連絡帳

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ブラックベリー・ワイン



「ショコラ」の作者が書いた、あの村のその後、ということです。
あのカフェでジョゼフィーヌが女主人として頑張ってます。

「なんとかやってきたわ。それでも、パリよりもずっとましよ。
ローザには、わたしみたいな育ち方をしてほしくなかったの。
都会のアパートのてっぺんから、世界を見下ろすような暮らし方は。
ここはいいところだわ。物事が単純で。自然のリズムがある。
ひとつの秩序が」

私は単純に高いところが苦手なので、高層マンションとかには住めないんだけど
『世界を見下ろす暮らし方』もしたくない。
みんながそういう暮らし方になるわけじゃないんだろうけど。



「しかし、ワインの効果はてきめんだった。それは、匂いと記憶のゆりかごに
マリーズをとらえ、やさしく揺すった。
信じて 信じて。瓶のなかから、くすくす笑いとともに、声がささやく。 信じていいのよ

ずっと人を信じてこなかった人が、一本のワインを飲んで、心を開く。
いいねぇ。こんな場面。
こんなワインを飲ませてくれる人はいないかね~~。

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