2009年10月26日
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 「破妖の剣」シリーズは、母チェリクが死んだことで家族と一緒に暮らすことができなくなった主人公の少女・ラエスリールが伝説の破妖刀「紅蓮姫」(破妖刀とは魔性の命を奪うことができる武器のことです。「剣」や「斧」の形状でも「破妖刀」と呼ばれます)に選ばれて破妖剣士となり、強大な力を持つ魔性と戦うことになっていくというストーリーです。魔性の王である妖主の父と魔性を魅了して支配する力を持つ人間の魅縛師を母に持つラエスリールは、半人半妖であるもののお姫様として幸せに暮らしていました。しかし、その生活は母チェリクが死んだことで一変します。父は最愛の妻を亡くしたことに耐えられず失踪。父の部下だった魔性たちは、半人半妖のラエスリールを追放してしまいます。箱入り娘として育てられたラエスリールは途方にくれますが母の友人マンスラムを頼ることになり、最強最美の魔性のストーカー闇主に付きまとわれたり、魔性として生きる超ド級のシスコン実弟・乱華に監禁されそうになったり(姉を愛するあまり弟は監禁することで守ろうとします)、魔性の魂を食べることしか考えていないグルメで大食いの相棒・紅蓮姫に振り回されたり、大変な困難を天然ボケ(お嬢様なので)と努力で乗り越えることになっていきます。
 とても久しぶりに、このシリーズを読みました。前巻「鬱金の暁闇 3」を何年前に読んだのか?思い出すことができないほどです。主人公であるラエスリールがずっと眠ったままになっていたり、前巻「紅蓮姫」を譲ってもらったアーゼンターラが臨時主人公になっていたり、行方不明になっている魔性の方々がさらに増加していたり、死んでいるはずの人物が唐突に登場したり、単に「久しぶりに読んだから」では済まされない激動の超展開になっていてビックリしました。とは言え、妖主の方々や新たに生まれた謎の妖主・雛の君の事情が少しずつ明らかになったり、登場人物ひとりひとりの現状など謎が明かされていく過程が面白かったです。ただ、久しぶりに読んだのに主人公・ラエスリールが眠ったままでさっぱり活躍しなかったのがちょっと不満です。
 ジャンルは、魔性アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>




破妖の剣シリーズ(その他にも外伝7冊、コミックも出てます)
















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最終更新日  2009年10月26日 14時26分23秒
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