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2012.01.22
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   続きです


   「幸福論」                       山田太一

   幸福感とは本来、物が語るものではなくて心が語るもの。

   心の持ち方次第だと思うんです。周囲に全く流されず生きてゆけるほど人間は強くない

   しかし、自分の姿を大半見失ってしまったら、そこに幸福感があるはずはない。

   どこか生きていく芯に「自分」がなんとかいるということが、今の社会の幸福の条件の

   ような気がします。

   人間は決して平等ではありません。この世に生まれ落ちたときから、それぞれに運命

   や宿命といったものを抱えています。



   思っています。

   どう頑張ってもできないこと、自分の抱えているマイナスの部分、それらをしっかりと

   認めることです。それはマイナス思考ではないと私は思います。




   「幸福論」                       柳田邦男

   人はどんなときに自分の境遇を不幸だと感じるのでしょうか。

   一言で言ってしまえば、それは落差の中から生まれてくるのです。

   全ての物を失っても耐えられる心、また出直せばいいと思える強さ。何事にも動じない

   自分。そうした内面のしなやかさを持つことが、幸せな人生を歩む上での糧になると

   私は思っています。

   人間にとってかけがえのないものとは何か。その答えを探すにはとてもいい機会です。

   落差を経験することによって、人は内面を見つめることができるのです。



   です。その落差に絶望を感じるのではなく、内面を見つめるチャンスだととらえる。

   そうすると、きっと昨日とは違う自分に気づくでしょう。

   人間は基本的に不幸の中で生きている。私はそう考えています。

   誰もが皆、不幸を感じながら生きているのです。

   つまり幸福というものは、後になってからしか分からないものなのです。



   生きていれば必ず不幸は幸福へと姿を変える。

   そういう意味で幸福と不幸は、表と裏ではないのです。不幸の中にこそ、きらっと光る

   幸せの種が落ちている。

   真の幸福とは不幸の中にこそあるもので、不幸というものを体験せずに、幸福になるこ

   となどないと私は思っています。



   「幸福論」                       小椋佳

   幸福とは一言で言ってしまえば、欲求の充足ということになるでしょう。

   食べたいものを食べる。やりたいことをやる。とても単純なものかもしれない。

   ただしそれらはあくまでも自分の中から生まれてきたものでなくてはならない。

   結局は自分に正直になるしかない。いまの自分が何を求めているのか、いま本当に

   やりたいことは何なのか。それを自らが考え抜くことです。

   人は皆、思い惑いながら生きています。自分が何物か分からず、悩みながら生きている

   でも、その姿こそが有りのままの自分なのです。

   在りもしないものを追いかけることは止めて、いま在る自分に目を向ける。

   幸せを創り出すには、それが最も近道ではないでしょうか。



   自分の幸福はどこにあるのか、それは1人1人が自分でみつめていくしかないので

   しょうね。大人も子どもも。

   『幸福論』最後まで、あきずに読めました。色々な方の「幸福感」が知れておもしろか

   ったです。途中で挫折して、読み進められなくなる本もあるのですが~(笑)













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最終更新日  2012.01.22 10:39:25
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