GMの抵抗ワショーイ

GMの抵抗ワショーイ

2022.12.22
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カテゴリ: サーバ
AWS Certified Solutions Architect - Associate



概要

AWS SAAとは、「AWS Certified Solutions Architect - Associate」の略称で、AWSクラウドを使用してアプリケーション、システム、およびネットワークアーキテクチャを設計・展開する能力を評価する資格です。この資格は、AWSクラウドにおけるアーキテクチャの基本的な知識やスキルを持つことを証明するためのもので、AWS認定資格の中でも最も基礎的なものの一つです。

AWS SAAの受験者は、AWSの基礎的なサービス、ネットワーク、アーキテクチャ、セキュリティ、およびストレージに関する知識を持つ必要があります。また、AWSクラウドを使用したアプリケーションやシステムの設計や展開に関する実践的な経験があることが望ましいとされています。

AWS SAAの資格取得の勉強の過程では、AWSの基本的なサービスやアーキテクチャ、セキュリティ、ネットワーク、ストレージなどに関する知識を学ぶことができます。また、AWSのコンソールやCLIを使用してAWSサービスを設定、展開、監視する方法や、アプリケーションの可用性や耐久性を確保する方法、セキュリティに関する考慮事項などについて学ぶことができます。AWS SAAの資格取得の勉強の過程で得られるスキルは、AWSクラウドでのアプリケーションやシステムの設計や展開に必要な基本的なスキルとなります。


オススメの書籍など

基本情報&LPICあたりの下地がない人はまずはその辺から勉強してみよう。
LPICはLinuxコマンドとかの資格で、ITの下地周りの勉強に役立つ。



ある程度下地がある人はこれ読んでおけばなんとかなる。



大体そのまま試験に出ます。試験は選択式なのである程度パターンがある。
出題ポイントを押さえて学習することで資格取得自体にかなり近づけます。


(実際の設計現場でも紙とかホワイトボードに設計図書いてレビューする場面はよくあります!)

io2とio2 expressの具体的な数値の違い、とかはC03からはほぼ問われなくなった。
その辺のスペック向上は日進月歩でされてるからなのと、そもそも知識ではなく設計・運営力を試す資格なので今の共通テストみたいに思考力を試す問題が多い。

問題演習としてはUdemyの教材とかで大量に演習をしておこう。


【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

動画みて勉強できる人はそれも参考にしつつ…。

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

セールの時に買うと2400円とかで買える。

上記模試を一通り解いて関連知識を理解しつつ8~9割は取れるようにした状態で臨みたい。
AWS公式の資料も読みつつ、頭の中を整理しながら読んでいくのがベター。
C02と比べてサーバレスやコンテナ・ストリーム、ビッグデータ分析周りの話題が豊富になっている。
細かい知識も把握しておくことが大事だが、サービスの組み合わせや運用手順・注意点などを押さえておきたい。(ここ出題ポイントになりそうだな、っていうのを頭の中で想像しながら学習進めていくとかなり実践的になりそう)

無料の問題集や動画はイメージ掴みには良いですが、それ単体で終えずに関連知識も理解しといたほうが良い。

TechStock も人気。
問題集が中々見つからない分野で問題演習量を増やしたいときに。
(GCP関連の資格とかを勉強する時にも役立ちそうな感じはする)





実際の試験

試験会場に行こう。自宅受験は手続き等が煩雑なのでオススメしづらい。
あと、ピアソンVUE経由での受験だと落ちても再受験可能キャンペーンがやってたりする。

AWS 認定 再受験無料キャンペーン


あと、リスケが必要なら24時間より前なら2回までは日付変えられる。
急な予定が決まってしまった時に役立てよう。
(この手の試験センター受験における試験のコンディションは自分に有利なように調整かけるのが良いです!)
理不尽な出題があったときの保険と考えておこう。


30分早く到着したら試験センター空いてれば30分早く受験できる。
試験会場には何も持ち込めないのと途中退室がNGな会場もある。

実際の試験は65問130分。余裕がありそうで意外とない。
文章量が長いので20分ぐらいしか余らない感じ。
見直しの際にできることはマークミスがないかの確認と悩んだ選択肢の吟味ぐらいだった。
あと、採点されない問題が15問あるらしいが実際には得点計算を考えるとどうもほぼ全部採点されてるんじゃないか?という感じはする。
最小が大体7点刻みなのですが、5つから2つ選ぶ選択肢問題が7点×2とすると4択が14点として計算したら大体合う。
けど、この辺りは出題範囲によって傾斜かかったりするので何とも…って感じ。
5択問題で片方わかるんだけどもう片方は…って時に片方だけ部分点もらえるのかもしれない。

とにかくわからないなりに考えて消去法かけるだけでも得点取れる可能性はあるので本番で難しい問題が出ても知識と読解力を総動員させて解こう。

試験結果自体はすぐには発表されず、5~6時間後にメールが来る。
遅くとも5日以内には合否がわかる。点数も開示してくれる。
紙で何かがもらえるということは特にないので、デジタル上で確認できる状態をキープしておこう。




再認定とか

2023/2現在、3年の有効期限が設けられている。
SAAレベルの場合、再認定よりは一個上の SAP 取って延長してしまうのがオススメ。
期限の延長も可能です。
ただ、一定ラインの勉強をしておかないと延長するのでもかなり苦戦しそう。
業務とかで必須要件になってる人は最低ラインを維持する意味で延長することはあるかも。

ちなみに期限切れの資格を履歴書に書いていいの?という話ですが…。
AWS SAAの資格は、取得から3年間有効ですが、期限が切れた後も引き続き資格取得者としての実績は認められます。ただし、期限切れの資格を履歴書に記載する場合は、期限切れであることを明記することが望ましいです。例えば、「AWS Certified Solutions Architect - Associate (有効期限切れ)」のように記載することができます。

期限切れの資格を履歴書に記載することで、過去にAWS SAAの資格を取得し、クラウドアーキテクチャに関する知識やスキルを持っていたことをアピールすることができます。ただし、期限切れの資格のみで実績をアピールするのではなく、AWSの最新のサービスや技術についても学習し、常に自己啓発する姿勢を示すことが重要です。

ちなみに合格するとバッジがもらえます。
リンク先からAWS SAA持ってる人限定の求人とかにもアクセスできます(海外企業を狙っている人向け)
この手の企業をエントリーしたいならAWS SAAはかなり求人幅広そうですね。

Amazonとかの有名企業受けるならSAAに+αして色々経験を積んでおきたい所。

実際にシステム組んで運用したー、とか対人経験とかインターンとか。
経験重視の採用の場合、コネや推薦がないと内定を取れない状況が起きやすいので資格を取るだけに終始しないように。



他の資格も取る必要ある?
12冠する必要があるかどうかなど。コスパや事業に活かすの話。
結論としてはそこまで資格にこだわるよりは実務にこだわった方がよさげ。
AWS SAAは広く学べるのでAWS全体を把握するのに設計入門として最適な資格ですが、それ以外は必要に応じて…で良いかと思います。

業務上十分な知識が必要な資格は取っておいてもいいかもしれない。
というのも、有効期限が3年とあるのでコスパで考えると資格持ちすぎると維持コストが半端ない。
趣味や自己研鑽として取るのはいいですが、それ以上は取って何したいか?が曖昧にならないようにご注意を。(資格マニアにならないように!)
1回勉強しておく分にはトラブルシュート能力とかオペレーションとかの知識が体系的に身に付くので、勉強すること自体は悪じゃないです。

学生でも取れます、ただ社会人になってから取ればよさそうな資格って感じはした。
学生なら1個下のCLFっていう基礎知識を試す資格を取ってみるのもあり。
サーバエンジニアの世界が理解できて興味持ってる人の業界理解にもつながったりするので。
もしくは社内でAWS使うってことになって「AWS?何それおいしいの?」って人も最低限CLFの知識おさえておくだけでも世界が変わってくるかも。(要検証)


(追記)2023年3月現在のロードマップはこんな感じらしい。
AWSエンジニアロードマップ2023





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Last updated  2023.03.19 23:54:21
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