2008.02.25
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テーマ: 虹色の石達(485)
カテゴリ: 守りの石達



  中世最後の騎士と永遠の愛

  序章
  ダイヤモンドは 昔男の宝石だった。
  ダイヤモンドの語源は「アダマス」ギリシャ語で征服せざるもの
  を意味する。
  この地上で一番硬い石
  この世で一番輝く石
  その輝きは不浄のものを寄せ付けない
  そは、ダイヤモンド也と云われた石
  この石には、特に強い太陽の力が宿るとされていた。
  月が女性のシンボル
  太陽が男性の勝利と正義の象徴とされていた為

  星占いでもダイヤモンドは獅子座の守護石
  百獣の王ライオンを支配している惑星は太陽
  太陽の守護神はアポロン 

  ダイヤモンドは硬く 長い間磨く術さえ判らなかった。
  中世の頃も然り
  その頃には、装飾品としてではなく
  もっぱら戦いに行く戦士の守護の石として珍重されていた。
  このダイヤモンドが婚約指輪として使われる様に成ったのは
  中世最後の騎士と呼ばれたマクシミリアン大公が星占いに
  よって選んだ婚約者のマリアに「騎士の魂」として
  ダイヤモンドを贈った事に始まる。

  第一章
  頃は、1437年ウィーンの南 ノイシュタット城。
  神聖ローマ皇帝の住む城 にしては、、
  余りにも陰鬱で寒々しい処。
  神聖ローマ皇帝とは 名ばかり。。
  何の報酬も無い 名誉職と云うお飾りに過ぎないのだが
  ハプスブルグ家にとって120年ぶりに選ばれた名誉だったので
  恭しく 受けるしか無かった。
  けど、それだけに当主であるフリードリッヒ三世は憂鬱。
  名誉を守るのって ホント楽じゃないんだ。。

  当時 ハプスブルグ家はオーストリアの山脈地帯をわずかに所有
  するだけ 当主であるフリードリッヒ三世自ら、畑に出て農作業に
  勤しむ環境
  皇帝と云う名前に釣られて嫁いできたポルトガルの王女エレオノーラ
  も、疲れが溜って もう既に亡い。
  そのエレオノーラ妃の遺児であるマクシミリアン王子も
  早、適齢期を迎え 更に不安は募るばかり
  フリードリッヒ三世は、ため息を尽きつつ呟いた。
  「せがれも19才 占星術に由ると妃を迎えよ と あるが ハテ?」
  元来フリードリッヒ三世は金儲けとか名誉とかまるっきり気にしない方
  清貧を良しとする性格で、占星術を愛する 君主としては無能ですね★
  のお人でした。

  一方で この燦然と光り輝く???神聖ローマ皇帝の名前に執着する王が居た。
  ブルゴーニュ公国のシャルル王である。
  勇ましい戦闘力から「突進公」の異名を持つシャルル王の領土と共に
  16歳になる美しい一人娘のマリア公女と共に諸国の注目を集めていた。
  マリアは、シャルルの二人目の妃の間に出来た娘で
  三人目の妃であるマルガリーテによって育てられていた。
  優しく慈悲深いマルガリーテを実の母の様に慕っていた。
  マルガリーテも「愛しいマリア姫 姫はブルゴーニュ公国の跡継ぎ
  素敵な王子を迎えて幸せに暮らして下さいね」が口癖だった。
  豊かな国の美しい跡取り娘が一体誰と結婚するかは各国の君主らの
  気を引くところ。

  ブルゴーニュ公国の王シャルルは この神聖ローマ皇帝と云う
  名前が欲しかったので 最も貧しい公国の無能な王
  フリードリヒ三世の息子に白羽の矢を立てたのだった。

  第2章
  ブルゴーニュ王のシャルルは娘に言った。
  「何も驚く事は無い。余が欲しいのは神聖ローマ皇帝という
   名誉の王冠のみ」「フリードリヒなら 思いのままに操れる、
   やがては余も皇帝に成れるかも知れぬ」と。
  シャルルは計算高く 娘のマリアとマクシミリアンを一緒にさせて
  皇帝の座を得ようと企んだのです。

  マクシミリアンの父 フリードリヒ三世は 単純に喜んだ。
  「マックス(マクシミリアンの事)よ、この縁談 逃しては
   二度とチャンスは無いぞ」
  けれど、マクシミリアンは、
  「父上 私はそうは思いません。 ブルゴーニュ公国は豊かな国
   何を企んで こんな国に娘御を嫁に来させようとしているのか
   気味が悪いです」と。それに「自分の意志でこんな地方に来る
   姫がおられるとしたら、よほどの下心が有るか 変わり者では。。」
   とも。
   普段は大人しいフリードリヒが自信満々で興奮している。
   マックスはこんなにも興奮している父上を見るのは初めてだった。
   次号に続く

  さてさて、どうなります事やら
  昨日、次は明後日~★と 入れたものの 
  これって 乗っている時で無いと 中々続けて入れられないのが
  実情(^^;;
  なので、一遍に入れると言う方法じゃなくて
  「次号に続く」と言う方法で 入れて行く事にしました。
  だから次は第3章から

星座石 守護石/山中茉莉著より





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最終更新日  2008.03.03 20:59:21 コメントを書く
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