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「ほぉ~、ここが 吾作(ごさく)が 金の斧を 手に入れた 池だな」
村一番の よくばりじいさんは しめしめと 背負ってきた おおきな荷物を ひろげだします
並べられたのは 大量の錆付いた斧でした
「ふふふっ これが 金に化けるのじゃ・・・」
よくばりじいさんは 吾作が 池に 斧を落とした際に
神様が現れて 金の斧に交換してくれたとの話を聞き
村中の 使えなくなった斧を持ち この池にやってきたのでした。
「それっ」 掛け声とともに 大量の斧を 池へ投げ入れていきます
「さぁ 神様よ 金の斧を よこすのじゃ」
やがて 池の様子が一変静かだった池が 突如波打ちだしました
「いよいよ 神様の登場じゃ~」わくわくする よくばりじいさん
次の瞬間おおきな声で「誰じゃ~ 斧を 投げ込んだやつは~」
「はっ はい わたくしでございます」
すると 池から 神様が現れました
しかし・・・神様の体のいたるところに斧が刺さっています
「きさまか 斧を投げ入れたやつは~ おかげで 全身大怪我じゃ~!怪我を治すには 人を食うにかぎる 覚悟せい~!」
「ぎっ ぎや~~~~~~~!!!!!!!!」
どうやら じいさんは 神様ではなくて池に住む 大鬼に 斧を投げつけてしまったようです
そのころ じいさんの家では
「おじいさん ただで金を 手に入れる方法を
発見したって よろこんで出かけていったけど」
「最近 ぼけ始めちゃったからね・・・
昔は あんなに しっかり者だったのに・・・
歳はとりたくないね~・・・」
~ おわり ~
