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このゴールデンウィークに姉夫婦がポルトガルに遊びに来てくれました。
日本で会社員をやっている義理の兄は有給休暇をとるのがどれだけ難しかっただろう、心苦しかっただろう、と想像すると申し訳ないのとともに我々夫婦はとても喜んだのでした。夫のディーは、英語を話せる義理の兄にポルトガル料理を色々食べさせるんだ、と、ずいぶん前からかなり張り切っていました。 滞在中の一日、姉の強い強い希望で、Azeitão(アゼイタォン)にあるアズレージョ工房に行くことにしました。姉の旦那さんはその間にどぉーしてもエヴォラに行きたい!というので我々姉妹がアゼイタォンの工房で車をおり、男性二人はそのままディーの運転でエヴォラに行ったのでした。二人が別々の場所に行きたいといってそれを決行する姉夫婦を何だかうらやましく思いました私ならこういうときに相手に合わせて自分が諦めてしまうタイプだから。旅にきたら行きたいと思ったところには行くべきですね、せっかくですから。
アゼイタォンはテージョ川を渡ったセテゥーバル近くの町です。
さて、タイル工房では、可愛いお姉さんが"アズレージョのできるまで"を、想像以上に事細かに説明をしてくれて、予約なしで行ったのに体験までさせてもらいました。
これはお客さんに売るためのアズレージョ。店舗には鮮やかなタイルがいっぱいです。
ポルトガルでは、家の前の番地や郵便受けをアズレージョで飾っている家庭が少なくありません。
上の2枚の写真は工房の中です。 オーダーを受けて作成した、名前の入った表札・・・
家の壁を飾ると思われる、大量幾何学模様のタイル・・・よくみると一枚一枚が違って味があります。ものすごく職人技でため息が出るものから、ヘタなのかうまいのかが微妙なもの、動物だと本当に不細工だったり、微妙な具合でとってもかわいかったり。
職人技ですね~お題は春。素敵なタイル。これは結構大きな作品でした。
工房で12ユーロ+ポルトガル国内の郵送費を5ユーロ支払い、姉は絵付け体験させてもらいました。
出来上がったものは裏側にコルクが着いて置物として結構立派な状態で出来上がります。自分でタイルのデザインを考えたいというときは、前持った予約が必要だそうです。
白いタイルに、カーボンで前もって下書きがしてあります。よくみると黒い小さな点で模様が描かれているもの。
それに、4~5種類の濃度の違う液体で描いていきます。この段階の液体の色はうっすらピンク色をしています。これが本当に青く変色すると言うのだから不思議です!
翌日には出来上がると言われていたタイルですが、10日後くらいに我が家に届きました。
アゼイタォン他の見所!
この日は5月1日メイデーで残念ながらしまっていたのですが、ワイン工場があります。
ポルトガル最大ののワインメーカーの一つと呼ばれるほどの Jose Maria de Fonseca。試飲もさせてもらえるらしい。いつか絶対に行ってみたい工場です。
それからなんといってもアゼイタォン名物であり、私の大好物のTortas de Azeitão!
スーパーでたまに見かけると買わずにはいられない、ポルトガルのスウィーツの中でも私のお気に入りの一品。 食べたり飲んだり大忙しのAzeitão
こんな風にして、夫達がエヴォラに行っている間に アゼイタォンを一日満喫したのでした。
新しい生活がスタートしました。 2007.07.04 コメント(5)
わかってはいたけれど・・・それでも 2007.04.03 コメント(6)