連絡帳

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ロンザ・タイム@summer school


イタリア、フランス、ロシア、ドイツ、中国、韓国

いつもならスペインからも何人か来てるんだけど、
今年はいなかったらしい。

この2~3年の傾向としては中東からの参加者が増えてきた
ということだそうです。
娘と同じ部屋の女の子もその一人。名前はロンザ。
パッ見たら忘れない。印象深い子でした。

「ロンザってね、おしゃれなんだよ。いつもお気に入りのバッグを持ってるの。
みんなでゲームとかやる時、ロンザだけ『やらない』って言って別のこと
やってたりもしたよ」
これは帰国後に娘から聞いた話。

「やらない」って言ってやらなくていい環境ってのは、日本ではあまりないかもね。
私達親子にとって一番強烈だったのは、アーチェリーの時間のこと。

的は3つ。3人ずつ順番に的を射る。
矢(アーチェリーも「矢」って言うんだっけ?)は1回3本。
3人全員が終わったら、3人一緒に矢を取りに行く。もしくは拾いに行く。
矢を持って走ってはいけない。危ないからね。

そしてロンザの番。3本、矢を射って拾いに行く。
う~ん、ロンザの矢はちょっと遠くまで行っちゃってるね。
既に他の2人は元に戻ってるよ。
しかし、矢を拾ったロンザ、今にもお花でも摘み始めそうな雰囲気で
のんびりと歩いてくる。
さすがに先生が「ロンザ!みんな待ってるよ」と声をかける。
そしてみんなに向かって一言「これがロンザ・タイムね」

この話をサマースクールが終わってから娘と話していた。
「きっとロンザの国では、ゆ~~~~っくりと時間が流れてるんだろうねぇ。」
娘はちょっと不思議な顔。
「日本だとさ、10時に約束したらちゃんと10時に約束の場所に行ったりするよね。
ちょっとでも遅れそうになったら電話したりするよね。
でもロンザの国だと、10分とか30分遅れたぐらいで『遅い』って言う人は
いないのかもねぇ。」
「ふ~~ん。いいねぇ」
「ホントに急いでやらなくちゃいけないことって、結構少ないかもね」
「いいなぁ、のんびりしてて」
「でもね、ここは日本ですから。約束の時間はちゃんと守るようにしようね」

アジアでも欧米でもない国の人、私も会うのは初めてだった。
ときどき娘と「今頃ロンザはどんな生活をしてるんだろう?」と話す。
「きっと、ずーっと『ロンザ・タイム』だね」

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