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2005年の読了本(10月)

2005年の読了本

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*10月*
「別れの午後の静かな午後」大崎善生(中央公論新社)(2005.10.5読了)
テーマは別れと出会い。うう~相変わらずな美しい文章で。いろんな感情がいりまじったような読後感。いとおしいような懐かしいような・・・
「和の小さくてかわいいもの」鈴木海花(ピエ・ブックス)(2005.10.15読了)
本のサイズが小さくてかわいい。そして和の小物、かんざし、ぽち袋、土鈴、はしおき、和ろうそく、根つけなどなど。も~小さくても存在感十分な和のかわいいものたち。見ているだけで胸キュン!
「雑貨屋レシピ トリコプリュスのスタイル」ナカムラユキ(主婦の友社)(2005.10.15読了)
京都・北白川の雑貨屋「トリコプリュス」ができるまでのこと、旅のお話や雑貨のこと。もりだくさんに収録。雑貨屋さんを目指す人には参考になるかな?!
「ファーマーズテーブルの本」石川博子(文)石川源(写真)(主婦と生活社)(2005.10.15読了)
モロッコのスリッパに、ケメックスのコーヒーメーカー…。表参道の生活雑貨店「ファーマーズテーブル」店主が、開店以来20年間にわたり選んできた暮らしの雑貨を、自らの語り口で紹介する。 雑貨好きにはたまらない一冊ですね。好き嫌いがあるとは思うけど、ケメックスのコーヒーメーカーやアルミの楕円バケツ、それにゴロンカップはいいな~と思う。
「スーパーマーケットマニア ヨーロッパ編」森井ユカ(講談社)(2005.10.15読了)
ロンドン・パリ・ベルリン・ストックホルム…おみやげを探しに、スーパーマーケットへ行こう! グッドデザイン雑貨が勢ぞろい。立体造形家の著者セレクトによる、見て、使って楽しいスーパーマーケット雑貨図鑑。 う~ん。これは楽しい。海外へ行くと(あまり行かないけど)地元の人が行くスーパーってとっても気になる。そしてそういうところこそ楽しい雑貨がいっぱいあるんだな~ヨーロッパのデザインはとってもシンプルで部屋に飾っても良し!なものも多く、手ごろな値段ならザクザクと買ってしまいたい感じがするな。アジア編もでたそうなので是非見たいな。
「パッチワークで布こもの はじめての手づくり 」(雄鶏社)(2005.10.15読了)
基本的なパッチワークが学べます。私はアームカバーが作りたくて図書館で借りました。
「いつもシンプル いつもスマイル 私の暮らしの楽しみ 」平澤まりこ(オレンジページ)(2005.10.17読了)
「天然生活」や「LEE」でおなじみの平澤さん。シンプル、スマイルをテーマにしたオレペーのムック。インテリアや雑貨、そして旅の話まで満載です。とってもセンスのよい方なのでいろいろまねしたくなります。
「箸の上げ下ろし」酒井順子(NHK出版)(2005.10.17読了)
「負け犬の遠吠え」がベストセラーの酒井さん。実は私、彼女の本を読むのは初めて。これは「きょうの料理」テキストに連載されたエッセイを単行本化したのもので、食に関するあれこれが面白く(?)書かれています。 時々「うんうん」とうなずいてしまったりするから・・・しかもはじめの「料理教室 プレッシャーとの闘い」からしてうなずいてしまった私。そうだよ。料理教室には通ったことないけど、あれは一種のご披露みたいなもんだよね。 料理は自分流って言い切れるほどテキトーなので作っている過程はとても人様に見せれるものじゃない。でも出来上がりはま~よかったりするから時々ブログでも紹介するんだけど。 こんな感じで私的にうなずきの多い読書だった。また何か彼女の本、読んでみようと思う。
「探偵伯爵と僕」森博嗣(講談社・ミステリーランド)(2005.10.18読了)
あの~まずはじめに。本、出しすぎです。森先生。この作品は子供向けっていうよりももう少し大人向けですね。しかし、この探偵伯爵の謎めいた登場といい、僕(新太)の冒険心といい、さすがです。夏に起こった子供の失踪事件。これを解決するに当たってのいろいろな伏線。しかもちょうどこの当時の世相を反映しているところなどはも~さすが森先生。(って何度も書くな)しかもこの装画が山田章博さん。とってもきれいなのです。図書館本なのでカバーがかかっていないのが難点だったけど。あちこちで絶賛の嵐だと思うのであえて感想はいらないと思うけど、一言、面白いです。
「ミシン2/カサコ」嶽本野ばら(小学館)(2005.10.22読了)
あのミシンの続編である。ミシンがいるバンドの新ギターに応募して見事バンドの一員になったカサコ。(ミシンがつけた名前)ミシンにはなくてはならない存在になったカサコ。鈍くさいのに一生懸命なカサコ。何だかとってもいじらしく思えてしまう。「ミシン」を読んだときはただパンクな感じのする小説だなと思ったけど、これは一歩内面に踏み込んだ感じで生と死の何たらを考えさせられるような小説だった。毎日ただ何となく生きているわけではないけど、ミシンは竜之介がいなくなった今、カサコを頼りに生きているんだろうな。ちょっとだけ「NANA」とダブってしまった私は変かな?
「優しい音楽」瀬尾まいこ(双葉社)(2005.10.31読了)
「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の三篇収録。何だかコレすっごく評判がいいんですよ。その評判どおりとってもいいんですけど。 しいて言えば、「ありえね~」って感じのお話で。どれもこれも。「優しい音楽」(表題作)なんかはこの鈴木千波ちゃん家の家族がとってもシュールに思えて。ネタバレしちゃうので深くいえないけど。ほんわかした雰囲気の中にちょっとした怖さ(心理的なね。)があるような。で、「タイムラグ」なんかは、不倫相手の子供を預かっちゃって、しかもその子と仲良くなっちゃったりして。現実的にはちょっとありえね~っていうか、もう少しドロドロとした感じになるんじゃないかなと。でもこうなるのが瀬尾さん流なんだね。「がらくた効果」だって、ホームレスの佐々木さんと同居して同棲のマンネリ化が変化するって。う~ん。この雰囲気。やっぱり瀬尾さん流なんだね。

mitu n



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