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作出 2025年 日本 木村卓功氏紫式部
茶を帯び、落ち着いた藤紫の花色は、控えめながらも気品を湛える。小ぶりながらも端正な花形は、慎ましやかでありながら、どこか凛とした強さを秘めている。その佇まいは、まるで宮廷の奥に佇む才媛のよう。華美に飾ることなく、それでいて、ひとたび目を向ければ、奥ゆかしさとたおやかさに心を奪われる。香りは淡く、そっと身を寄せた者だけが感じ取れる秘めやかな余韻。その姿は、時に寂しさを帯びながらも、慎ましく、それでいて凛と咲き続ける。【命名由来】平安時代、『源氏物語』を書き上げた紫式部。彼女の紡いだ物語は、千年の時を超えてなお語り継がれる。宮廷という閉ざされた世界の中で、時に寂しさを感じながらも、知性と感性を研ぎ澄ませ、自らの道を歩み続けた彼女の姿。慎ましくも気品あるこのバラの佇まいもまた、紫式部の生きた軌跡と響き合う。その想いを込めて、「紫式部」と名付けた。4,600円送料無料