青い島のひだまりで

2004.08.12
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限られた食材で何かを作るということは、頭を使うことだと思う。居候ゆえに、あと自分が滞在する日数を考えて、食材を購入するのにも、意外と頭を使う。

hiroくん のところに、しばし滞在中。
きのうは、残っていた“しょうが焼き” (11日の日記参照) があったので、ひき肉代わりにならないかと細かくして、ぎょうざを作ってみた。
ニラは買ってきたが、残っていたキャベツと、足りない分はレタス。小学校の家庭科で、レタスは包丁で切ると苦くなるときいた記憶があり、わたしは今まで律儀にその教えに従って、ちぎってきたが、きのうはじめて“切って”みた。おそるおそる味見をしたが、苦くなどない。むしろ、残っていたキャベツは千切りにした状態で保存してあり、そっちの方が幾分苦い気がした。長ネギも残っているので入れる。

パンを作るために買った強力粉が余っていたので、皮もお手製だ。粉から皮を作るのは二度目だが、ポイントは、“打ち粉”を多めにすることだ。そうしないと作っている矢先に、皮がくっついてしまう。
さらに、hiroくんのところにある調味料も限られている。ごま油も酢もない。肉にはすでに味はあるから、あとサラダ油を加え、しょうゆ、和風ドレッシング(ごま油風味のため)、すき焼きで使ったタレを小さじ1程度、ラー油と塩、コショウを少々、チューブ入りのしょうがも少し加えた。生のひき肉でないため、固まらないかと思い、小麦粉とパン作りで残ったたまごも加えた。

皮24枚作るのに50分。詰めて形にするのに20分ちょっとかかったと思う。小麦粉をこねる時間や、具材の下準備の時間も考えると、材料費はかからなかったものの、時間はかなりかかった。前も、ぎょうざを手作りしたときは、「ぎょうざは買った方が安い」と思ったが、今回も同じ感想だ。

味は案外よかった。

「皮も全部作ったんだよ」
と、ちょっと自慢する。
hiroくん、食事中。
「ご飯、まだある?」
立ち上がり、“チン”をしにいく。
「ぎょうざ、まだ残っている?」
また立ち上がり、“チン”する。
仕事して疲れて帰ってくるんだから、このくらいしてあげなきゃ…。
「お水、ないね~」
「あるよ、冷蔵庫に。hiroくんの方が近いよ」
大好きな心霊のテレビを見ているのに、落ち着いて見ることもできない。


今夜、hiroくんは残っているカレーを使ってカレーパスタ。一人分しかないので、わたしは、レトルトのミートソースに野菜を加えてカサ増しして、トマトパスタ。あしたは、hiroくんは飲み会らしいから、2日分にしよう! 
キャベツが余るから、ロールキャベツにしようかな…。と、考えてみるが作ったことがなかった。でもオーブンの説明書にレシピ載っていたから、なんとかなるかな…。

“衣食住”という言葉がある。
1日くらい着替えができなくても、なんとかなる。雨風しのげれば、とりあえず住める家があればいい。でも“食”は、味はともかくとして“おなか”が満たされない日は、なんとも、ひもじくてわびしい気分になるのではないか。
hiroくんのところでの生活は、ちょっと学生時代のひとり暮らしにも似ている。あのころも、冷蔵庫の中を考えながら買い物をし、何を作ろうか考えていた。

翌日の着ていく服と、夕食のメニューが決まらないと落ち着かない気分だったことを思い出した。





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最終更新日  2004.08.12 14:48:58
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