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nomination1103

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2005年05月05日
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一昨日のこのブログで、中国の大手繊維メーカー・ヤンガーについて取り上げたせいか、昨日、今日と、何名かアジアの企業ドメインの方にご訪問頂いているようだ。検索エンジンで調べられたのか、RSSリーダーを活用しておられるのか、いずれにしても日本語を読み書きされるということは、素晴らしいことだと思う。

もっともっとアジアのファッション業界のニュースを取り上げるべきなのだろうが、残念ながら私の語学力の問題もあって、情報の入手が2次情報、3次情報(しかも紙媒体の)にならざるを得ない。でも、今まで以上にアンテナを高く立てるようにしたいと思いますので、宜しければどうかこれからもまたお越し下さいませ。再見!

I'm very thankful for you to come my weblog "Fashion in Fashion" from Asian countries. I imagine you would know this weblog because I wrote Younger's news the day before Yesterday. Maybe you use search engines or RSS readers. I respect that you read Japanese articles.

I will have to pick up more Asian fashion news, but I'm very sorry I don't study Asian languages, for example, Chinese, Korean, etc,. I try to
study harder and harder, so please come here again and tell me your opinions. See you again!

ここから先の伊勢丹新宿店2Fの「CCシンデレラシティ」に関する文章は、あくまでも私の個人的な印象に基づくものだと思ってお読み頂きたい。というのは、私が知る限りにおいては、まだ改装以降の売り場全体の売り上げ動向等に関する公式なコメントは発表されていないからである。

先月末の土曜日の夕刻、久々に伊勢丹に行き、改装後初めて「CCシンデレラシティ」を見た。

エスカレーターを降り、「クラブハウス」(トラッドのコーナー)の前から売り場を一見する。「非常に見通しが良いな」というのが第一印象だ。

というよりも、はっきりいって、見通しが良すぎる。来店客数が少ないせいもあってか、白い壁、簡素な統一什器がやけに目立つ。通路にゆがみがなく真っ直ぐなので、一番奥の「ブラックバイマウジーEXT」まで一直線に見渡せてしまう。



順番に端から商品を見ていく。しかし、どうもピンとくる何かがない。はっきり言って、どれもこれもが似ている。ハコとして独立した格好になっている「バーバリーブルーレーベル」は別として、好調だという話の「カイラニ」と、帽子の「CA4LA」、そして、面積からいっても、ロケーションから言っても売り場の中核をなす「ブラックバイマウジーEXT」を除くと・・・。

つまりは、「ブラックバイマウジーEXT」のテイスト=マルキュー系セクシー系の周囲に、セクシー系のバリエーションが展開されているだけなのである。すなわち、(1)モテ系(「プライドグライド」「シャーロットロンソン」等)、(2)アメカジ、西海岸系セクシーカジュアル(「パープル&イエロー」「トミーガール」等)、(3)セレブゴージャス系セクシーカジュアル(「ハンアンスン」「サマンサタバサNY」)、(4)スポーツ系セクシーカジュアル(「アディダス」「プーマ」)。(蛇足だが、外資のスポーツブランド2強が、婦人服売り場に堂々と進出していることにも注目しておきたい)。

反面、本来ならば、この売り場に楽しさと変化をもたらすべきキャラクター色の強いブランドは、和調カジュアルの「45rpm&」と、「ヒステリックグラマー」「パドカレ」「アバハウス・ドゥビネット」の4ブランドだけだ。それなのに、なんだか「45rpm&」は、西海岸系セクシーっぽくなっているような気がするし・・・?

これは、はっきり言って日本のレディスアパレル業界の貧しい現状をまざまざと露呈してしまう改装だったのか、とすら思えてくる。つまりは、同質化の極み、猫も杓子もマルキューパワーに引きずられ、似て非なるブランドのはずが、よくよく商品を見るとやはり似ていた、という現実をお客様に見せ付けてしまう結果になってしまったのではなかろうか?

皮肉なことだが、このようなセレクトショップ的な統一什器の売り場には、本当は売り場の反対側に並ぶ「ツモリチサト」や「ジュンヤワタナベ コム・デ・ギャルソンマン ピンク」「リミ フゥ」などのデザイナーズブランドの方が適しているのだ。それこそミラノの「ディエチ・コルソコモ」がそうなのだが、1点1点が極めて個性的で、素材にもデザインにもパターンにも凝りまくっている商品ならば、統一什器の中に放り込んでも1点1点が全て光を放つ。商品は自ら語り、売り場は生き生きとしてくる。

しかし、プライスゾーンの安い商品の世界観というのは、残念ながらインテリアや什器、ハコで仕切らなければ明確には成り得ないのかもしれない。

とはいえ、伊勢丹さんは不退転で今回の改装に臨んでいることと思うし、私もこの改装の方向性は間違ってはいないと思う。百貨店さんが自店の個性を明確に出し、顧客に愛されるお店として生き残っていくためには、「各ブランドの世界観」の結果論的な集積に頼るのではなく、「伊勢丹さんとしての世界観」「伊勢丹さんならではの品揃え」を見せる以外にはないからだ。

残念ながら、ヤングの人口の減少、そして消費行動の変化は、ヤング向けのアパレルブランドのパワーを著しく低下させている、という現実を認識せざるを得ない。そういう状況の中、百貨店サイドとしてまずは出来ることは、この中にもっと太く「自主売り場」の杭を打ち立てることではないか。

「アクアガール」や「ユナイテッドアローズ」のように、オリジナルの商品企画まで出せれば理想だが、逆に、臨時のコーナーでもいいから、大学生や社会人1、2年生にとって必要不可欠な商品、グッズを期間限定でポンポン出していくとか。例えば、重たい教科書が入っても痛まないようなトートバッグとか、夏休みに彼氏との旅行や、サークルの合宿等に持っていくのに最適な「お泊りグッズ」のセットとか。あるいは、ネイルアーティストとか、ケータイキャリアのように、ヤングに影響力のある異業種と組んだイベントとか。企画は無数に考えられるはずである。

そして、伊勢丹さん以上にアパレルさんに望みたいことは、もっともっとブランドの個性を出し、1点1点の商品の個性や、コーディネートした時の個性をくっきりと出してほしい、ということである。いずれ伊勢丹新宿店には、今以上にアジアからの観光客や上質な商品を求める上顧客が押し寄せるようになるだろう。その頃には、アジア発のパワフルなヤングブランドの売り込みも続々と押し寄せ、日本のブランドの売場面積はどんどんと縮小させられてしまうことだって十分予想できるのだ。





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最終更新日  2005年05月05日 23時22分54秒


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