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Ryu-chan6708

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2006.09.27
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カテゴリ: 孫の教育
私: 近くに住んでいるうちの孫は4才になったばかりで今年、初の幼稚園の夏休みを迎えたんだ。
 そこで、幼稚園から夏休み中やる自主的な宿題が課せられた。
 考えたのは、 家で飼っている金魚の餌を毎日、欠かさず与えるというもので 、餌を与えるとカレンダーのような チェックシート の紙をクレヨンで塗るというの。

A氏: よくやる方法だね。

:夏休みが終わり、幼稚園の先生に母親の感想とともにその完成したカレンダーを提出した。
 そのとき、娘は母親の感想として、 わが子が金魚に愛情を感じたようだと 追記した。

A氏

:そうではないのだ。
 夏休みが終わると、急に餌をやらなくなったので、餌をやるように子供言ったら、「 もう、カレンダーを塗らないでよいのだから、餌はママがやってよ 。」と言ったという。
 娘はがっかりしたと言っていたね。

A氏 :カレンダーを塗ることが重要になって、愛情をもって金魚を育てるという目的が消えてしまったんだね。
手段が目的化したわけだ

私: これは大人の世界にもあるね。
 工場で機械の点検リストを作り、チェックする。
 そのうちにマンネリになり、 後からまとめてチェックマークを入れたりする
 記録の紙を形式的に書くだけで、目的を忘れる。
 そして、大きな事故につながる原因になったりする。

A氏 一昨日の日記の日本陸軍の「員数主義」 にある形式化だね。
 こういう場合、一般的にどうしたらよいだろうね。

目的を理解するのに、手段が適切かを考えるべきだろうね
 いきなり、機械的に紙に書くということをしないで、それが目的を達成するのに効果的か、他にいいやり方がないかを考えるべきかもね。
 俺は、金魚の場合、カレンダーチェックをやめ、例えば、 親が口で毎日、子供に「金魚はそろそろお腹がすいているのでないの?」と語りかけたほうがいいじゃないかと思うね

A氏 親のほうがその語りかけを忘れないようにカレンダーをチェックすることになるね。

:工場だって その職場のチーフが「機械は問題ないかね」と機械のポイントを一緒にみて廻るのが、原始的なようで一番、効果的なようだね
チェックシートがその会話のチャンスを殺すね。

A氏: そういえば、例の プール事故 がそうだね。
 何か、 現場チーフがアルバイトに日常、安全について現場を回って語りかけていないような気がする。
 市の職員がプールの現場に来たときの会話もお茶のみ話だけではないの。

:マスコミの取材もアルバイトに「 チーフとの仕事上の会話はどの程度あり、どういう内容だったの? 」と質問したものがなかったようだね。

A氏 すぐチェエックシートとマニュアルの取材 だね。
 新聞記者がマニュアルとチェックシート第一で育った世代なのかね。

:私の友人がある 開業医 から相談を受けたんだ。
地方の知名人の紹介で入ったある看護師が、要領が悪くミスが多いというんだ
 くびにできないので医者は愚痴を友人にするんだね。
 友人もいろいろ知恵を出したらしいが効果がない。
 そこで俺の嫌いな チェックシート を作って看護師に付けさせた。
 でも、それでもミスはなくならない。

A氏 :それで結局どうなった?

私: もう、その医者もガマンの限界にきて、あるとき、「 これ以上ミスがあったなら、皆、一律ボーナスをカットする 」と怒って言ったそうだ。
 そうしたら、 急にミスがなくなったというんだね

A氏 :何故だろう?

私: 俺は、その 医者の怒りでその看護師や周りの人が始めてことの重大性を覚 ったのではないかと思ったね。
医者と看護師のフェース・ツー・フェースの口頭による基本的なコミュニケーションが十分でなかったのだね
 医者が愚痴を友人にして看護婦にできないというのは、看護師とのコミュニケーションが不十分だったのかもね。
 医者は「ダメな看護師だ」と思っている一方で、看護師は「 口うるさいオヤジだ 」と腹の底で思っていたのかもしれないね。
 そこまで、価値観が同じでなかったんだね。
 だから、チェックシートは押付けになるだけだ。

A氏 :中小企業の会社経営でも、同じかね。

:ダスキンのフランチャイズ店などを展開する「 武蔵野 」が中小企業ながら 日本経営品質賞 を受賞しているが、 小山昇社長 は、 社員教育は社長の直接の仕事 だとして徹底的に訓練を繰り返しているという。
毎朝7時30分から8時30分まで早朝勉強会をやっていて、社員を5組分け、順番に受講させる。1989年に社長になってから3700回開催して、その3分の2は社長が直接話しているという。
 そして、社長と同じ価値観をもつようにするまで行うという。

A氏 :中小企業の経営がバブル崩壊以来厳しいのに、この会社の業績は好調だというね。

:接待と称して取引先と飲んでばかりで社員と真面目に飲んでいないと批判的だ。
 飲むとすぐ説教するから若手も嫌がる。
 だから、社長が聞くべきだという。

A氏 :なるほど、IT時代とはいえ、 原点はフェース・ツー・フェースのコミュニケーションが重要なんだね
 それも皆、忘れだして、便利な道具で逃げているのかもね。

:幼児が金魚に餌をやる訓練もね。

強い会社をつくりなさい





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Last updated  2006.10.05 08:42:44 コメントを書く
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