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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Oct 20, 2006
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カテゴリ: Movie



イスラエルの諜報部隊「モサド」のカバコフ少佐(ロバート・ショウ)は米・ワシントンにいた。テロリストのアジトを襲撃した時に押収したテープに新たなテロを計画していると思われる録音があったためだ。FBIからはエージェントのコーリー(フリッツ・ウィーヴァー)が協力し、カバコフ、コーリーとカバコフの右腕モシェフスキー(スティーヴン・キーツ)は捜査を開始する。狙いは女テロリストのダーリア(マルト・ケラー)。そのダーリアは既に米国内に潜入し、飛行船パイロットのランダー(ブルース・ダーン)の懐柔に成功していた。カバコフは徐々に包囲網を狭めていくが、ダーリアの目的が分からない。しかしフロリダのホテルに滞在するダーリアにテロ組織の幹部ファジルが接触したのを見つけたカバコフ達はファジルを射殺。ホテルの部屋にあったのはフロリダで開かれるアメフトのビッグイベント「スーパーボウル」のパンフレットだった・・・

マルト・ケラー
ロバート・ショウ/ブルース・ダーン

ダーリアの狙いはスーパーボウルに集まる8万人の無差別殺戮。その手段として飛行船を使う。この飛行船はスーパーボウルのTV中継用なのだが、このパイロットがランダー。どうやって一瞬のうちに8万人を殺害する計画なのかは伏せるが(爆弾ではない)、なかなかスゴイ方法である。ランダーはアメリカ人なのだが、ベトナム戦争で神経症となり、妻子にも去られ自暴自棄になっているところを、ダーリアに付け入られたのだ。

前半はダーリア側のテロ準備とそれを追うカバコフたちの必死の捜索。関係者を次々と抹殺して行くダーリアが恐ろしい。フロリダでの銃撃戦(ファジル射殺)からはスーパーボウルが行われる競技場が舞台となる。この前後半の対比がいい。



そして終盤はテロ計画の実行とそれを阻止しようとするカバコフの闘い。カバコフはヘリコプターから飛行船に飛び乗り大活躍(現在だったらブルース・ウイリスか)。しかし、飛行船は競技場に到達してしまい・・・。フランケンハイマーならではの骨太でスリリングな演出が見事である。

キャストは渋ぶ目だが、迫力があって良い。ロバート・ショウはまさに脂の乗った時期であり、役どころにピッタリである。ダーリアに武器を売渡した密輸商を責めるあたりの迫力はサスガ(ブルース・ウイリスなどの及ぶところではない)。この時期はオファーが多く、本作の後 『ザ・ディープ』 『ナバロンの嵐』 に出演したが、1978年、心臓発作で急死してしまった(享年51歳)。冷酷なテロリストを演じきったマルト・ケラーも迫力十分だったが、評価が高かったのはブルース・ダーン。まあ3人とも甲乙はつけがたい力演である。



音楽はジョン・ウィリアムス。しかし非常に控え目に曲を付けており、これほど目立たないウィリアムスのスコアも珍しい。公開当時サントラ盤は出ていたように思う。

監督:ジョン・フランケンハイマー

製作総指揮:ロバート・L・ローゼン
原作:トマス・ハリス
脚本:アーネスト・レーマン/ケネス・ロス/アイヴァン・モファット
撮影:ジョン・A・アロンゾ
音楽:ジョン・ウィリアムス

1977年・アメリカ / 143分 / 評価:4.5点 / 子供:△

 ブラック・サンデー
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Last updated  Oct 20, 2006 10:29:17 PM
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