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おにたいじに せいこうした ももたろう
みやこの しょうぐんさまも ももたろうに たいへん かんしゃし
おおくの ほうびを もたせました
すっかり ときのひとに なった ももたろうは
とても きれいな おひめさまを およめさんに
もらいました
しかし この おひめさまは たいへんな わがまま
しょくじや せんたく そうじなど すべて
ももたろうが うけもちます
しかも あのきものが ほしい
この ほうせきが ほしい
おいしい りょうりを たべさせて・・・
ぜいたくづくしであり げんどを しりません
おにたいじのさいに しょうぐんさまから
もらった ほうびや おかねなど
とっくに そこを ついています
「こんな びんぼうにんだったのなら
けっこん しなけりゃ よかったわ このさぎしめっ!」
まいにちのように あらんかぎりの きたない ことばで
ももたろうを ののしります
「はぁ~ なんで あんなおんなと けっこんしちゃったんだろう」
あるよ いえの にわすみで とほうにくれている ももたろう
またも「ももっ!ももは どこいった
かたをもめっていってんだよ あの くそがきめ~」
どなりを あげて ももたろうを さがしています
ももたろうは みつからないように
ものかげに かくれました
すると おひめさまは あたりを みわたし
だれも いないのを かくにんすると
こきざみに ふるえだし おにに へんしんしたのです
「ふっ ももたろうめ おにがしまでやられた うらみ
ぜったい わすれないからな!」
そう ももたろうが けっこんしたのは
おひめさまではなく おにがしまで
たいじされたはずの おにだったのです
「なっ なんてことだっ・・・・・」
~ おわり ~
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