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米国発の景気減速の動きは、徐々に世界中に広がっているように思います。但し、本当に徐々にという速度です。一方、今のところ、最も敏感に景気減速の動きを捉えているのは、サブプライム問題が欧米に比し軽症と言われている日本の株式市場のようです。米国をはじめ、欧州やアジア諸国の株価も下げてはいますが、日本ほどではありません。私の感覚からいうと、日本株が下げすぎというよりも、欧米諸国の株価が思ったよりも下がってこないなと感じています。実際にサブプライム問題が景気に大きな痛手を負わせることなく終結に向かうため株価が大きく下がらないのか、或いは、欧米諸国の投資家が右肩上がりの相場に慣れてしまっていて、現在の株価を既に安値圏と捉えて買い戻してしまうため下がらないのか良く分かりません。ただ、バブル崩壊後の厳しい時代を思い起こすと、米国経済の落ち込みがこんなもので済むとは思えません。但し、米銀の場合は、日本の銀行よりも思い切ったリストラを行うので、米国経済が日本ほど深刻かつ長期低迷に陥ることはないだろうとは思っています。
2007.11.17
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CitigroupのCEOも週明けに辞任するようです。先週Merrill LynchのCEOも辞任しましたので、米国を代表する金融グループ2社のCEOが実質的に更迭されたことになります。日本ですと巨額の赤字を計上しても、「はやく経営を立て直すのが自分の役目」とか言って、社長はなかなか辞めませんが、この辺が日米の違いでしょうか。ただ、今回の場合、前述のいずれのCEOも当初は辞任する意思はなかったようですので、経営陣を取り巻く株主、ステークホルダーの経営陣へのプレッシャーが大きかったのでしょうか。いずれにしろ、経営陣に対するプレッシャーは、日米間でかなり大きな違いがあるのではないかと思います。つい数年前までは、Citigroupといえば世界最強の銀行だと思っていましたが、チャートを見るとここ5年程の株価は冴えず、現在の株価は5年前とほぼ同水準になっています。また、同社はCDO等の追加評価損を相当抱えており、Q4にも相当額の損失計上する可能性が噂されています。もし、実際に損失計上して更に株価が大きく下がる局面が出てくれば、投資してみたい企業だと思っています。やはり同社が世界中の構築しているリテール網には魅力を感じますからね。その一方で、金融機関にとっては、イールドカーブがフラットニングしている環境が続く限り、収益の大きな伸びは期待できないかもしれませんので、株価の反発は限定される可能性もあると思っています。
2007.11.04
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