2008年05月19日
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 「イガジョ!」は、バレーボールが生きがいという主人公の女子高生・多々良多々良がくノ一の女子たちが通う名門校・伊賀女子高等学校(通称・イガジョ)でバレー部に入り、忍術を使った超人的なバレーボールをすることになるというストーリーです。元くノ一の母親に育てられた多々良は、母の力を受け継いだもののくノ一の掟に従い周囲には自分がくノ一であることを隠して暮らしていました。走る時も跳ぶ時も力を抑えて、平均的に目立たないように。しかし、母親とバレーボールをするときだけは全力で体を動かすことができたのです。溜まっていた力を解放することができる幸福な時間。ところが、そんな幸福も母親が病気にかかり死んでしまい終焉を迎えます。大好きな母親を失い、バレーボールもできなくなった多々良はものすごく落ち込むことになります。それから数年、高校生になった多々良はイガジョへ通うことになり、大好きなバレーボールを思う存分しようとバレー部に入るのです。かつてイガジョのバレー部で主将を務めイガジョを優勝に導いた母親を目指して頑張る多々良でしたが、そこにイガジョの宿命のライバル・甲賀女子バレー部が立ちはだかることになっていきます。
 女子バレー版「少林サッカー」といった話でした。何もないフィールドに草や花を咲かせその蔓や蔦で相手の動きを封じたり攻撃をしたりする「緑化」、自由自在に伸縮・操作できる髪の毛を使う「刈萱双六」、衝撃波を針に変えてボールをハリネズミのようにすることができる殺人技「剣山嵐」、ボールに灼熱の炎を纏わせた破壊力抜群の「太陽の子」、氷の壁を出現させることでボールの勢いを殺してしまう「薄氷」、など勝負のカギを握る忍術を使った必殺技「魔球」の応酬が一番の見所です。とにかく通常のバレーボールではありえない信じられないような技が次から次へと繰り出される驚きの展開はとても面白かったです。また、バレーの球の代わりにボウリングの球を使ったハード過ぎるトレーニングや何でもありの諜報活動、ペンギンや妖怪がバレー選手だったり、バレーボールの常識が崩壊しそうなことが平然と行われていてものすごく笑えました。特にバレーボールを愛するあまり、「バレーボールって美味しそうだよね」とボールを食べてしまいそうになる多々良の行動は大爆笑です。
 ジャンルは、くノ一バレーボール・アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>





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最終更新日  2008年05月19日 11時40分46秒
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