古本屋で100円読書

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May 20, 2007
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カテゴリ: 本のある暮らし
 昔、「トリスタンとイゾルデ」と題されていた気がしたのですが、今は「トリスタンとイズー」です。


 この作品が非常に有名であることは世界史の中の文学史編を見れば明らかです。でも、なかなかこの作品を読む機会がありませんでした。

 なにしろ、図書館に行くと古典はどこかに追いやられ、知らない作家の知らない作品の中をうろつきまわっているうちに、古典の名作なんて頭の中から追い出されてしまいますから。


 しかし、ありがたいのは古本屋さんです。

 BOOK OFF ではなかなか手に入らないものでも、大学前の個人経営の古本屋さんには掘り出し物がいっぱいあります。もちろん、ブログで掲げる100円読書と言うわけにいかないにしても…。(ちょっとお値段が高めです~。しくしく)


 先日、所用があって久しぶりに札幌に行き、そのついでに北大前の古本屋さんに入りました。そこで見つけたこの「トリスタンとイズー」 ああ、ついに私の手に入ったと感慨深く思いました。


 読んでみると、後世のヨーロッパ、特にフランスに強い影響を与えたと言うのに、稚拙な民話風です。もともと民間に伝承されていた伝説の類を、フランス人べディエ氏が少々の手を加えて完成させたものだけに、もともとの民話風の味わいを損ないたくないと思った氏の配慮によってそうなったのでしょうけど。


 でも、この民話はすごい迫力です。


 トリスタンとイズーは、誤って恋に落ちる魔法のお酒を飲んでしまい、死も二人を引き裂けないほど強く惹かれあいます。当時は婚姻の前に処女を失うことは死を意味しますが、二人はそれをも恐れません。





 一見、稚拙だし、魔法も出てくるし、ええ~。そんな都合のいいことってあり? の世界なのですが、なぜか、この作品は強く心に訴える力を持っています。


 もしかしたら、本当に二人は存在したのだろうか?


 事実が根底になければこれほど人の心を打つものだろうか? とふと考えてしまいました。



 古代ではアングロサクソンは非常に野蛮で、姦通した女は死を持って罰せられ(男はお咎めなし~♪←本当にひどいよね!)たそうです。そういう時代に道ならぬ恋に落ち、深い森の中に逃げていった若い男女がいて、村の人たちが彼らを思うあまり話に尾ひれをつけ、美しい恋物語に仕立て上げていったのか。



 処刑されたか病死した女を追って死の扉を開けた若者がいて、二人の結末に涙した人たちが作り上げた話だったのか。。。


 それとも、文字のない時代に天才的な話者がいて人々が火を囲む団欒のときに語り聞かせた話が時を経るうちに膨らんだものなのか。


 だれも、その真相はわかりません。


 でも、たった一つ分かることがあります。


それは、





 ぜひ、お勧めしたい作品です。







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最終更新日  May 28, 2007 08:04:23 PM
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