2005年02月09日
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今日 親父が息を引き取った・・・

生きているときは「クソ親父」

とばかり言っていた。

今の自分が恥ずかしい

親父は、生きようと努力をしたのに。

親父の病気は胆嚢癌だった。

自覚症状がほとんどなく、癌を見つけたときには

もう手遅れだった。

癌と告知された親父は、



と病気に勝つことを俺たち家族に言った。

親父のその気持ちを信じて親父の身の回りの世話をした。

家の事も兄弟でやった。

治療の手立てとして 抗癌剤治療しか出来ないとの

医者の言葉があったけど

親父は「頑張る」の一言言った。

抗癌剤治療は俺たちの想像をはるかに越えるほどの

親父の体力を奪った。

3回の抗癌剤治療を予定していたのだが、

親父が受けれたのは2回までだった。

3回目を受ける時、もう抗癌剤に耐えることのできる



医者は治療のほどこしがないと、家族に話した。

親父にそんなこといえるわけもなく

「もっと元気になってから抗癌剤治療しような」

家族の精一杯の言葉だった。

それでも親父は病気に勝とうと精一杯だった。



親父の様態が急変した。

危篤状態に入った。

家族が集められ、医者から

「もう先は長くないです」

一番聞きたくない言葉だった。

まだ50になっていない親父

なぜ親父にそんな過酷な運命を神様は

平気でしてしまうのか、神様という存在を消したくなった存在だった。

親父に「頑張るんだ もう少しで病気に勝てるんだ」

嘘を言って励ました。

でも、その時には親父は分かっていたのかもしれない。

自分が生命の最後の時期にさしかかっていることを。

意識のあるうちに 親父にお別れをした。

「俺に任せろ 家族は俺が守る 親父のしたい事俺がしてやる」

「いままでありがとう、ゆっくりやすんでくれな」

親父は力強くうなずいた。

俺の一言を聞いて安心したのか

静かに寝るように息を引き取った。

何をしたらいいかわからないけど 俺は 泣いた

人の目をはばからず 泣いた

俺ってこんなに弱いもんなんだ

そう思った

家族を守ると言っておきながら泣いてしまうとは

俺は 弱い






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最終更新日  2005年02月13日 18時59分56秒
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