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nomination1103

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2005年01月06日
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昨年12月27日(月)付けのWWDジャパン別冊「2004 WINTER WWD BEAUTY」を何気なく読んでいて思いついたことを書いてみたい。

同紙によると、「2004年は百貨店の化粧品フロアにとって極めて厳しい年だった」とある。昨日のこのブログで書いた婦人靴業界に似たような状況に化粧品業界もあって、一足先に成熟化してしまった衣料品業界と違い、90年代は空前のコスメブームで売り場が沸きかえっていたのだ。だから、ここに来ての不振でメーカーも百貨店の側もやきもきしているのだろうが、少し離れたところから見るとこの業界、まだまだいろいろな商売の切り口があって非常に魅力的に映るのである。

日本の化粧品のマーケットの規模は2兆円弱だと、数ヶ月前にWWDジャパンで読んだ記憶がある。うち半分近くが外資系化粧品メーカーのシェアであるという、非常に特殊な業界構造になっている。ドラッグストアやコンビニにある低価格の化粧品の数倍する高額の商品を百貨店で買う層が日本にはかなりおり、しかも衣料品と違い使えばすぐなくなるのでリピート需要がある、という美味しいマーケットなのである。

しかし、第1のチャンスは、この、「外資は百貨店でしか買えない」という硬直した市場構造の中にこそある。

高級化粧品を違う販路で売ってみたらどうか。

思い出すのは日本から撤退したLVMHグループの「セフォラ」である。あの業態は、化粧品のセレクトショップだと私は思っているが、そういう業態があっても良いのではないか。既にそれを一部取り込んだ業態にチャレンジしているのがワールドの「オペーク」である。更に、同社は化粧品+雑貨+衣料品のコンビニ「イッツデモ」も開発している。

あるいは、メナードやポーラのような訪問販売、そして通信販売。特に、通販の業界は基礎化粧品中心で、メーキャップ商品など「感性」の切り口が乏しいだけに、今後この分野で勝負するブランドが出てくれば面白いのではないか。対面販売・カウンセリングができない、というのが通販の弱点だったが、メールやIPTV電話を活用すればそれはかなりの程度補えるだろう。ネット通販ではTVCMのようなストリーミング映像でのイメージ訴求も可能になっているのだから、店頭販売一切なし、ネット通販(あるいはケータイ通販)の高級ブランド、というのも成り立ちうるのではなかろうか。

第2は、日本のアパレルブランドの香水ビジネスである。

日本には古来から香道などの文化が存在するが、欧米人のように体臭を隠す必要性はあまりなかったため、欧米ほど香水は売れない、という説もある。Googleで検索すると、全国化粧品小売商協同組合連合会のサイトの中に、2001年の情報だが、化粧品全体の2%の市場規模にすぎない、とあった。



日本ではこれまで「コム・デ・ギャルソン」や「ロードゥ・イッセイ」くらいしか例がなかったのだが。今年海外でひと暴れ」と宣言しておられるオンワード樫山さん、まずは「iCB」の香水、世界同時発売なさってはいかがだろうか?

第3は、伊勢丹新宿店のメンズ館が先鞭をつけたメンズの化粧品マーケット。これは、残された巨大真空マーケットなのではないか。グルーミング、香水だけでなく、特にスキンケアの分野が。

中年過ぎてお肌がかさかさになってくるのは男性も女性も同じである。男性だってお肌つるつるぴかぴかでいてくれた方が、彼女も喜ぶと思うんだ。

メンズ化粧品の分野は、それこそ百貨店さんが頑張って先行投資、キャンペーンしていくべき分野だと私は思う。伊勢丹さんに続く企業が次々登場し、新規市場開拓を果敢に進められることを期待したい。





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最終更新日  2005年01月06日 21時15分13秒


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