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2005年11月11日
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亡き祖母は、兄や私が駄菓子屋でお菓子を買ったりご近所やまして知らない方から果物でも貰おうものなら「見せてみや」とそれを取り上げて割ってみてから“検分”を始めました。かなり、大人になってもそんな感じでした。

不思議に思って尋ねてみると祖母は「わしの弟が5歳位の時、庭で枇杷を取ってな。中毒で、死んでまった」と悲しそうに呟きました。その日以来、ずぅっと家族の飲食に最大限の注意を払っていました。

食べもののみならず、私が縁日等で吊るしのお洋服を目にしているとさっと険しい表情になり「手を離しゃあ!!誰が、触っとるか判らんに」と呟きました。雑誌類も、買って来た途端私が読もうとするのを遮ってまず「虫でも、おらせんか」とぱたぱたしました。

おやつは、祖母が自ら揚げた煎餅やパンの耳を炒めてソースをかけたものでした。お萩や鬼饅頭もてんこ盛りに作って「食べやあ、食べやあ」と一日に何回も薦めます。

有名デパートや老舗のお店のものなら、また良いらしいのです(笑)祖母は「これまでの、信用があるで」と疑いませんでした。

最近、占い師さんをしながらお話を伺っているとお子様やお孫さんが「今日何を食べ、何を着ているか知らない」と答える方々がいます。

あるお母さんは、子供のお友達が“盗み”を働く現場を目撃しました。私が「どんな、注意をなさったんですか」と聞くと彼女は「わざと、怒らなかったわ。後で母親に電話をかけて子供の罪を“弱み”にして、父兄会の役員票を貰おうと考えたの」と、答えたのです。

私は、怒りました。「あなたは、家族やPTA仲間に嘘を積み上げて得た地位を恐れ続ける事になりますよ」と、忠告しました。

私達兄妹に、自分の部屋と言う“個室”はありませんでした。親は必死に働き祖母も娘達の孫を掛け持ちで世話して多忙の極みでしたがちょっとご飯を残すと執拗に「どうした?どうした?」と答えるまで許しませんでした。








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最終更新日  2005年11月11日 20時56分46秒


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