~ LAZY LIFE ~

~ LAZY LIFE ~

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

雪山に眠る火龍の足… New! Tarotaroさん

FFいれぶんのへたれ… 穴太郎さん
未だ己を知らず焉ん… 意味のない辞書さん
青空。 海雪さんさん
Best Shop.com -福の神-さん

コメント新着

ヒゲもっこふ @ 時さん 長らく放置のこと申し訳ありませんでした…
時(toki) @ Re:明けましたぜ、コノヤロウ!(01/25) あけまして~ うーん… 相変わらず8割…
ヒゲもっこふ @ とおもったら! 新着書き込み連絡機能追加されてる! で…
ヒゲもっこふ @ 楓さん お久しぶりです。 何だかこちらにはあん…
楓 泉水@ こんにちわ☆ こんにちは。 こちらではお久しぶりです…
2006.11.04
XML
カテゴリ: その他
■7.特技は?■

人を不快に出来ます。
気持ちの悪さを満面に出せます。
下らない会話が上手です。
高音を出すのが多少得意です。
子供と波長を合わせられます。
投げキャラで投げれます。
映画を苛評出来ます。
何かの角で小指をHITさせられます。


私は今日ついに話題の「何でも可能な男」との
インタビューを実現のものにした。
私は単身彼の事務所に招待され、
豪奢な作りの応接室のような部屋に通された。
しかし金のある奴は悪趣味が多いと聞くが、
さすが「何でも出来る男」コーディネートも一流らしい。
世界の名だたる美術品、工芸品に手を出してはいるが、
素晴らしいのはそれら全てが室内の調和という作業に
きちんと貢献している点であろう。
室内バランスを崩す処か、これでは一部の隙もない。
無駄な物がない、とさえ言えよう。

こういう構造をした一つの存在だったのではないか。
そんな錯覚さえ私に抱かせてしまうほど、
この部屋という空間が何から何まで完璧だった。
そのまま数時間もそこに留まったならば、
私ですらその一部になりかねないとまで思ったほどだ。

程なくして、この部屋の主がやってきた。
「お待たせしまして、申し訳ありません」
しかし私はまず自分の目を疑った。
そして次に出た言葉が
「あなたが『何でも出来る男』さんでいらっしゃる?」
「ええ、そう言われております」
そう応えた男は、男と言うより鹿だった。
いや、スーツを着込んだ佇まいは驚くほど人間のそれなので、
もしかすると首から下は人間のそれなのかもしれないが、
兎に角人間を表現する上で最も特徴的であろうソレの部分が、
男は鹿としか形容出来ない様相を呈していたのだ。
それでも私も名うての記者である以上、
初対面、いきなり相手を不快にさせるほど愚鈍でもない。
私は努めて冷静、何も心を揺らすものはないとばかりに
真顔+口元に多少の笑みを浮かべ対処する。
それでもさすがに、男が入ってきた瞬間は、
自分でも気付かぬ内に目を見張っていたかもしれないが。
まあ、相手もそれくらいは水に流す度量を持っていると
そう思い、記憶の彼方に押しやることにする。
これからが問題なのであって、過去は致し方ないこと。
この職業は気持ちの切り替えも重要なのである。
私はすぐさま名刺入れから名刺を取り出し、
男に渡しつつ自己紹介を始めた。
「では早速ですが、幾つか質問を宜しいでしょうか?」
「ええ、どうぞ。何でも仰って下さい。
 ただ余りプライベートなことだとお答えかねますが」
「それは重々承知しております。
 お答え頂けない質問をこちらがもししてしまった場合は、
 遠慮無く『ノー』と仰って下されば結構ですので」
「そうですか。では、そうさせて頂きますね」
「ではまず最初の質問です。
 あなたが何でも出来る男とそう称されるきっかけとは?」
「きっかけ、ですか……
 うーん、人がそう口にし始めただけなので、
 正直私にはわからない質問です。申し訳ないですが」
「そうですか。でも何か心当たりはありませんか?
 何か小さな事象でも何でも構わないんです」
私は困ったように首を傾げるも、顔は至って普通の鹿男に、
「どうでしょう?」尚も食い下がってみる。
「うーん、これは関係ないかもしれませんが――」
ほうらきた。
大概の人は質問内容に心当たりが全くないと言いつつも、
心の中に引っかかる事象が一つや二つ必ずあるものなのだ。
けれど下手に食い付かれても困るような微小な内容だから、
大抵の場合はそれを喉元で飲み込んでしまう傾向にある。
有能な記者は、人間のそういう心理すら把握していて、
その上で押し引きを巧みに使い分けるものなのである。
ちなみに別に私が敏腕だと言いたい訳ではない。
一般的な記者心得のようなものである。
「――あれは私が丁度ナルニアに行った時のことです」
ナルニア? 国か? どこかで聞いたような……
だがそんな国家などあっただろうか?
私は記憶の海の中、まるで重箱の隅をつつかんばかりに
ナルニアという言葉を念入りに克つ迅速に暗索した。
しかし結局それらしき情報は得られぬまま、
その行為を断念することになった。

やばい……まさか一つの文章で、
制限文字数オーバーするとは……
続きは「久々のバトン4」にて。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.11.07 15:23:28
コメントを書く
[その他] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: