March 6, 2006
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カテゴリ: 指導者として


美しくて素敵な踊りですが、踊る側にとってなかなか辛い作品です。
技術、表現、体力(筋持久力も心肺持久力も)のいずれもキツイのです。

そして、当然ながらトウシューズで踊ることになるので、
それはもう日々の鍛錬が物を言う踊りなのです。

リハーサル終了後、足をひきずるように帰る生徒たち。
あ、これは痛いんだな!とピンときました。
その生徒達を引き留め、フットケアの話しをしました。

痛いときは冷やすようにすること。

トウシューズを履く前のテーピングは自分のいつも痛むところを丁寧にすること。
などなど。

そして、痛みをなくすことはできないが、
減らすことはできるので、何かあったら相談するようにと。


私も現役のころを思い浮かべてみました。

トウシューズ・・・・
あんなに憧れたシューズなのに、
いざ、履いて踊るとなると、こんなに辛いことはありません。

指の皮が靴擦れし、皮膚に水ぶくれができ、それが破れてしまったり・・・・
その皮膚が厚くなってくれると少しは痛くないけど、
酷いときには その厚くなった皮膚ごとごっそり剥けることもあり、それがまた痛い!!!

また、その爪も生え替わる時期にトウシューズを履くと、また痛い・・・・

爪の痛む時期にパ・ド・ドゥのレッスンともなると、
痛くて痛くて、一歩一歩のステップがもう冷や汗。
もう止めたい、と投げやりな気持ちになることもありましたね。

リハーサルの途中で、一旦トウシューズを脱いでしまうと、

そういう風に思うときもありました。


生徒達もそう思っているようでした。
ホント、気持ちわかる!!!


クラスの中で どんなに指を伸ばした状態でポアントすることが大事だとか、
「引き上げ」が十分でさえあれば、その痛みが軽くなるということを伝えてはいても、
やはり、痛い経験をしないと その指導は身にしみていかないようです。

私としては身体の保護を考えて、
痛みを経験しないようにと配慮して指導しているのですが、
なかなかそれだけでは生徒の成長につながらないようです。

痛い思いをさせたくない親心(というのかしら?)と
あえて痛みを経験させ、それを見守る意志と忍耐・・・。
その両方が必要なのですね。

余談ですが、治療師さんがおっしゃるには、
「バレエをやっている人って痛みに慣れてしまっていて、
 けっこうヤバイ状態でもやっちゃう(踊っちゃう)んですよね」

う~~~ん、そうかもしれませんね。
これは、周囲の人間が気をつけて見ていかないと駄目な領域のようです。
それも指導者の務めなのですね。





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Last updated  March 6, 2006 10:22:01 AM
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