おかんさんからプレゼントされた童話


お話は以下の通りコピーを持ってきました
2

「流星に乗ったもぐもぐ」


もぐもぐは火星の子

毎日がちょっぴり退屈なので

ちょっと知らない所へ行ってみたくなりました。



さ~て・・・・・

何処がいいかなぁ~♪



何処って言ったって

もぐもぐは火星のほかに行ったことがないので

何処かも思いつきません。



でもいつも自分の星から見る

「蒼い星」にとっても惹かれていました。



お母さんやお父さんは

いつももぐもぐに



「一人で遠くに行っちゃぁダメ」



そう言い聞かせていたので

もぐもぐはあの「蒼い星」は見るだけの毎日。



ところが今日はお父さんもお母さんも

出かけていて一人でお留守番のもぐもぐ。



ふっと行って見たくなったが・・・早い・・・・

早速「蒼い星」めがけて流星に乗ってGO!!








「蒼い星」にはもぐもぐと同じかたちの

子供たちがいましたが

お友達になろうとしたのに

もぐもぐの言葉は通じません。



それどころかもぐもぐの姿は

その子供たちには見えないようでした。



もっとひどいことには

その星でもぐもぐの身体は重力の違いから

全く動けなくなったのでした。




言葉も通じないし

(モグのことも分かってもらえないし)

(おまけに身体は自由になんないし・・・・)

(つまんない・・・・)





日が暮れてきました。



元気イッパイのもぐもぐも

知らない星で段々心細くなってきました。



ちょっぴり涙が出そうになった時

もぐもぐの周りには天使がたくさんいるじゃありませんか!!



天使はもぐもぐの言葉を優しい風に代えて

この星の子供たちに届けてくれました。

そしてもぐもぐを流星に乗せて

火星へ返してくれました。





「蒼い星」の子供たちは

そよそよ吹く風に

今までにない不思議な心地よさを感じていました

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