2008年12月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


 「お釈迦様もみてる」シリーズは、仏教系の男子校・花寺学院高校に通うことになる主人公の福沢祐麒が入学初日に「関所破り」をしてしまったことで奇妙な学園生活を送ることになるというストーリーです。花寺学院には体育会系のグループ源氏と文科系のグループ平氏があり、生徒の大半はどちらかのグループに所属して学園生活をおくるという伝統があります。しかし、入学式の日に悩みを抱えていた祐麒は源氏も平氏も選ぶことができず、気がついたら関所破りをしていて生徒会長・柏木優に目をつけられてしまうのです。その結果、問題を起こした祐麒はどちらのグループにも入れず学校中から孤立。しかも学校中の生徒たちから「光の君」と呼ばれ尊敬されている生徒会長・柏木優に取り入ったと誤解されて、人一倍生徒会長を崇拝しているアンドレ先輩には敵意を向けられることになってしまいます。そして、いっこうに友達ができず困り果てる祐麒に対し、柏木は「面白いことになった」とちょっかいをかけることになり、アンドレ先輩は次々と無理難題を突きつけることになっていきます。
 この「お釈迦様もみてる」は、「マリア様がみてる」シリーズの姉弟版です。「マリア様がみてる」シリーズで主人公をしている姉の福沢祐巳に代わり、「お釈迦様もみてる」では祐巳の弟・祐麒が主人公として活躍することになります。ストーリーの舞台はカトリック系お嬢様学校のリリアン女学園ではなく、仏教系の男子校・花寺学院。祐麒と当時生徒会長だった柏木を中心に「マリア様がみてる」シリーズの「真夏の一ページ」「涼風さつさつ」「特別でないだたの一日」などの作品に登場している祐麒の友人・小林や高田やアリス、先輩の日光・月光兄弟、そして新キャラクターのアンドレ先輩なども加わり花寺学院メンバー勢ぞろいでストーリーが進んでいきます。「マリア様がみてる」シリーズでは姉思いな弟というイメージが強い祐麒ですが、この「お釈迦様もみてる」では悩み事を抱えながら右往左往する心優しきうっかり者少年として楽しく描かれています。もう一人の中心人物である柏木は「マリア様がみてる」シリーズに登場している時と同様に、周りの人々を振り回して大活躍です。「マリア様がみてる」シリーズではあまり語られなかった祐麒の学校生活や祐麒を通して見る姉の祐巳など、「マリア様がみてる」シリーズでは味わえない新鮮な視点からのストーリーがとても面白かったです。また、花寺学院に君臨する柏木の存在感は思った以上にすごくて驚きました。
 ジャンルは男子校青春ストーリー。学園ストーリーや「マリア様がみてる」シリーズが好きな人にお薦めです。<終>



姉弟版である「マリア様がみてる」シリーズ(一部紹介)
















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年12月22日 11時37分30秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

バルディッシュ

バルディッシュ

バックナンバー

・2026年05月
・2026年04月
・2026年03月
・2026年02月
・2026年01月

コメント新着

わかりません@ 見るな レスありがとう。詳細はこれです(´-ω-)☆ h…
博多の旅人 @ Re:さよならピアノソナタ4を読んで(12/29) 更新されるたびに、チョコチョコ見に来て…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
佐藤YUKI @ 寮なので夜ヒマで… 寮生活なので、夜がヒマで辛いです(汗)…
q(*^O^*)p v(*^o^*)v @ 環境貢献型ツールバーサービス ◆◇=====================================…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: