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blogランキング登録中 クリックよろしゅうにソラは1歳7ヶ月、アメリカンショートヘアーのオス、去勢済みだ。血統証だってある。ひいじいさん3匹がチャンピオンになっているぞ。
ま、血統がどうであっても、おばんにとってソラは、最高のチャンピオンだけどさ。
ソラは1歳5ヶ月の時に肥大型心筋症であることがわかった。心臓の筋肉が厚くなってしまい、心臓の機能が失われていく病気だ。そのシリアスな症状の特徴的な所見が、バレンタインハートだ。きれいなハート型の心臓、これが肥大型心筋症のしるし。
バレンタインハート持ちであることがわかってから、おもちゃ禁止だ。
なんかこのごろ、こうやって外を見てばかり
つまらないなぁ
姉ちゃんにちょっかいだしても、姉ちゃんの方が強いし
部屋が狭いから、追いかけっこもすぐ終わっちゃうしおばん「 悪かったな、狭くて 」
マタタビの残り香もなくなったし
箱に入ってみてたけど、なんか今日は楽しくないし
お、 ちわわんこ 発見でも、すぐにおばんに見つかってしまった
はあぁ、外は雨
やっぱ、寝よっと、バレンタインハートを持っていても、普通の時間が流れている。
毎日2回のお薬と、定期的な通院が、姉ちゃんネコのファーとの違いだ。
おばんは、ソラの鼻息が荒くなると、すぐに心配になる。犬と異なり、ネコが口をあけてハァー、ハァーしているのは、ニンゲンにたとえれば、日ごろトレーニングしていない人が全力疾走800メートルといった状態に近い。鼻息が荒いっというのは、エアロビ運動60分こなしたくらいか。
バレンタインハート持ちであることがわかる前から、「鼻息が荒い」ネコだった。鼻息が荒い、ということが普通ではないことがわかっていたら、レントゲンでバレンタインハートとわかる前に、治療を開始できたかもしれない。
でも、「…たら:if」を言ってみても仕方がないこと。これからの生き方が大切!
おばんの望みは、それは長く生きてもらうことだ。だけど、それ以上に望んでいるのが、大切な時間をたくさん過ごしてもらうこと。辛い時間は、できるだけ少なくしてあげたい。
つらい思いをさせて長く生きても、時間が長かったというだけで、たくさん生きた、ということではないものね。
ネコらしい時間が、たくさん、ソラに流れますように。
あ、もちろん、ファーにも。