青い島のひだまりで

2004.08.31
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台風は、何ごともなく過ぎ去ったようだった。友達にそんなメールをすると、“2階の部屋のせいか、結構、風の音がしたよ”と返事が来た。家から歩いて5分とかからない距離なのに…。わたしの部屋が、道に面していない1階の奥の部屋ってことも関係しているのか、それともぐっすり眠っていたのか…。

午前中は小雨だったから、図書館に行くついでに散歩をした。台風が過ぎ去ったせいか、妙に蒸し暑い。歩いて汗をかくにしても、なるべく田畑の多いところ、もしくは車や信号の少ない道を歩きたい。

うちの近所には、妙に路地が多い。車が通れる道と道の間に、路地があり、タイムスリップしたかのような空間がある。建て直すこともできず、空家になっていたり、郊外へと出て行ってしまったりで、社会科で習った“ドーナツ化現象”をここ十数年で感じる。

昔、遊郭のようなところだったと聞く建物がある。久々に訪れると、広い駐車場とモダンなマンションにと変っていた。下町風情のある一角で、かなり気に入っていたのに残念だ。

時間の経過と共に建物も朽ち、人も老いていく。それでも、昔の物語には“不老不死”の薬を求めたり、永遠の美や命を願うものがある。地位も名誉も富みもあり、若さと永遠の美を手に入れても、まわりがどんどん変っていくのに自分だけが変われなかったら、それは決して幸せではないと思う。

下町風情たっぷりの路地裏を散歩しながら、そんなことをふと思った。

なお、きょう歩いた道だけではないが、ここ最近、歩いた道の写真である。よかったら、どうぞ。
(下町風情 写真14枚)






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最終更新日  2004.08.31 15:06:22
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