WELCOME☆★

WELCOME☆★

PR

×

プロフィール

♪RIKA♪

♪RIKA♪

カレンダー

Aug 2, 2005
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、いつもの通り残業をしていました。


って音が。

ふと窓の外を見ると、神宮から花火があがっているのが見えました。
病棟が高いのもあって、ビルにも邪魔されずに見えました。

歩ける患者さんはロビーまで来て、みんなで
「きれいね」なんて言いながら、花火を見ています。

私の尊敬する先輩は、歩けない患者さんを、夜勤という忙しい中
ほぼみんな(希望した人は)車椅子に乗せてロビーまでつれてきました。


私は元々涙もろいので花火を見ているだけでもなんだか感動してしまう
んですが、
こうやって、普段はベットで寝ている患者さんが、
患者さん同士、また、歩ける患者さんも含めみんなで花火を見て
感動を共有している姿は、何とも言えないくらい素敵な光景でした。

その中に、最近状態が悪くなって大部屋から4人部屋に移動になった
患者さん(以下Mさん)も車椅子で来ていました。
医師の考えでは、余命は今年一杯と考えているようで、
Mさんも余命告知はされていませんが、何かを悟っているようで
最近笑顔が見えなくなっています。

彼は表情を変えず、花火を見ています。

とまりません。

そんな時、大部屋の仲がよかった患者さん5人が彼を囲みました。
「○○さん、よくなったねぇ。前は車椅子でも出てこれなかったじゃない」
「俺だって調子悪いとき車椅子に世話になったもんなぁ。。。」
「早く戻ってこいよ。待ってるから。」


患者さんの支えは、同じ疾患を持つ患者さんにとって
大きな励みになるんですね。

花火が終わって、みんな居なくなったロビーでMさんは、
その場にいて、空をじっと見ていました。
そして、私に、

「部屋に戻してもらっていいかな」と一言。

「花火きれいでしたね。」
「そうだね。今までで一番きれいだったかも知れないよ。
 最高の最期の花火だったよ。」
と。。。

最後?最期?

今年の夏も始まったばかり。

私はMさんの命が今年一杯だろうと、
少なくとも来年の夏の花火は見れないと
少し遠まわしに言ったんだろうと悟りました。

前にも「最期の桜」みたいな題名で日記を書いたと思うんですが、、、

私達にとってはこれからまだまだある、年の行事や季節の花々などが
患者さんにとっては、人生で‘最期’となる場合もあるんだなと
考えると、
たとえ、自分にとってそれが最期でなくても、
本当ににかけがえのないものに思えてきます。

Mさんにとって、次の花火はないかもしれません。

けれど、これから彼の最期までの間に起こる出来事や、見る物
出会う人々が、
Mさんにとって最高であってほしいと願います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Aug 2, 2005 04:23:57 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
らめ仙人@ 初セッ○ス大成功!! 例のミドリさん、初めて会ったのに、僕の…
リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/e99fln3/ 今…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/5rjwd16/ ア…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: