そしてついにその時は来る！
息子と夫は最後尾。私はその前列に１人で座る。
最初は歓声だったのが、途中から叫びに変わる。
振り返ると
息子の顔面は蒼白、口は□（四角）、息も絶え絶え だった。
予想に漏れず「もぉ止めて～っ」と泣くが、それは無理。
・・・無事到着。肩で息をする息子が一言。「チビらんかった…」
偉い、えらいよ君っ！！
その後口直しに カントリーベア・シアター ヘ。
昨日のチキルームからして多分、このアトラクションは彼の心を癒してくれるに違いない。
しかし反応は今一つだった、残念。。。。
一息つくと、そろそろバスの乗車時間・・・といった具合。
しかし、昨日２時間待ちだった イッツアスモールワールド がたったの１５分待ち。
実質１０分も待たずに乗る。
人形の群を怖がるかと思いきや、熊よりも人形の歌の方が、彼の心を癒したらしい。
お陰でスッキリした顔で帰路に着く事ができた。
******************************************************************
羽田空港。
会社用へお土産を購入。３時、遅い昼食。
エアコンが効きすぎてかなり寒い思いをしたが、待たされる事もなく、すんなり頂けた。
帰りの飛行機は窓際。
行きと違い、初めて離陸＆空の旅を実感し、奇声を上げる息子。
皆さん、ゴメンなさいね、初めてなんですのよ。
無事大分空港～ホーバーに到着。
車検を終えピカピカ元気になった車が待っていた。
夕食は生協のレトルト中華丼。用意しておいた豚肉と卵を加え、ハイ出来上がり。
・・・本当に後悔の多い旅だった。
「経験を重ねなければ成長しない。」そうは言っても
毎回３０万もかけなければ成長できないのか、そう思うとため息が出た。。。
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