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福岡は、ずっと暖かな日が続いていましたが
急に寒くなりました。
今日は、1日中雨なので
家から一歩も出ず
今週末からスタートする
クラスのオープニング映像を作ったり
プログラムを見直したりしています。
ふとブログをアップしたくなりました。
昨日は、とてもいいお天気で
大濠公園は
みんなカップルで
楽しんでいました🤣
こっちもあっちも、恋人たち💓
大濠公園の他
家からは、舞鶴公園と
西公園も近いのですが
西公園の、まだ紅葉はまだでした。
ここは「もみじ谷」と名付けられているのだけど。
ここで緑のカエデを少しもらってきて
キッチンカウンターに。
さて、少し前に頂いたメールに
「のりこさんが
少しずつ日本人になってゆく
様子を楽しんでいます」
という文章があって
クスッと笑いました。
アメリカに長く暮らしていると
アメリカ人でも、日本人でもない
人になってゆくのです。
だいぶ、いろんなことに慣れてきましたが
いまだに、慣れないのが
信号待ちで、車も来ていないのに
待っていること。
アメリカでは、基本
車が来ていなければ
赤でも横断歩道を渡る人がほとんどなので
つい、渡りたくなってしまいます。
大濠で一人暮らしをスタートして
最初の頃
例えば、冷蔵庫や洗濯機など
家の中まで配送してもらう時に
思わず、配達員の方の足元を見て
「靴を脱いでください」
と言いそうになってしまうことが
何度もありました。
もちろん、日本の人は
そんなことを言わなくても
当たり前に靴を脱いでくれるのですが
アメリカでは、そう言わないと
必ず靴のまま上がってくるので
長い間の習慣が、 つい出てしまって
毎回、心の中で笑ってしまいました。
その他、いろんなことが
ニューヨークでは見ない光景だったり
習慣だったりで
その度に、はっとします。
日本では、郵便局や区役所の人たちが
とても親切で
丁寧に教えてくれたりするので
その度にすごいなあ
と感動します。
少し前も、郵便局で
パッケージを郵送しようとして
郵便局の方が
「こちらの袋に
入れて送った方が安いですよ」
とガムテープを持ってきて
自ら、パッキングをしなおして
くれたりするのです。
アメリカでは、チップが関係しない場所は
基本的に、こんな親切さはないです。
チップがあるところでも
「お客様は神様です」
みたいな意識はないので
人それぞれ対応の仕方も違います。
これは、一長一短というか
その親切はお客様の立場としては
いいのですが、働く人たちは
大変なことも多いだろうなあと。
もっとも、ゼータレチクル系遺伝が強い
多くの日本人は
それを大変だと思わずに
仕事では当たり前だと
やっているわけですが
それが、自分の気持ちや感覚は
抑えることにも
つながってしまうわけです。
つい先日も、ある人に
「(お客であっても)
自分が悪いと思っていないのなら
謝る必要はないんですよ」
とお伝えしたのですが
その方が
「自分が悪くなくても
何か問題が起こったら、まずは謝ることが
誠意ではないですか?」
と言われるのです。
「誠意を持って、対応させて頂きます」
という一般的な日本人のお客様への
対応の仕方が、身にしみてしまって
そこに疑問さえ抱かず
対応しているのだなあと。
「誠意というのは
自分の本当の気持ちを
正直に、そして相手にわかるように
お伝えすることであって
表面だけ取り繕うことではないです」
と私はお伝えしたのですが
長い間、この日本社会で仕事をしていると
自由に発言したり
自分らしく自然でいることが
難しくなってしまうのだなあと。
もちろん、親切にすることが悪いわけではなく
自分の本当の気持ちと
分離してしまうことが
問題なのです。
昨日は、公園への道を歩いていたら
途中、道を工事しているところがあって
工事の方が
「今、工事中のため、道が
狭くなっております。
大変、申し訳ありません」
と頭を下げられたのを見て
「いやいや、あなたのせいで
工事をしているわけじゃないのだから
謝らなくていいのに」
と思ったのですが
そういう対応を
会社として求められているのでしょうね。
でも、外国人が、日本に来て
こんな対応をされたら
外国人は、やっぱ感動するんじゃないかなあ。
先日、西公園に行く途中に
こじんまりした、こ綺麗な
たこ焼き屋さんがあったので
「たこ焼き、何年も食べてなかったな〜」
と、
お持ち帰りで頼んだのですが
店内に、何席か座って食べれるカウンターがあって
そこに外国人の男性が一人座って
食べていました。
その男性は、日本語を学んでいるらしく
たこ焼きを焼いているお店の人は
日本語で
「映画に行きますか?』などと
声をかけて
片言の日本語で会話しながら
たこ焼きを焼いていました。
その店員の彼女の気の使い方というか
こういうのも
あまりニューヨークには見ないかも、と。
会話することはあっても
相手の語学の勉強になるように
わざわざ相手に合わせて会話するとか
そんな気遣いはないんですよね。
(しかも、750円のたこ焼きの店で)
日本は「気遣いの国」と言えるかも
しれません。
だから、仕事で、気を使いすぎて
疲れている人、多いのでしょうね。
他に、ニューヨークでは
見ない光景なのですが
ママチャリで、お母さんが
子供を後ろに載せて
(今の時期は、子供をビニールカバーで覆って)
走っているママさんが
とても多いこと。
買い物帰りで、荷物もたくさん
自転車に下げていたり
中には、後ろに乗せるだけでなく
他の2人の子供は、走ってついて
こさせていたり。
ニューヨークでは
こんな光景は見ないので
(ママチャリ自体がほとんど見ない)
大濠公園に引っ越してきてから
新鮮でした。
(実家の近くでは、あまり見なかったので)
わ~ママさん、頑張っているなあ
と、見る度に、応援したくなります。
日本人は、勤勉と言われるように
仕事や家事や子育てを
頑張っている人は多いけれど
自分自身には
優しくない国かもしれません。
ほとんどの人は、仕事や家事を
やるのが当たり前になっていますが
決して当たり前ではないのです。
今日も、がんばってる
あなたを
どうかいたわってあげてね。
ということで
休憩時間を終えて
これから、また準備に取り掛かります〜。