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岩瀬深月
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Apr 12, 2005
テーマ： 障害児と生きる日常(4434)
カテゴリ： カテゴリ未分類
NHKで、「中絶胎児」という題で、再生医療のドキュメントがありました。
この番組は弟の学校の先生が、弟のことを心配していてくれて、うちの親にこういう番組がある、と教えてくれて、見たんですが、すごいです。
中絶胎児の神経幹細胞を用い、障害者に注射器のようなもので移植、それだけで正常な状態の胎児の細胞が広がるのだという。
実際、弟と同じ病気である「網膜色素変性症」の患者が「失明」状態からかなりの回復をみせた。
しかし、利用したのは「胎児」だ。
いくら親がなんらかの理由でおろさなければならなくなって、命を落としてしまった後のものだとしても、「小さな命」であったことに変わりは無い。
だから、日本では認められていない医療。
中国では実施されているらしい。規制がないのだそうだ。
たくさんの人が治ったという。
たくさんのひとが、胎児の犠牲のうえだと、怒った。
私はどちらのひとの気持ちもわかると思った。だから平行線のまま話が進まず、日本で実施されることはまず考えられない状態になる。
弟がなおるのならば、なににも利用されず捨てられてしまう命ならば。
私は、この立場があるから、こうおもうのであろうか。
たくさんのひとの意見がききたい。
できるなら多くのひとにきいてみたい。
署名をあつめれば日本でも認められるようなものであれば私は署名運動してしまうけれど、署名をあつめたところでかわるものでもないのだろうか。
むずかしい問題だし、時間がかかりそうだけど、治るならはやいほうがうれしいと思うのもあたりまえだと思う。
NHKでは多分また再放送をするとおもうので、気になる方は、新聞のTV欄をチェックしてみてください。
この番組は弟の学校の先生が、弟のことを心配していてくれて、うちの親にこういう番組がある、と教えてくれて、見たんですが、すごいです。
中絶胎児の神経幹細胞を用い、障害者に注射器のようなもので移植、それだけで正常な状態の胎児の細胞が広がるのだという。
実際、弟と同じ病気である「網膜色素変性症」の患者が「失明」状態からかなりの回復をみせた。
しかし、利用したのは「胎児」だ。
いくら親がなんらかの理由でおろさなければならなくなって、命を落としてしまった後のものだとしても、「小さな命」であったことに変わりは無い。
だから、日本では認められていない医療。
中国では実施されているらしい。規制がないのだそうだ。
たくさんの人が治ったという。
たくさんのひとが、胎児の犠牲のうえだと、怒った。
私はどちらのひとの気持ちもわかると思った。だから平行線のまま話が進まず、日本で実施されることはまず考えられない状態になる。
弟がなおるのならば、なににも利用されず捨てられてしまう命ならば。
私は、この立場があるから、こうおもうのであろうか。
たくさんのひとの意見がききたい。
できるなら多くのひとにきいてみたい。
署名をあつめれば日本でも認められるようなものであれば私は署名運動してしまうけれど、署名をあつめたところでかわるものでもないのだろうか。
むずかしい問題だし、時間がかかりそうだけど、治るならはやいほうがうれしいと思うのもあたりまえだと思う。
NHKでは多分また再放送をするとおもうので、気になる方は、新聞のTV欄をチェックしてみてください。
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