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7月17日にイタリアから東京に戻った姪から国際電話がかかってきました。彼女は東京・杉並学園の合唱部に所属する高校3年生。昨年秋にNHK合唱コンクール高校生部門で金賞に輝いた時のDVDを今年の初めに姉から受け取って興奮していたばかり。制服姿の全国から集まった高校生達が爽やかに熱唱するその歌声はアメリカに住む我が家のリビングでも素晴らしい感動を与えてくれた。そして、金賞受賞と発表された時には娘も主人も飛び跳ねて喜んだ。
その彼女達が今回、イタリアのセギッツェ国際コンクールに出場する事になった。毎日厳しい練習を重ね、このイタリア行きを楽しみにしていた2ヶ月半前、彼女の父親が急に天国へ旅立ってしまった。ゴールデンウィークの真っ最中に行われた告別式。急な彼女の父親の悲報に合唱部全員が驚いた。いつでも子供達全員の体調を考えながら応援してくれたパパ。影の応援団として今まで合唱部を支えてくれたのだ。子供達が天国に逝った彼に気持ちを伝えたく、急遽 前例のない特別なイベントを企画することになった。合唱部全員一致で「追悼の唱」を捧げることとなった。選んだ曲は2曲。一曲目は、さだまさしの「道化師のソネット」を全員の手話付きで。そして、二曲目は秋川雅史の「千の風になって~」を熱唱した。焼香に参列していた周りの人々は、大粒の涙を流しながら大きな口を開けて歌う姿に感動した。指揮を振る合唱部の先生も素晴らしい。歌声が涙で崩れることもなく素晴らしい追悼を天国にいる父へ、そして参列者全員に温かなメロディを焼き付けてくれた。アメリカから飛んで帰った私も悲しみの中で子供達から贈られた素晴らしい歌声に勇気を与えられた。
姪はこの時、「これでパパも一緒にイタリアまで来れるよね・・・」と、言っていたのを思い出した。 病気がちで遠出が無理だった父の思いが天国から一緒に参加できると言う事だったのだろう~。そして、その彼の支えと娘の夢が叶った素晴らしい報告に私も主人も大喜び!
彼女達は世界の舞台で日本を象徴する爽やかな浴衣姿で熱唱したようだ。そして、イタリアの民謡をイタリア語で歌ったのだそうだ。外国人が現地の言葉で熱唱し賞を受け取ったことはかつてなかった事らしい。
そして、遂にセギッツェ国際コンクールでグランプリ賞受賞、世界一となって帰国しました。
天国から見守っているお父さんも笑顔で喜んでいることでしょう~。
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