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2012/08/29
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カテゴリ: FROM DA YARD
27日の日記です。

停電明けの朝。昨夜の食器はそのまま。ハンデを負ったスタートである。ええ、今日は郵便局へ行くんです。

ボンの夏休みの間、子供二人連れてミニバスに乗るのが億劫で、つい今日まで来てしまった。先週の金曜日に見知らぬ女性が家の前を通りかかり、「郵便局に荷物来てるよ」とわざわざ教えてくれた。そういうシステムなのか・・。伝承文化が生きています。

ひとまず洗濯と子供の風呂だけ済ませ、残りのたまった家事は帰ってから。家を出る頃には10時半を回っていた。10mぐらい歩くと、「じゃらじゃらじゃら~!!」鎖を引きずり、脱走した飼い犬が突進してきた。今日は散歩ちゃうんや・・。餌でおびき寄せたり、鎖をつなぎなおしたりして時間のロス。道路に出てミニバスを待つが、一向につかまらない。今日は朝から曇りがちで、雨を心配しプラダ(風)のサングラスを何度も外し空をにらんでいると、黒いミニバスが止まってくれた。窓からの風を喜々として顔で受けるボン。嬢は沈没。今回車酔いは大丈夫のようだ。

田舎町到着。顔を見るなり郵便局のおばさん「遅いよ~!い~っぱい、い~っぱい、たまってるわよっ」。「そうなんですよぉ」非難される前に相手側に回って共感してしまう。うるさい上司やクレーム客対応で培った技術。なんと3週間以上取りに来なかった物に関しては、超過料金がかかるという。それも1日40ドル(40円)。「ミナミの帝王」の萬田金融よりえげつない利息(?)ですやん。実際バッグに入りきらないほどで、嬉しい悲鳴というやつだ。主に母からの愛の定期便(中身は絵本や日本の食材)。見覚えのある字は疎遠になっていた友達からだった。場所もわきまえず、涙が出そうになる。手数料は手持ちがなかったのでひとつ置いて行くことに(バッグにも入らなかった)。電話番号をわたして、次回からは電話を入れてもらうことにした。

前回ここで、ジャマイカ名鑑にぜひ載せたいキワモノにお目にかかった。歳の高なら4、50代がらみの、ベレー帽とバーガーンディーのニット地のワンピースという野暮ったい格好のおばさん。田舎というのは、首をかしげたくなるファッション(?)に遭遇することが往々にしてあるが、彼女もそのいい例だった。驚いたのはそのファッションではなくて、彼女の「ちんちょんちゃん!!(中国語のマネ)」攻撃だった。ガキがするのには慣れているが、いい歳した大人(しかも女性)がするのは稀有だ。しかも郵便局の窓口という限られたスペースの中で、執拗にしてくるのには閉口してしまった。窓口のおばさんとの会話もままならない状態で、私の中のドキンちゃん(by アンパンマン)がささやく声が聞こえる。「やっちゃいな」。

しかし、このジャッジが難しい。精神を病んでるのかも知れないし、薬でハイになってるかもしれない。帰り際、その口角泡飛ばし叫んでる女性に一言、「どぴでぽんゆ?(なんか憑いてんちゃう?)」と捨て台詞だけに留めておいた。私のイタリア生地のキャミソールがうらやましかったのか。バッグに入りきらないほどの、海外からの小包が妬ましかったのか。田舎にはビックリさせられることがまだまだある。

さて、帰りはボンにも荷物ひとつ持ってもらい、バッグをぶらさげ沈没している嬢を肩に担ぎ乗合タクシーへ。後部座席に大人4人。ボンと嬢を入れると6人乗ってます。こういうシチュエーション、もう楽しめる年齢でもなくなってきた。ボンは外の景色が見れず、めずらしく「キツイ」と不平。そして「まみぃ、おみず」車酔いしたら水を欲しがる彼。しまった、ペットボトルはバッグの一番底にある。身動きも取れない状況、ピンチ!バッグのポケットに入っていたゲロ袋用のポリ袋を手渡し「しんどくなったらこれに吐いてや」なんてひどい母親だろう。いつになったらマイカーに乗れるんだろう?私の未来のホンダCR-V(三菱パジェロでもいい)ちゃん、今どこで一体何してる?

フューチャー・ファンボ(フューチャー・トラブル改め・・って誰がわかるねん)のようなダミ声の運ちゃん、道に開いた穴や他の車に終始悪態つきまくってたが、うちらが降りる時はやさしかった。帰り道は起きて、いつもよりがんばって歩いてくれた嬢。友達からの小包は「結婚しました」ハガキと新婚旅行のおみやげだった。


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Last updated  2012/08/29 05:55:15 AM
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