2008年11月17日
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 「狼と香辛料」シリーズは、行商人をしている主人公のロレンスが豊穣の神である賢狼ホロと旅をすることになるというストーリーです。豊穣の神をリストラされて村から追い出されたホロは「故郷のヨイツに帰りたい」と偶然出会ったお人よしそうなロレンスに頼みます。長年の一人旅が寂しかったロレンスはホロの頼みを断りきれず、一緒にヨイツを目指すことになるのです。しかし、ホロがヨイツにいたのは何百年も前のこと。今では「ヨイツ」という地名は残っておらず、どこにあったのかも分かりません。しかも十代の可愛い女の子に狼の耳と尻尾がくっついているというホロの姿は旅には全く向いていません。教会関係者に見つかれば「悪魔にとり憑かれている」ということで処刑されてしまいます。そうした危険を伴いながらもホロとロレンスは各地で商売をしながらヨイツを捜すことになります。リスクの高い商売についつい手を出すロレンスは行く先々で命に関わるような失敗をすることになりますが、ホロと協力して数々のピンチを切り抜けていきます。そんな中、「長い間孤独でつらい」という共通の苦しみを知る二人は急速に惹かれ合い、互いの絆を深めることになるのです。前巻からは二人の弟分的な存在である放浪少年コルも加わって、新たに三人の旅が始まることになります。
 ホロやヨイツと関わりがありそうな「狼の足の骨」の噂を突き止めるためケルーベに向かったロレンスたちでしたが、詳しい情報を入手しているはずのジーン商会のレイノルズは「馬鹿げた話」だと誤魔化します。レイノルズは教会側と「狼の足の骨」のことで取引しようとしているので本当のことを教えてくれないのです。レイノルズよりも多くの情報を知っていそうな女商人エーブは、ホロから「牝狐」と警戒されるだけあって簡単に手の内を見せません。ロレンスたちはレイノルズやエーブから何とか情報を得ようと彼女らの弱点を探ったり、うまく誑かす手はないのか?考えをめぐらすことになります。しかし、そうこうするうちに港町ケルーべの対立の中心にいるエーブは町の様々な勢力から狙われることになっていくのです。必然的にエーブと近い位置にいるロレンスたちもケルーベの対立に巻き込まれてしまいます。エーブに関わるに従い、ドンドン物騒なことになっていく展開がドキドキハラハラでした。エーブ、レイノルズ、キーマンなど歴戦の商人たちとロレンスたちの激しい駆け引きがとても面白かったです。新たに仲間になったコルは陰謀ばかりの商人たちと違い素直でまっすぐで心がなごみます。それにしても筋肉痛になったホロは笑えました。狼が筋肉痛になるなんてビックリです。
 ジャンルは商人冒険ファンタジー。陰謀ストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>


狼と香辛料シリーズ



コミックやDVDやゲームもあります















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最終更新日  2008年12月01日 15時28分15秒
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