猫旅に出る ~ある生物系学芸員の日記~

猫旅に出る ~ある生物系学芸員の日記~

2009.03.05
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カテゴリ: 研究室での出来事
冷凍庫がいっぱいいっぱい…
と言っても、家の冷凍庫のことではない。
研究室の冷凍庫(低温室)のことだ。
本来、壁際の棚にしかサンプルを入れてはいけないのだが、棚の前に箱が大量に積み重なっていた。

研究室の冷凍庫には僕の集めたサンプル(哺乳類の死体)が入っている。
いずれはすべて標本にしなければならないのだが、なかなか出来ずにいる。
しかし、冷凍庫の占有率が最も高いのは僕のサンプルではない。
この冷凍庫、複数の研究室が共同で使っているのだが、魚類の研究室のものが圧倒的に多い。
日本全国からN教授宛に魚が送られてくる。

食べられる魚もあるけど、たいていはホルマリンで処理されるようだ。

これまで無造作にサンプルを詰め込んできたので、箱が崩れる危険性があった。
そこで、冷凍庫を整理した。
いったんサンプルをすべて外に出し、送られてきたままの状態で段ボール箱などに入っているものを発泡スチロールやプラスチックのケースに移して、入れ直した。
整理前と比べれば、だいぶスペースが空いた(もっと整理すべきだが)。
整理の過程で、行方不明になっていた僕のサンプルが発見でき、自分の責任の所在がはっきりした。
基本的には冷凍庫は一時的な保管場所。
採取したサンプルや拾ったサンプル(哺乳類の轢死体)はすぐに標本化しないと溜まっていき、他の研究室に迷惑がかかる。
早めの処理を心がけなければ、と改めて感じた。







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最終更新日  2009.03.06 04:11:19
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