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kimi_ebi @ こんいちわ♪ 祖父さんのご冥福を心より、お祈り致しま…
kimi_ebi @ おはようございます^;^ 伯父さん、残念ですね!レガちゃん達は体…
2008.09.11
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カテゴリ: 歴代ワンコ
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長文ですが、よろしくお願い致します。

今日は、皆様に真実をお伝えしようと思います。
実は、クリスティーヌちゃんは昨年(2007年)9月11日AM3:51に、14歳4ヶ月で亡くなっています…。
病名は、脊髄癌でした。

クリスティーヌちゃんに症状が現れたのは、2006年の夏頃…。
散歩をしている時、後ろ足だけをスキップさせる様な症状が出たんです。
最初は、なんだろう?歳だし関節が痛いのかなぁ、って思ってました。
気になりかかりつけの獣医さんに相談したら、一度グルコサミン(関節ケアのサプリメント)を飲まて様子を見て下さいと言われました。

これが、間違い(後悔)の始まりでした…。

クリちゃんは夏に痩せても秋冬には体重が増える子だったんですが、2006年の秋冬は体重があまり戻らなかったんです。
歳とると戻りにくくなるのかな?って思っていました。
しかし、2007年の春頃からまたスキップ症状が目立ち始め、便をいつもと違う所にしたり、小屋の中にいる事が増えて明らかにおかしいと思ったんです。
更に、手を洗っても落ちない程の口臭(ヨダレ)、食べ方の違い等いきなり症状が多発…。

急いで医者に行き、再度検査。
その時は、歯周病と舌炎と判断されたので歯石を取るため麻酔をかけました。
舌炎治療のため抗生物質を処方され、飲む事に。
クリちゃんは、夏場の食欲が落ちた時に私が手でご飯をあげる癖がついてたので、お薬も嫌がる事無くスムーズに飲んでくれました。

でも、最初の薬が効かず薬変更。
変更した薬はクリちゃんに合ったみたいで、舌炎の炎症は一度は治りました。

だって、玄関開けたらなんともいえない顔して動かないんだもん…。
あぁ、これはおかしい…と思いすぐ医者へ(><)
舌炎再発、また薬を飲む事に…。
そして、舌炎は完治しました。

この頃には医者に診てもらっているものの、私は不安にかられPCで病気の情報を集める日々でした。

私も、ご飯が喉を通らない、飲み込もうとすると凄い吐き気がする(><)
でも食べないと…、自分が倒れたらそれこそ何も出来なくなると思いお茶で流し込む日々でした。
8月に入ってからの私は、風呂場や食事中に泣きだしてしまうこともシバシバ。
時が経つ毎に泣く日は、増えました。

血液検査でも、若干腎臓の数値が出てた位で他は正常値。
この数値は、年齢的に不思議じゃない値って言われたの。
医者に癌では?って聞いたらこの時点では違うって断言されたのに…。

レントゲンを撮ったら、背中の脊髄の間隔が異常な位ギッチギチに詰まってて、写真見ただけでも涙が出てきそうでした。
激痛がクリちゃんを襲ってる…。
ヘルニアじゃないんですよ。
腰じゃなくて、背中だから。

そして、忘れもしない8月20日。
1回目の洗濯物をベランダに干しに行った時、クリちゃんは普通でした。
そしてわずか数分後もう一度ベランダに行ったら、クリちゃんがスダレに寄りかかってなんともいえない表情で座り込んでたんです。
舌炎の時は、粘液性の唾液が少し出てたんですが、今回はサラッとした唾液。
いつも以上に不安にかられ、医者へ。
後ろの下半身の反応全くなし。
つねってもピクリとも動かない…。
ここで初めて、ステロイドを使うことに。
もうクリちゃん自体が激痛に絶えられないし、ヘルニア治療の様にステロイドを打ち1ヶ月位安静にしたら、また神経が回復する可能性があったから打ちました。
これ迄は、ふらつきながらも歩いていたクリちゃん…。

20日からは、完全室内犬になりました。
完全介護の始まりです。
8月いっぱいは、ステロイド&ビタミン注射とレーザー治療を毎日しました。
レーザー治療の甲斐あって、一時は最初の立つ時だけ手伝ってあげると、自力で少しだけど歩けるまで回復したんです。
でも、薬を弱いのにかえるとダメ…。
そして、介護をしつつ9月に入ると食欲までも落ちてきた…。
クリちゃんは、お魚大好きなので鮮魚店で活きのいい魚買って、軽く煮て骨取って手で食べさせてたんですが、5日になって匂いを嗅ぐけど全く食べない状態に…。
8月下旬の食欲のある時でも、顎の力がどんどん弱くなっていくのはわかっていました。
とにかくおやつでも何でもいいから、クリちゃんが食べようとする物を必死で探し食べさせたりしてたんです。
でも、食べない…。

5日に医者へ。
そこで、癌かもしれませんと告知。
いまさら…。
なんとなくそうだろうと感じていても、いざ告知されると重い…。
言われないと受け入れられないというか…。
ここの医者は、基本延命治療はしない医者なのですが(獣医自身が以前言ってたの…、苦しみを長引かせるだけだから、と)延命治療に入ると言ってくれました。
でも、毎日の点滴と注射は見ている方もツライし、クリちゃん自体も治療中じっと我慢してるのがわかったから…。
でも、クリちゃん自身が生きることを諦めてなかったの。
闘病中も必死で頑張って少しでも歩こうとしてたし、何より食欲は無くても水だけは飲むまでに時間がかかっても口の所まで持っていったら飲んでたんです。
それに、痛みでうめき声をあげたり苦しんでたりって事もなかった…。
なら、少しでも長く一緒にいようって思ったんです。

8月にクリちゃんを車に乗せて医者通いしてる時、助手席で抱っこされてるクリちゃん。
いつも運転手の顔を、ジィーッと不安げな潤んだ目で見てた。
私これからどうなっちゃうの?って言わんばかりに…。
もともと車はあまり好きでは無かったのに、医者通いしてる間に車が大好きになったクリちゃん…車に乗る時だけは目が輝いて、表情もパァッと嬉しそうになって…こんなに車が好きになるんだったら、もっとあっちこっち連れて行きたかった。

8月の介護中、元々外飼いだったクリちゃんは基本外でおしっこするんだけど、クリちゃんが闘病中の時は雨で外に行けない時が1度もなかったし、外で自然の風にあたり気分転換する事もできた。
凄く、自然にも恵まれたクリちゃん。
20日からは、ずっとクーラーで気温調節した中にいて、夜中にクリちゃんが少しでも動いた音がしたら、私は駆け寄っていった。
はっきり言って、私の眠りは常に浅かったな…、というか寝れない。
ちょっとした物音に、凄く敏感になった。

そして、クリちゃんの闘病中コロちゃんは常に一線を置いてました。
わかっていたんでしょうね…、クリちゃんが良くないって。
普段ならクリちゃんだけ構っていたら、割り込んでくるのに全くそういう事しなかった。
8月末に最後にクリちゃんが普通の声を出して鳴き、コロちゃんに喧嘩をしかけた時も普段なら、コロちゃんも喧嘩するのに、一目散に逃げたの…驚きました。
更に、いつもなら我先にと玄関内に入ってくのにクリちゃんが中にいるから入ったとしてもすぐ出てったり、入るの嫌がったり…不思議でした。

そして、クリちゃんの亡くなる2,3日前から体臭が変わりました。
死臭とでもいうのだろうか…。
この時から、自力で尿をだすこともできなくなった。
もうここまで弱ってくると、延命治療に行くかどうかも迷う日々。
医者へ連れて行く事の体と精神への負担、連れて行く前に2~3時間の話し合いは当たり前でした。

9月に入ってから、1日ごとにクリちゃんの色々な部位が悪くなっていくんです。
朝起きたら、変わってるんです。
まずは、頭の位置…普通に座った状態だと頭って一番上でしょ?
でもね、だんだん頭の位置が下にうな垂れてくるの。
最終的には、上がらなくなりました。
そして鼻。
カピカピと干からびて、固まった透明の液が出てくるんです…免疫力が低下すると出るんです。
次に、目。
潤いが無くなり、角膜に白い点々が出来て薄緑色の目やにがドロッて出てくる…これも免疫力低下のせい。
排尿困難、歩行不全、介護の最初の頃は家の中より外にいたいっていう仕草があったけど、だんだん弱っていくうちに自分から家の中に入ろうとしたり…。
ベランダで涼ませている間に、クリちゃんの飲み水をかえるのですが、少しでもクリちゃんから離れようとすると、すっごい不安そうな顔して引きとめてくるんです…。
もう自由に動かない体だから、我が家の敷地内ですら不安だったんでしょうね。
癌は、見た目に症状が現れてから進行が凄く速く、クリちゃんが一番太ってた時の体重が14キロだけど、最後は7キロ台まで痩せました。

そして、10日の夕方獣医で圧迫排尿をしてもらうため台にあがり子宮を押された次の瞬間、クリちゃんのなんともいえない叫び声がっ!
もう声もでないのに鳴き、獣医に牙を剥いて怒ったんです。
おそらく腸管が脆くなってたので押した瞬間に破裂したか、子宮が破裂したか…。
台の上で嘔吐…、あきらかに表情も吐き方もおかしい。
もう、一刻も早く家に連れて帰りたかった…。
そして、家に帰るなりまた嘔吐…体を波打たせ体内から搾り出すかのような嘔吐。
そして、下血…。
この時、空気が凍りました。
カニババが次から次へ出てくるので、おむつでせき止めました。
1時間おきに吐き、最後に吐いたのは点滴…ガバァーと口からでました。
常に、クリちゃんの背中をさすり声をかけ吐いた所を綺麗にしてました。
激痛でのた打ち回るんですよ…、散眼してるし。
家に戻って2回目吐いた後、一度私の姿を見つけて、すがりつく様な目で見た時があったけど何もしてあげられないツラサ…。
ずっと、ウーッウーッて苦しくてうめき声あげてるんです。
最後の嘔吐をしてから、横たわって苦しさに耐えてる時でも苦しんでる顔を私の方に向ける事が無かったクリちゃん。
クリちゃんなりの心遣い…、これ以上悲しませたくないっていう。
そして、最後は痙攣しながらヒィッヒィヒィッって別れを惜しむ様な声で、まだ死にたくないと言わんばかりに目を開けたまま虹の橋を渡りました。
冷たくなるのはとても早く、少し時間が経ってなんとか瞼も閉じる事が出来ました。
もう、力が抜けて涙が止まらない…。
私は、もぬけの殻状態でした…。
でも、クリスティーヌちゃんの亡骸はとても綺麗で気高くて、幼少時代お昼寝してた時の様な顔だった事が救いでした。
あんなに苦しんでたのが、嘘の様な寝顔。

14年もの長い間、本当にありがとう。
色々な大切な事、喜びや癒し、かけがえのない時間をありがとう。
私にとって生き甲斐だったクリちゃん…色々ありがとう。
実はまだ、立ち直ってないの私…。
クリスティーヌちゃん、元気にしてる?
母犬の花ちゃんと、逢えた?
逢いたいな…、逢いたいよぉ…。

クリスティーヌちゃんとコロちゃんのラストツーショット
IMG_3241.jpg

虹の橋
IMG_3800.JPG


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Last updated  2008.09.11 08:30:53
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