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宮古島から移住して
スコップ三味線にかける想い
石巻スコッパーズの動画検索を
前回のブログでご紹介しましたが、
一連の東日本大震災関連ブログで、
最もご紹介したかった所に
やっと、たどりつきました。
写真掲載はないですし、かなり長い文章ですが、、
ぜひとも最後までお付き合いください。
石巻スコッパーズは、
大震災の前に3人で結成されたというのは
以前にご紹介したとおりです。
石巻で居酒屋を経営されている瀬戸さんという女性が、
津軽で始まったスコップ三味線を知り、
娘さんが難色を示すのも振り切って。
やりだしたんです。
ご自分でやりたい!という想いだけでなく、
地域を楽しく盛り上げたいという想いもあってのことだと
勝手に推測していますが、どうでしょうか?
活動を開始して間もなく、
あの大津波が東日本各地の海岸を襲ったんです。
瀬戸さんの居酒屋も津波に飲み込まれてしまいました。
幸いにして、家族は全員無事で、
自宅もかろうじて被害をまぬがれました。
それでも、この先どうしていこうかと思案にくれて
ただボーとしている時、 知人から
「被災者の死体安置所での仕事を手伝ってもらえないか?」
と言われたそうです。
“家族を亡くし、家をなくし、自分一人着のみ着のままで助かった”
大勢の方に比べれば、まだ幸せな方だ!と思い直し、
遺体安置所の仕事をする事になりました。
その時の状況をいろいろとお聞きしましたが、
私にとって最も印象的だったことを一つだけご紹介します。
行方不明のお父さんを探していたご家族が
瀬戸さんのいた安置所で、やっと見つかったんです。
お母さんは、ただただその場に泣き崩れてしまい、
周りの人たちもどうすることもできません。
そばにいた妹は、大声をあげながら建物の外に走り出し
道路で泣き続けている。
そんな妹をお兄ちゃんが追いかけて、声をかけて、
肩を抱いて連れ戻してきました。
遺品などを持ち帰る時もお母さん・妹の悲しむ声はやみませんでした。
そんな中、お兄ちゃんは瀬戸さんたちに向かって
涙をこらえながらも、丁寧に頭を下げ
「お父さんを綺麗に拭いていただいて、
本当にありがとうございました」
と挨拶して帰って行ったそうです。
「そのけなげな姿を忘れられない」
と瀬戸さんはおっしゃっていました。
その話を聞いていて、
何十年も流したことのない涙が自然とあふれてきて、
困ったものです。
きっと、お兄ちゃんも、
家に帰ってから、一人になってから
大声で、あるいは布団を頭からかぶって
泣いたのではないでしょうか?
それでも、
お父さんが背中で息子に伝えたかったであろう
「生き方・心構え」などを
しっかりと受けついでいるお兄ちゃんの言動に、
ただただ感動し、どなたかにこの話をお伝えしたくて、
今日に至りました。
他にも山ほどの出来事を語っていただいた
ご自身も自ら被災者である瀬戸さんが
「スコップ三味線」にかける想いは、
こうした大勢の被災者を少しでも慰め、元気づけたい!
こうした現実と、それらに立ち向かおうとする人たちのことを
全国の人に知ってほしい!伝えたい!
という一念だと、
私は感じています。
(追伸)
瀬戸さん(リーダー)と鈴木さん(世界チャンピオン)が、
明日8月19日(日)の午前11時と午後2時から、各20分間
築地本願寺(東銀座駅下車)で、スコップ三味線の公演を行います。
たぶん、予約などなしでも聴きに行けるとのことでしたので、
お時間がある方は、ぜひぜひ聴きに出かけてみてください!!!
ずいぶん長いブログになってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はバスの運転手さんから聞いた
壮絶なお話です。
ブログ中断=宮古島旅行 Apr 17, 2016 コメント(2)
復興地」の気持ちを届けたい Dec 8, 2012 コメント(2)
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