リライフ 社長日記

リライフ 社長日記

2005年09月16日
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カテゴリ: 仕事
手前味噌ですが、前身の会社からずっと、地元では「リライフさんは基礎が違う」と評価を得ています。

工法の問題ではなく、「思い」に対する評価と受け止めています。
最近でこそ、協力業者の職人さんで施工していますが、以前は、掘削や生コンの打設も自分でやっていました。

いくら良い上物(建物)建てても、地盤や基礎が悪いとダメですね~。
何十年もの間、建物を支え続ける基礎。コンクリートの出来不出来で大きく寿命が大きく違ってきます。

鉄筋コンクリートは、引っ張りの力に鉄筋が対抗し、コンクリートが圧縮の力に対抗し、共に重要な役割を演じています。そして、コンクリートは強アルカリ性で、そのコンクリートに被覆されている状態では、鉄は錆びません。きちんと施工すれば、お互いの持つ長所を最大限に発揮させることができるんですね。

ところが、長年の風雨で、コンクリートが表面から徐々に中性化してしまいます。そこで問題なのが、生コンクリートを打設する時の施工精度です。

以前の話しですが、大手ハウスメーカーが、うちの会社の新築現場の隣で建築していました。夏の暑い時期でした。ちょうど同じ時期に基礎工事となり、現場で休憩の時に、隣でやっている職人さんに声をかけ、ジュースを差し入れて話しをしました。

当日隣は、ベタ基礎の生コン打ちでした。


「単価厳しいからなぁ・・・」

他愛のない話しをしました。
その後、いよいよ生コン車が到着して、コンクリートの打設が始まりました。

生コンの運ちゃんがポッパーにコンクリートを入れ、クレーンのオペレーターが操作して、均す職人さんの所へ生コンを吊って持っていきます。

2度、3度・・・ 

「おーい、硬くて均されへんわ。水飲ませてくれ!」
ミキサー車の運ちゃんが、ホースで水を入れ、グヮ~ングヮ~ンと大きな音を立てて練り直しています。

そして、再開。

次のホッパーの生コンは、蓋をあけたら、シャブシャブのおかゆみたいなのが、勢い良くバッシャー! 

「これでええわ 均しやすい!」

私「・・・」 


強度試験のサンプル(試料)は水飲ます前に取って、それで確認申請上は問題ないから良いと思っているのかなぁ~。

仕事のし易さを、ワーカビリティーと言います。品質保持と相反する場合がよくよくあります。コンクリートは水で化学反応をおこして硬化します。セメントと、水と、骨材と呼ばれる石や砂、それと混和剤から構成されています。

現場で「水を飲ます」のは厳禁で、設計強度が出ない上に、とても粗悪なコンクリートを作ってしまうことになります。硬化に必要な分以外の水は蒸発します。顕微鏡で覗けばわかりますが、余分な水が蒸発した後は、穴だらけです。

先に書いたように、長年の風雨で、コンクリートは表面から徐々に中性化してしまいます。穴だらけのコンクリートが中性化が早いのは、誰でも簡単に想像できますね。中性化すると、中の鉄筋は錆びます。当然、所定の強度は保てません。

「単価厳しいからなぁ・・・」の仕事が、その家の寿命を決めると言っても過言ではありません。



仕事は思いをこめてやらなければいけません。施主さんの思い、作り手の思い・・・それをカタチにするのが建築だと思っています。

今の日本の大手住宅メーカーにはマニュアルはあっても、私には思いは感じれないです。だって、実際に施工し、現場を管理するのは、下請け・孫請けの業者さんですよね。○○ホームの社員が家を建てているわけではありませんから、「思い」はなかなか伝わらないでしょうね。良い下請けさんに当たれば別でしょうが・・・


リフォームでは、地元で少しは名の通ったうちの会社ですが、新築や分譲住宅もやっています。明日から17・18・19日の3日間、地元島本町の桜井というところで、お施主さんのご協力もあって、新築の完成見学会を行います。お近くの方は、ぜひお越しいただて、家づくりについての思いをお話しをさせてください。家建てる予定の無い方も、もちろん大歓迎ですよ!


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Last updated  2005年09月16日 22時50分15秒
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