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2007年01月21日
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ことばの曼珠沙華♪


あ。長いので時間に余裕がある時に読んでくださると嬉しいですぽっ



goo辞書より
【彼岸花(ヒガンバナ)】ヒガンバナ科の多年草。田の縁(ふち)や川岸に群生。

秋の彼岸の頃、高さ約30~50センチメートルの花茎の頂に赤色の花を10個内外つける。花被片は六個で強くそり返り、雄しべは長く目立つ。花後、線状の葉が出、翌春枯れる。鱗茎(りんけい)は有毒だが薬用にする。[季]秋。






ヒガンバナの原産地 は中国の長江(揚子江)上流域のようです。日本へはおよそ2500年くらい前 (縄文晩期)に稲作技術と同時期に伝来した (人間の手でもたらされた帰化植物)と考えられています。


ヒガンバナの一年をまとめると・・・秋(9月)に花が咲いて枯れる、冬から春(10月~4月):つやのある葉を広げて光合成をして栄養分を鱗茎(球根)に蓄えます。新緑の頃になると徐々に地上部は枯れてしまう。春から夏(4月~8月):地上には何もなくなり、地下では鱗茎(球根)の形で休んでいる。


花のある時には葉が無く、葉のあるときには花がないので、花と葉を同時に見ることができないのです。このことから朝鮮では、ヒガンバナの事を「サンチョ(相思華)」と呼ぶのだそうです。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味からだそうで 、何ともロマンチックな名前ですね。



◎彼岸花の別名はどれ
a.マンジュシャゲ(曼珠沙華)
b.ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)
c.チョーチンバナ(提灯花)
d.シロイモチ(白い餅)
e.ユウレイバナ(幽霊花)
f.カジバナ(火事花)
g.ドクユリ(毒百合)
h.シビトバナ(死人花)
i.オチョーチンボンボラコ
j.レッドスパイダーリリー

解答:全て正解です(^^ゞ

ヒガンバナはとてもとても別名の多い花です。
柳田國男は『野草雑記』の「草の名と子供」のなかで、ヒガンバナには1000を超す里呼び名(方言)が有ると言っています。
参考サイト 自然のおもしろクイズさん




●彼岸花の呼び方

別名
  曼珠沙華(マンジュシャゲまたはマンジュサゲとも)
法華教の<摩訶曼陀羅華曼珠沙華>(まかまんだらげまんじゅしゃげ)から出ており 、「摩訶」は大きいこと、「曼陀羅華」はチョウセンアサガオのこと、「曼珠沙華」は「赤い花」という意味でヒガンバナをさすものであるといわれています。要するに 「天上の赤い花」 と言う意味です。参考サイト gallery 斉芳亭さん


  死人(しびと)花。
墓地や寺院などに生えていることによる名前  参考サイト gallery 斉芳亭さん




秋に地中から花茎を伸ばし、開花し、花が枯れてから葉が出て翌春まで繁る。夏には葉も枯れて休眠するところから・・・
  捨て子花(ステゴバナ)。
花の時には葉(親)がないので、親から見放され、捨てられた花という意味 参考サイト gallery 斉芳亭さん


  葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)。
花と葉が一緒には出ないから  参考サイト gallery 斉芳亭さん




◎たんぼの畦や畑や川の土手やお墓や寺院に多いのはなぜか。

  1 彼岸花の球根には澱粉(デンプン)が多量に含まれているので、救荒植物※として畦道に植えられました。
   ※救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)とは・・・
    山野に自生する草木のうち、凶作その他非常の場合に、その果実・種子・地下茎・若葉などを食べることのできる植物。

  2 鱗茎※(球根)は、鍬などで寸断されてもすぐ再生するので密集して咲くようになったようです。
   ※鱗茎(りんけい)とは・・・
    地下茎の一種。短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、球形・卵形になったもの。ユリ・タマネギ・スイセンなどにみられる。

  3 この鱗茎は自分で地中にもぐります。畦にころがった鱗茎から出た根が地中に入ると根が縮んで、鱗茎を地中に引きずり込みます。(ヒガンバナの根にしわが寄っているのはそのためです。) これが畦の強化になるので意識的に植えられたそうです。

  4 モグラや野ネズミから田畑を守るためにも畦や周囲に植えたともいわれます。

  5 墓場に多いのは、先祖の供養のために植えたからと考えられています。
  参考サイト gallery 斉芳亭さん






◎いつから忌み嫌われる花になったの?
  原産地の中国では、この花は縁起の悪い花ではありませんし、吉凶に最も厳しい日本の生け花の世界でさえ、不吉な花とか禁花などではなく、大らかに立てて鑑賞し、供花にしていました。また、法華教や梵語からは、昔は大切な仏花となっていたと考えられます。
  それでは、いつから忌み嫌われる花になったのでしょうか。おそらく椿の落花が「首切り」に通じるとして嫌ったという江戸時代からだろうと思われます。
  参考サイト gallery 斉芳亭さん






●ヒガンバナは、全草にリコリンというアルカロイドを含み、

ヒガンバナ属が含むアルカロイドは、煮たり焼いたりするだけでは解毒されない。
リコリンが持つ水溶性の性質を利用して、水晒しと煮沸で
巧みに毒抜きしていたものと思われる。
参考サイト Yahoo!知恵袋




●こんなにも役に立つ花でした。

水にさらしてアルカロイドを溶解すると無毒になります。多くのデンプンが含まれているので飢饉の時には、団子などにして食べたようです。

  1. 伊勢地方ではこの団子をヘソビダンゴ、ホソビダンゴと呼んでいるそうです。
  2.天明の飢饉は、日本中に90万の餓死者を出したといわれる悲惨な出来      事ですが、そのとき、代用食にするために彼岸花の市が立ったという記録※があります。

※「毒草の雑学」一戸良行著
天明の飢饉のときに、今の岩手県地方のヒガンバナの多い村が残ったとのこと。その後、盛岡にはヒガンバナ市が立ったとのことです。



アルカロイドは去痰、催吐薬として薬用に利用されます。→しかし現在、生薬(しょうやく)石蒜(せきさん)は、去淡、解毒、催吐薬に用いられたことがありますが、毒性が強いために、現在は外用だけにもちいられています。参考サイト イー薬草・ドットコムさん
※ヒガンバナの鱗茎(りんけい)※の乾燥したものは生薬の石蒜(せきさん)といいます。


肩こりや乳腺炎に鱗茎をすりおろして患部につける。


膝関節などの水腫れを取るのに足の裏に貼る。



良質のデンプンがとれる。
  和服の糊付けの糊として使われた。  

  また、この糊で張った者は虫に食われる事がないといわれ、屏風やふすまの下張り、表具細工に用いられました。本箱にこの粉末を入れておくだけで、 虫除け にもなったそうです。 参考サイト gallery 斉芳亭さん










●彼岸花の鱗茎(りんけい)の乾燥したものは生薬の石蒜(せきさん)といいます。
 【鱗茎(りんけい)】地下茎の一種。短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、球形・卵形になったもの。石蒜(せきさん)は、リコリンなどの有毒な成分を含むので、絶対に食用に用いてはいけません。

ヒガンバナの生の鱗茎は肩こり、浮腫(ふしゅ)などに、金属以外のおろし器で1個を、すりおろして、ひとさし指大の分量を、就寝前、両足の土踏まずに貼って、軽く包帯をしておきます。冷湿布や患部に塗布。
また、乳腺炎、いんきん、たむし、銭たむなどにも、前者のように、すりおろした鱗茎を患部に塗布することがあります。
あかぎれ、打ち身、捻挫、肋膜炎などにも、おなじように用いるとされます。
毒草ですので、絶対に口にしてはいけません。 参考サイト イー薬草・ドットコムさん








●まとめgoo辞書より
【地下茎(ちかけい)】地中にある茎。その形によって根茎・塊茎・球茎・鱗茎(りんけい)などに区別される。
【根茎(こんけい)】茎の一形で、根のように見えるものの総称。多くは地中、まれに地表を横にはい、根・茎・葉を出す。タケ・ハス・フキなどに見られる。
【塊茎(かいけい)】地下茎の一種。地中にある茎の一部がデンプンなどの養分を蓄え、塊状に肥大したもの。ジャガイモ・キクイモなど。
→【塊根(かいこん)】サツマイモ・ダリアのように根が塊状に肥大し、デンプンなどを貯蔵したもの。
【球茎(きゅうけい)】地下茎の一種。主軸をなす茎の基部がデンプンなどの養分を蓄えて球形に肥大したもの。少数の芽があり、サトイモ・クワイ・グラジオラスなどのように多年草の越冬器官となる。
【鱗茎(りんけい)】地下茎の一種。短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、球形・卵形になったもの。ユリ・タマネギ・スイセンなどにみられる。

【地下茎(ちかけい)】に対して【地上茎(ちじょうけい)】地上に出ている普通の茎・・・といいます。





((;・・ヘ)ふう。。疲れた。。文字だけで1万文字を超えてしまったので一部消しました。

威都樹ちゃんの画像のボリュームにあわせようと思ったのがそもそも身の程知らずでしたわ

威都樹ちゃん、画像ありがとうスマイル

そして・・・ココまで読んでくださった方、ホントにありがとうございましたぽっ
(長くてすみません)。。






「楽天花図鑑」






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最終更新日  2007年01月24日 09時20分11秒
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