2004年12月02日
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テーマ: 競馬全般(7991)
カテゴリ: 競馬
今日の中日新聞の夕刊のスポーツ欄、「KEIBAウォッチング」にちょっと面白い記事があったので、ご紹介します。

先日行われたG1、ジャパンカップの優勝馬、ゼンノロブロイを管理しておられる藤沢調教師が、レース後の共同会見で、「いつも日本はいい国だと思われているので、今日は勝ててよかったです。」とコメントされたそうです。

ほとんどの記者はこのコメントの意味がよくわからなかったらしいのですが、実はこのコメントにはこんなエピソードが…。

1997年のジャパンカップ。
藤沢厩舎のバブルガムフェローが3着に敗れ、優勝馬ピルサドスキーを管理する、英国人調教師:マイケル・スタウト氏に祝福に訪れた際、こう言われたそうです。

「やぁカズ、おれはお前の国(日本)が大好きだよ。」と。

国際招待競争のジャパンカップは、参戦する外国馬の渡航費から、そのスタッフの滞在費まですべて、何と日本の競馬協会(JRA)が負担しているそうです!(正直ちょっと驚きました。)

全部こちら持ちで、その上もしも優勝すれば、多額の賞金(ちなみに当時で1億3200万円、今年は2億5000万円!!)まで手に出来る…何とおいしい条件なのでしょう!

この年はピルサドスキー、前年はシングスピールという馬で2年連続で、彼(スタウト氏)はこのおいしいレースをGETしていたのです。

もちろん馬や、彼とその陣営の優秀さがあっての獲得ですが。

このコメントで藤沢氏は深くプライドを傷つけられたそうです。
スタウト氏に悪気はなかったのですが、やすやすと外国馬に優勝をかっさらわれる、自らをも含めた日本の競馬界の甘さ、そのふがいなさに気づいたのです。

このことが彼の負けん気に火をつけ、翌年の夏、タイキシャトルを連れ、フランスの屈指のマイル戦「ジャックルマロワ賞」で優勝。
この時の2着馬が、前記のスタウト氏の管理馬だったのです。

さて、準備しておいた格好の台詞!!!

「サー・マイケル(スタウト氏)、おれはお前の国が大好きだよ。」

結局、このもうひとつの野望ともいえるコメントは、藤沢氏が祝福でもみくちゃにされている間に、スタウト氏がいなくなってしまい、彼に言うことは出来なかったそうです。
何とも残念!
しかし、その彼の厩舎を後から訪れた際、(蹴られて)へこんだゴミ箱があったそうで、「これはスタウト氏が悔し紛れに、蹴っ飛ばしたんだろう」と自分の中で勝手に決めつけ、気持ちを収めたそうです。(笑)

こんなことがあっての、今回のジャパンカップの彼にとっての初制覇。

意外と執念深いのね…。(笑)
なかなか味なことをおっしゃるではありませんか!
でも悔しさをバネにして、いつも目標を上へ上へと掲げる、彼の姿勢は素晴らしい。
見習うべきことがありますね。

競馬は単にレースの勝ち負けだけでなく、こういったそれを取り巻くエピソードなど、興味深いことがたくさんあるんですよね。

もちろん馬券でも勝負してますがね…(^^;)
色々な方向からレースを楽しむのもよいのではないでしょうか。

今後のレースも、とても楽しみです!!






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Last updated  2004年12月03日 04時48分24秒
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