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Ryu-chan6708

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2011.05.30
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テーマ: ISOについて(477)
カテゴリ: カテゴリ未分類


A氏 品質保証部 の担当と話していたら、 審査員 に顧客から来た不良品の箇所の写真は 外部文書 だと指摘されたと言っていたね。
外部文書 って何かね?

:これは ISO9001 が持ち込んだ言葉だね。
  初版の 1987 年版 にはなく、 1994 年版 に登場するね。
  元の英語は documents of external origin だね。
   直訳すると「 外部がもとになっている文書 」「 外部から来た文書 」かね。
94 年版 の文では「 規格及び顧客の図面のような外部の文書 」とある。
  日本訳では「 外部文書 」でなく「 外部の文書 」だね。

A氏 :「 規格及び顧客の図面のような 」とあると理解できるね。

:当時 ISO本部 で出版された ガイドライン の「 中小企業のためのISO9000」(94年版向け )では「 法的規制、規格、綱領code、仕様書などの外部文書(external documents)」 とあるね。
 ここでは英語も日本語訳もまさに「 外部文書 」だね。

  ところが、 2000 版で「 どれが外部で作成された文書であるかを明確にし 」と改訂になって「 規格及び顧客の図面のような 」が消えた。

A氏 :かえって分かりにくくなった改訂だね。

IT化 が進んだ結果かね。
2000年版 向けの ガイドライン の「 中小企業のためのISO9001 」では「 電子的に受け取った外部文書すべてを管理するのは不可能である 」とあるね。
  ここでの「 外部文書 」の英語は documents from external sources  だね、

A氏 2008年版 ではどうなったの?

:いい質問だね。
 「 外部文書 」についてちょっとした変更があったね。
  次のように「 外部文書 」の前に 長い言葉が追加 された。

  「 品質マネジメントシステムの計画及び運用のために組織が必要と決定した外部からの文書

A氏 :なんだかもっと分からなくなったね。しょんぼり

:まぁ、 94年版 の規格で示されたような文書が中心と考えればいいだろうね。
ISO9001 は企業の規模、業種を問わず、使えるようにしているから、どうしても 文章 抽象化 しやすいね。
  逆に 解釈の自由度 があることになるね。
  だから、この 抽象化されている規格 から、自社なりの具体的な「 外部文書 」の定義を決めることが個々の企業に必要になるね。

A氏 :それには企業の マネジメントシステム設計者 の「 知的体力 」が必要になるというわけか。

私: その通りだね。
 それから、その顧客からの写真が「 外部文書 」かは、来週の月曜日に検討しよう。






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Last updated  2011.05.30 09:01:33コメント(0) | コメントを書く


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