のんびり幸兵衛夢日記

2012.09.29
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カテゴリ: アトピー
木曜日は、皮膚科の診察日でした。

先月は、暑い盛りでも、自分としては何とか持ちこたえているつもりでした。
2週に1度の「祖父母詣で」にも行けているし、昨年の夏に比べると、キンカンの消費量は断然少ないし(私の痒みの、一番のバロメーター)。
今年の夏は大丈夫、これまでとは違うと、思おうとしていました。

それが今月になって、暑さも峠を越えて、少しずつ楽になってきた頃に、だんだんボロが出てきたのか、からだのあちこちに、アミロイドが出てきました。
場所は、前にアミロイドが出ていた腰の左右外側、左の太もも、左足首、右脚ふくらはぎ。

それまでも、太もものところは、見た目は何ともないのに同じところがしつこく一日中かゆかったし、足首は、何か悪いものが下に溜まるみたいに、気持ち悪い感覚がありました。この足首には、何年も前に化膿のおできが大爆発した痕が残っていて、ここの皮膚の奥がうまくいっていないのか、夏になるとむくんだように腫れます。
そういう、ちょっと調子よくないなという感覚はあったのですが、アミロイドがはっきり出てきたのは先週以降、ごく最近。

そういえば、右のふくらはぎにも、化膿のおできが大爆発した痕が3つ縦に並んでいて、今回できたアミロイドは、そのすぐ横。

最初は、何となく縦に模様が見えるような気がしながらも、気のせいかなと思うのですが、その縦の模様がだんだんボツボツと隆起してきます。
ふくらはぎと太もものアミロイドは、特にその縦じまがよく見えます。

まあアミロイドの観察日記はどうでもいいですが、とにかく、できる前から気配は感じていたし、じっと見てはいたのです。
なんだかちょっとよくないぞとは思いましたが、まだアミロイドができてしまう前に、強いステロイドを塗っておくという気持ちにはなれませんでした。

もともと夏の初めから、背中の左右の肩甲骨の辺りがとてもかゆく、でも見た目には何ともないという状態が続いていました。
腕や脚に、毎日どこかここかに赤いものがポツッと出ては数日で治まる、ということも続いていました。
でも、急激に悪化というほどではなかったので、先生に言われたとおり、からだに塗る弱いステロイドを使っていました。

今になってみれば、夏の初めからこうなる予兆はあったということです。
先生には、先月の血液検査で、TARCが700台に上昇していたと、今になって言われました。
「その影響が、少し遅れて感じられるようになったということですね」と言われましたが、私自身はもっと早く気配を感じていたのです。
後からだから、言えることだけど。ああ、今にして思えば、あれが、というやつです。

でも、それはなかなか難しい。
見た目に症状が出ていなかったら、お医者さんからは弱いステロイドの指示しか出ないし、そこに強いものを使うのは、何だかこらえ性がないというか、我慢が足りないみたいだし、なるべくなら使いたくないものだから、勝手に強いものを使うことには罪悪感があるし。

結局、アミロイド用に出された強いステロイドを使い始めたのは、先週末ごろからで、今は、しっかりあるものの、悪化の勢いは止まり、ちょっと元気をなくしてきたように感じます。

主治医によると、先生が診ている患者さんの中には、私と同じように長年悪い状態が続いた人が数人いて、その人たちはちょうど私と同じような皮膚の状態で、アミロイドを繰り返している、ということでした。

「うーん、だから、このアミロイドがやっぱり一番問題なんですよねえ~」という先生の口調から、以前に比べ、少しずつアミロイドに対する認識が変わってきたように感じました。(前は、アミロイドは過去の燃えカスでりナレノハテで、再発するのはステロイドをちゃんと塗っていないからだという認識だった)


先生は、私が夏になると悪化することに対し、汗をたくさんかくからねというようなことを言いますが(今年は言わなかったけど)、汗をつらく感じるのは皮膚が悪化した状態になったからであって、汗をかくから皮膚が悪化するのではないのです。私の場合。
いったん皮膚が悪くなれば、確かに汗は堪えるし、夏の終わりになるとそのダメージが積み重なって、悪くなることもありますが、それは皮膚の表面の問題で、アミロイドのように奥から湧き出てくるものは、また別問題。

でも今は涼しくなり、この夏も悩まされた足指の水泡も、よくなりました。
先週までは、毎晩お風呂上りに、指にステロイドを塗ってガーゼを巻いていましたが、それをしなくなってもぶり返さず、夏のあいだのむくみが取れたのか、前より足指がスマートになって、お風呂に入りすぎた時みたいに、しわしわになっています。

先月飲み始めた、オノンという抗アレルギー剤は、自分の感覚では全然効きません。
くしゃみは、自慢じゃないですが、1日に20回以上はしていると思います。
それでも、ずっと飲んでいたのですが、飲み始めてからずっとおなかの調子が悪く(下痢)、先週一日外出した時に困ったので、もうこんな効きもしない薬のためにずっと具合悪いのはいやだと切れてしまい、飲むのをやめてしまいました。

先生にも、効かないし下痢になるから飲んでいないと話したのですが、敵もさるもの、「では、効果はもう少し遅れて感じられるのかもしれませんね」「先日から飲むのをやめておなかのほうも治まっているということなので、飲む量を減らして、もうしばらく続けてみましょう」。やられた。。





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最終更新日  2012.09.30 00:02:10
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