釣りと日常
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釣行の帰りに寄り道することにしました。目的地は、奈良県・荒神社です。国道371(旧高野龍神スカイライン)から野迫川村方面へそして荒神社へ到着です。主人は車で寝て待つとのこと。荒神社周辺に住む鳥たちアオゲラ コルリ コノハズク コシアカツバメ アオバトキジバト オオアカゲラ コゲラ ヒガラ カケス コガラホオジロ オオルリ ゴジュウカラ ウグイス シジュウカラ立里荒神鳥獣保護区特別保護地区奈良県森林保全課★看板より色んな野鳥が居るのですね♪良い眺めです。大和連山の説明だけど、どれがどれだがサッパリです。(^^;)荒神社より望む大和連山(大峰山系)▲金 剛 山 1113Ⅿ ▲大日山 1726M▲大天井ヶ岳 1439M ▲稲村ヶ岳 1725M▲山上ヶ岳 1719M ▲大普賢岳 1780M▲弥 山 1895M ▲八経ヶ岳 1915M※荒神ヶ岳 1260M★看板よりどれも標高1000m以上で高いですね。曇ってきて風が吹き始めて寒いです。なんだか雨が降りそうな気配…これから上って大丈夫かなぁ…傘持ってこなかったけど、今更車に取りに戻るのもなぁ…ま、いっかwお土産屋さんがあったけど、まだ午後2時だというのに何やら店じまいしそうな雰囲気…見に行こうか迷ったが、まだ開いているだろうと先を急ぐ。長い急な傾斜の参道です。鳥居が幾重にも連なっています。沢山の企業などから奉納されたらしいまるで稲荷神社みたい(^^;)参道は整備されていて階段になってます。10分ほどで上りきりました。荒神ヶ岳鎮座 三宝大荒神略縁起(荒神社御宝物写)大和国吉野郡池津川の南に当りて海抜四千二百余尺の高峯荒神ヶ岳という所に三宝荒神の御社あり。本地は阿弥陀如来にましまし当所の鎮守なり。抑当社の由来を尋ぬるに弘法大師御勧請の霊神と申伝うるなり。往昔人皇五十二代嵯峨天皇御宇弘仁七年、大師高野山伽藍を開基し給う思召にて初めて御登山これあり。今の檀場にて地鎮の法を修行し給う時、俄かに天地振動し東の方より黒雲たなびき其中に異類異形の夜叉神顕われて大師の御建立を妨げんと種々の障碍をなしければ、大師暫く修法を止め、汝は何者ぞと問い給う。夜叉答えて曰く我はこれ荒神ヶ岳に住む神也、我別に神体なし、我は則一切衆生本有倶生障(しゅじょうほんうぐしょうく)の惑貪瞋痴(わくどんしんち)の三毒にして一切衆生の善根功徳を障うる神なり我に九億九万八千五百七十二神等の眷属ありて、衆生の悪業力に因って、彼の眷属を不信心の家に遣し日々に七難を起し夜々に七福を滅して貧窮無福の人となさしめ、一切の善事を障うるなり。若し衆生有て、勇猛精進にして種々の供具を備え、一心に我を祭らば速に本に帰し三宝荒神と現し一切の障碍悉く消滅し一切の諸願立所に満足せしめん、七難即滅七福即生は我第一の誓願なり、汝先我を供祭せば必ず大願成就すべしと云えり。依て大師無二の信心を凝し一枚の板に三宝荒神の御像を画きて本尊となし、一七日の間荒神供を御修行ありて、伽藍繁栄、密教守護の祈誓をなし給うて、檀上の鬼門に荒神の社を勧請あり。而して後に大伽藍を御建立ありけるに何の障もなかりき、故に大師御一生の間は、毎月当山にご参詣ありしとぞ。其後第二祖真然僧正を始めとして、代々の高僧各意願ある方々は参詣ありけるに諸願満足せざる事なし。日々夜々に参詣し願にまかせて求願すなわち、成就すれば神威霊光日々に新たなり。他の悪疫流行或は水難火難等の消滅を一心に祈願する時は霊験忽ち著わるゝことは世人の能く知る処なれば委しく記さず。近畿各地方より参詣の客四時続々として断ゆることなし、随うて遠方の参詣人は参籠すべき設備あり。本社祭神 火産霊神(ほむすびのかみ)誉田別命(ほんだわけのみこと)摂社(五社神社)祭神 天照皇大御神、大山柢命(おおやまづみのみこと)、保食命(うけもちのみこと)市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)素盞鳴命(すさのおのみこと)例祭 五月八日 新穀感謝祭 十一月二十三日月次祭 毎月二十八日★境内の看板よりこの「三宝大荒神略縁起」によれば、弘法大師 空海が高野山の伽藍を建立する際、お祭りした神社のようですね。それで来てみたのだけど…まだ太陽が出ています。参拝を済ませ、しばし境内に佇んでから元来た道を戻るのですが…下っていると、足が…太ももがヤバい…(^^;)急な階段を上って無理使いしたのか筋肉が固まったみたいで痛い…(>_<)軽くマッサージして、ペースを落としてゆっくり下って行った。下から参拝に来られた方も休みながらゆっくり上ってます。下まで降りてきて、おみくじ引いたら中吉だった。土産屋さんはやっぱり閉まっていた。帰りに高野山通るだろうからそこで土産を見ようと思った。トイレに行って車に乗り込むと雨がポツポツ降りだしてきた。やっぱり降ってきたなぁ・・・帰路はてっきり高野山を通って帰るものだとばかり思っていたのですが主人はカーナビで最短ルートを設定したため、逆方向へ…え~~久しぶりに高野山で土産を買おうと思っていたのに…残念県道の酷道を走る羽目に…(^^;)一台しか通れない狭い道やガードレールのないところや2度にわたる台風のせいで川の増水で路肩が崩れてる箇所も…大丈夫なのかなぁ…だったけど、何とか無事に帰れた。
2018年06月12日
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