2009年05月11日
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 「アルスラーン戦記」シリーズは、主人公のパルス王国の国王アルスラーンが優秀な武将や軍師など英雄達に支えられて王国を数々の侵略や苦難から救うことになるというストーリーです。他国に侵略され絶体絶命の中、当時王太子のアルスラーンは一騎当千の黒衣の騎士ダリューンに救われて故国奪還の戦いを始めることになります。そして、宮廷画家として雇った軍師ナルサス(彼は画家の才能があるわけではありませんが、どうしても画家になりたいと主張したので実質は軍師でも宮廷画家ということになっています。いちおう絵も描いているようです)らの活躍で長い戦いの末、何とか国を取り戻すことに成功するのです。アルスラーン本人は頭が特別良かったり武芸に優れているわけでもない普通の少年なのですが、不思議な人望人徳を備えていて様々な英雄たちが彼の味方として現われアルスラーンとパルス王国を救うことになっていきます。
 刺客として放たれたチュルク国の青年ジャライルを捕らえ、蛇王ザッハークを復活させようとするイルテリシュと魔道士ガズダルム。恐るべき伝説の魔物ザッハークが甦ってしまえば魔物たちの軍団の勢いが増し手に負えなくなってしまいます。一方、ミスル国では客将軍となったアルスラーンのライバルでパルス王位継承者のヒルメスがリベンジを果たすため着々と勢力を拡大。シンドゥラ王国の自称・苦労王ラジェンドラ二世は、無難に自国を統治しつつ隣国の様子を警戒。そんな中、アルスラーンに会うためにやって来た女騎士エステルは負傷した左脚が酷く悪化し生命の危機が迫ることになります。また、ザッハークの眷族を討伐する戦いでも思いもかけない犠牲者を出すことになり、アルスラーンは立て続けの悲しみに襲われることになるのです。この巻はストーリーの重要人物たちが次々と退場することになってしまい、非常に衝撃的な展開でした。「誰が死んでしまうのか?」スリリングで気の抜けない激動の内容がとても面白かったです。ところで「ラジェンドラの存在が心のオアシス」と編集者の人が語っているようですが、シンドゥラ王国は他の国々とは違いいたって平和ですね。
 ジャンルは、ヒロイック・アクション・ファンタジー。ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>


アルスラーン戦記シリーズ


DVDもあります











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最終更新日  2009年05月11日 13時31分39秒
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