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http://mainichi.jp/select/news/20121120k0000m040048000c.html
理化学研究所(理研)の倫理審査委員会は19日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の病気治療の臨床研究について、計画は適正として承認した。21日には共同研究機関の先端医療センター病院(神戸市)の倫理委でも審議が予定され、承認されれば年内にも厚生労働省の委員会に計画が申請される。国が承認すれば、 iPS細胞 を使った世界初の臨床応用が実現する見通し。
臨床研究は、理研発生・再生科学総合研究センター(同市)の高橋政代プロジェクトリーダーらが計画。高齢者に多い目の病気「加齢黄斑変性」のうち、網膜の裏側に余分な血管が生えて視力が落ちる「滲出型(しんしゅつがた)」の患者6人前後を対象としている。患者の皮膚細胞から作製した iPS細胞 を、網膜の一部「網膜色素上皮細胞」に変化させ、シート状にして移植する。
理研の倫理委は、法律の専門家や臨床医ら9人で構成し、非公開で審査。倫理的観点や科学的な視点から議論したとみられる。 iPS細胞 は、移植後のがん化が最大の課題だが、目の細胞の組織はがんになりにくいとされる。今回の計画は「臨床研究の初期段階」と位置づけ、安全性の確認を主な目的にしている。
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