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先月から改装していた「旬彩 鮨 IWAO」が、令和初日の5月1日にオープンしました。この店は、板前である、私の弟がやっと独立して始めたお店です。男ばかりの3人兄弟で、私は長男。板前の弟は、一回り年下の末っ子。板前という職業柄なのか、働く先も結構転々として、なかなか結婚もしないし、ずっと両親の心配の種になってきた末っ子です。ということで、「やっと」自分のお店を持てたわけですが、大事なのはここからですね。私は WOODPROのネットショップ店長であり、商品企画の担当者でもあり、事業部の責任者でもあるので、弟の店の入り口は、◇国産杉の新材と杉足場板の古材をミックスして作ってみました。それが、冒頭の写真です。あとは、テーブルの天板も◇国産杉の新材と、足場板古材のミックス。これもかなりいい感じです。基本的に、全室個室です。カウンターもあります。お店がオープンしたときには、私はGWで出かけていたので、昨日の5月4日、家内の母親と妹を連れていってきました。「旬彩 鮨 IWAO」の献立表。ちなみに、弟の名前が巌なので、IWAO です。決して上手な字ではありませんが、一生懸命書いてますね。前菜 1品目 6種盛り。前菜 2品目 7種盛り。ちょっと手をかけて工夫してあって、おいしかったですね。三品目は、煮物で、馬鈴薯をつかった饅頭。4品目は、神石牛のステーキ。量はともかく、とてもやわらかくて、グッド。5品目は揚げ物。手間はかかっていて、とてもおいしい。欲を言えば、エビのてんぷらとか、はっきり目立つものがあったほうが見栄えはいいかも。なんて、これは個人的な意見です。それから握り寿司。イカの塩レモン。4貫ありますが、これは4人分なので、一人1貫です。サーモンあぶり鯛の塩レモンアジに醤油で味付けしたもの中トロアナゴ調理師学校を出て、最初の就職先が寿司屋であったこともあり、鮨は彼の得意分野。味はともかく、量についての満足感は個人差が大きいし、男女の差も激しいので、男性の場合は、シャリの量を増やして、量的な満足度をアップした方がいいかも、なんて思うのも、とりあえず、個人的な意見。デザートは、えんどう豆のムース。以上です。とりあえず、現在は、5000円のコースのみではじめてます。「5000円じゃ、気軽に行けんな」なんて、身内も言ってますが、弟としては、ワイワイガヤガヤのにぎやかな居酒屋ではなくて、ちょっと落ち着いてゆっくり食事できる店を目指してるらしい。素人があまり口出しせずに様子を見ようと思ってます。男女差、年齢差、時間帯によってもニーズが変わってくると思うので、落ち着いた雰囲気に中にも、もう少し選択肢があればとは思ったりします。居酒屋式に、たくさんのメニューから注文を受ければ、「駅前食堂」的な落ち着かないものになってしまいそうなので、コースメニューの単品売りとか、鮨メインコースとかもあったらいいですね。というのは、一お客としての感想。兄がいうのもなんですが、料理の方が、かなりいけてると思います。あとは、お客目線での、気の利いた対応があれば大丈夫かな、なんて思うのですが、もし、お店に行っていただいた際には、率直な意見を「本人に」言っていただいた方がありがたいです。まだ、始まったばかりですが、長く愛されるお店になってほしいですね。お店の随所に、小さな花卉が置いてありますが、これは、5年前に亡くなった母親の残したもの。やっと、役に立ちました。場所は、広島市佐伯区楽々園。広島方面から国道二号線(旧道)を廿日市方面に走っていくと、コイン通りに入る高架を過ぎてすぐ、消防署の隣にあります。お店の情報****************************旬彩 鮨 IWAO (巌)住所 広島市佐伯区楽々園2丁目1-5電話 082-208-1805営業時間 17:30 ~ 24:00(ラストオーダー 23:00)定休日 水曜日メニュー 5000円のコースのみよろしくお願いします。
2019/05/05
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少し前の話になりますが、1月25日に、宮崎県都城市にある外山木材さんを見学させていただいた件は、すでにブログでも書きました。⇒外山木材 志布志工場見学 都城に泊まって、翌朝、「ハンズマン」というホームセンターに立ち寄りました。次の予定が、日向市の清水木材さんになっていて、さらに、九州には珍しく、雪の予報も出ていて先を急いだ関係で、時間をかけてみることができなかったのが残念ですが、ちょっとだけ覗いたレポートです。ハンズマンは、九州では知らない人がいないホームセンターで、「置いてないものはない」と社長がテレビで豪語しているのを見たことがありますが、確かにでかい。冒頭の写真の手前が「資材館」奥が、普通のホームセンターとなっていますが、今回の見学は資材館のみ。入口からして、とても資材館の入り口とは思えない完成度。中に入ると、高い吹き抜け空間で、まるで、テーマパークです。これがホームセンターとは・・・・・。しかも、人口16万人程度の地方の中都市です。というのも、このハンズマンの発祥の地こそ、都城。今も本社は都城にあります。植木鉢だけでもこんな感じ。特大のものから、小さなもの、形もいろいろです。もちろん、木材も豊富で、確かに、ないものはないかも~。ここに行ってなければ、だれでもあきらめます。タイルだってこんな感じ。貼ったイメージもはっきり分かる、工夫された展示です。その木材を見学する、怪しい集団。うちの社員ですね。九州に行かれたら、ぜひ一度「ハンズマン」に。どの店も、とっても大きく、びっくりします。帰りには、九州では珍しく雪に遭遇してしまい、通行止めもあいつぎ、結局、日向から、高千穂、阿蘇経由で帰途につきました。
2019/02/12
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先週の話になりますが、九州の仕入れ先の担当の方が広島に出張に来られましたので、久しぶりに夜の広島中心部に出かけました。参加者は、仕入れ先の担当の方と、WOODPROからは、社長と、仕入れ担当の坂本、そして私の3名。社長の案内のもと、最初に向かったのは最近オープンしたビールバー「GOLDEN GARDEN」。ここは、WOODPRO shop&cafeのデザインもお願いしたHAND ME DOWN の木下さんのデザイン。古き良きアメリカを感じさせる雰囲気がいいです。店内には、モルタルのままの床や、タイル貼りのカウンターのレトロ感と、足場板をの古材をバランスよくつかって仕上げてまります。足場板の椅子をテーブル代わりに。このお店は、ビール専門のバーで、世界各地の樽生ビールが8種と、たくさんの瓶ビールが味わえます。じっくりと腰を据えて話をするというよりも、ちょっとビールを味わって、次へ、という感じでしょうか。「GOLDEN GARDEN」でビールを飲んで、そこから食事を予約してあるお店に移動。足場板の壁が目印の「Chamaeleon grill de espanola カメレオングリルデエスパノーラ」結構人通りの多いところにあるので、この足場板の壁の前を通った人も多いでしょうね。思わず隣の入り口から入ってしまいそうですが、この壁自体が扉でした。ここは、ワインとスペイン料理のお店です。テーブルは、短めの足場板を並べてモザイク風にしてあります。それでは、ワインをどうぞ。おいしいワインと、おいしい料理に舌鼓。たまには街に出てみるのも、いい刺激になります。おしゃれなお店に使ってもらえるからこそ、足場板に「おしゃれ」な印象も定着するわけで、使い方というのは大事ですね。
2016/08/03
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日曜日に、縮景園のあとに向かったのは、中区本川町の「木もれび」というカフェ。うちの奥様とそのお友達に連れられて、といいますか、そのアッシー君としてついていったという感じでしょうか。あたたかい、さくらんぼティーをいただきました。自家製クッキーも猫型で、KOMOREBI の文字が刻まれてます。偶然ですが、昨日の「満点ママ」でも紹介されてました。店内はさほど広くありませんが、なにしろ猫にまつわるグッズがいっぱい並んでます。テレビでも、「猫」に食いついていました。猫好きにはたまらないお店なのですが、実は、それが目的ではなくて、ここお店のママがとっても古くからの浜田省吾のファンで、レアな話が聞けるということで、行ってみました。なんと、浜田省吾が、デビューする前からのファンだそうです。この日はなんと、お店の何周年かの記念日ということで、入れ替わりに来客が多くて、残念ながら、ママにゆっくりと話が聞ける状況ではありませんでした。以前、友人がこのお店に行った時には、お客もすくなくて、「浜田省吾のファンです」と言ったら、レアな昔話などがいっぱいできてきて、とても楽しかったとのこと。お店に片隅に、さりげなく昔のチケットが額に入ってます。逆に、それ以外には浜田省吾のファンであることをうかがわせるものはあまりありません。しかし、ファンの間では有名な人のようです。この日は、私たちが訪問したからなのか、関係ないのか分かりませんが、終始テレビには、浜田省吾のビデオが流れたました。ということで、浜田省吾のファンの方で、昔のことも聞いてみたい、と言う方は、こちらでゆっくりお茶でも飲むといいかも。猫好きなら、なおよしです。実は、このカフェの入っている建物は、広島のリノベーションの先駆けとなった「Reno x Reno」さんの企画したビルで、足場板の古材も沢山使われています。こちら、ご参照ください。⇒Reno第4ビルヂングプロジェクト実は、以前、このビルの2階のリノベの際には、見学に行ったことがありました。お店を出てからそれに気づいた次第です。
2015/11/18
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廿日市市吉和にある、田舎の雪下ろしを手伝ったあと、同じ吉和にあるスリランカ料理のお店「LAMP」でカレーでも食べようと行ってみたのだが、休み。やむなく、吉和から国道186号線を下って帰る途中にあるお店に立ち寄りました。[AMERIMAN FOOD & DRINK K.T Dinner」ま、LAMP もこの店も、うちの奥様のチェックによるもので、私自身はだた指示のまま運転しているだけですが・・・。奥様によれば、この店は、最近いろんな人のブログでもよく見かけるらしく、評判もいいとか。吉和から廿日市に向かって下る国道186号線は、渓谷も美しく、休日となると家族連れもかなり多い。近くには、スパ羅漢とか、小瀬川温泉とかいったそこそこメジャーな施設もあり、車も多いので、カフェとかレストランも道沿いにポツポツと点在しています。ただ、経営が思わしくないところも多く、入れ替わりも激しいようです。このお店も、15年くらい前に来たときは、確かうどん屋さんだったような・・・。さて、今は60年代のアメリカを思わせる小物に彩られた、アメリカンレストラン。店内には、「コカコーラ」の看板、マリリンモンローの写真、プレスリーのレコード、バドワイザーのネオン・・・・・。古き良きアメリカの象徴がびっしり。店員さんもリーゼントで決めてます。でっかいグラスに水がドーンと出てきて、まずは「アメリカンだなあ」と思わせる一撃。タコスとハンバーガーを注文すると、どっさりとポテトの皮付きフライがのったお皿がやってきました。味はというと、結構行けます!なにしろ、アメリカンですから、繊細さなど無用なおおらかさが持ち味。日曜日の1時過ぎでしたが、次々にお客さんも増えて、途中から臨時のテーブルが追加されるほどでした。オーナーの方は、きっとアメリカが好きなんでしょうね。お店のロゴもレコードをモチーフにしたもの。アナログな感じが古き良きアメリカですね。どでかい車、ネオン、コカコーラの看板・・・・。もちろん、私などは、古き良きアメリカの時代なんて知りませんが・・・。お近くを通られたらぜひどうぞ。国道沿いのアメ車が目印です。今は、雪に半ば埋もれてますが・・・。
2011/01/25
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階段の手すりの下の、本来は格子が入る部分にも遊び心はあふれている。手当たり次第にではないのだろうが、良く見るとどこかで見た覚えのある部品ばかり。自転車の歯車、鉄筋、和ダンスの取っ手、機械の部品、クランプ・・・。見ているだけ楽しい。いわゆる「ジャンク(屑・ガラクタ)」である。なぜこんなに楽しい気持ちになるのだろう?と考えてみた。それはきっと、そこに「非日常」があるからだ。屑だと思ったものが、まったく違う形で蘇るのを見るとワクワクする。「ははあ、なるほど」と、思わず声を出したくなる。ちょっとしたワンダーランド体験だ。「遊び心」の難しさは、「面白い」けれども、「常に一緒では疲れる」という側面を持っていること。「面白い」けれども、売れない。という現実的な問題にも直面する。一般に「お店」は、いわば「非日常」であるので、内装にも「遊び心」を発揮しやすい。しかし、そこで売っている商品は、「日常」である自分の暮らしの中に持って帰るものなので、「面白さ」だけを優先するわけにはいかない。そこで大事になるのがバランスなのだと思う。しっかりと暮らしの中に軸足を置いておくこと。「WORK SHOP」の店名の下には、[CRAFTMAN'S SHOP]と書いてある。CRAFTMAN すなわち、職人。職人は常に「暮らし」を意識し、暮らしに寄り添って生きているところが、芸術家と大きく違うところである。ジャンクアートのような面白さの一方で、使う人の「暮らし」を見つめたやさしい視線がこのお店にはあるように思う。「非日常」の空間で、「日常」を売る。[CRAFTMAN'S SHOP]この言葉に、この店のオーナーの持つ誇りを感じる。えっへん、と胸を張って、オーナー自らの手で作り出した家具や小物が、所狭しと並んでいる。ぜひ一度、どうぞ。きっと、いい出会いがあると思います。
2010/02/25
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人間が最初に使った道具は、きっと「木」であったろうと思う。木の枝を折っただけの棒。それがあるだけで、手の届かないところのものを引き寄せ、つついて様子を見たり、振り下ろせば武器にもなり、山登りの杖にもなる。そこから壮大な時間が流れ、地球は狭くなり、人類は宇宙にまで飛び出した。キーボードひとつで、いや、キーボードさえ叩かずに、世界の裏側の情報を手に入れることができるようにもなった。にも関わらず、人間と木の付き合い方はあまり変わっていないようだ。人間の手の中には、いつも「木」の道具があった。長い長い歴史が、人と木の間にある。小学校の椅子を思い起こさせる椅子。でも、このパイプも自家製。曲がったベニアの上に薄くした足場板の端切れを接着してある。自分でモノを作ることができる人は、もっとも人間らしい人だと思う。カフェスペースからは、モザイクのような窓を通して、外の住宅街が見える。良く見れば、カフェのテーブルは、懐かしい足踏み式のミシンだった。
2010/02/24
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モザイクのような窓。別に普通の窓でも何も困らないのだが、わざわざ手間をかけて、こんな窓に。理由は「面白い」から。遊び心というのは、非生産的でもある。だから、そこから何かが生まれるというものではない。しばしば機能的でなく、また、効率的でもない。もし、遊び心から生まれるものがあるとすれば、それは「心のゆとり」だろうか?いや、心にゆとりがあるからこそ、「遊び心」が生まれるのだろう。笑うことができる動物は人間だけらしいが、遊び心もまた、人間だけに与えられたものだと思う。やかんのライトに、スパナの取っ手・・・・。こちらはロッカーの錆びた扉。見方を変えると、世の中には捨てるものなど、ほとんどないのかもしれない。
2010/02/23
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週末、社長以下、会社のスタッフ数名で大阪まで、「視察」に行ってきました。視察なんていうと偉そうですが、うちの社長にくっついて、ASHIBAに関連して、最近の店舗内装事情などを「お勉強」といったところです。その中で、ちょっと頭を殴られたような衝撃がありましてので、しばらく、このシリーズで続けてみようかな、なんて思っています。株式会社バフの工藤社長のご紹介で、千里山にある「WORK SHOP」というお店を見せていただきました。このお店は、元大工にして、自ら家具も作り、さらには溶接もするという口数の少ない小坂弘禎(ヒロヨシ)さんが代表を務めるお店です。場所は大阪府吹田市千里山1丁目19-8。私にとって、その面白さはちょっとしたワンダーランドでした。なにより素敵なのは、小坂さん自身が「面白い」「かっこいい」と感じるものを、自分の手で作り出して、そこに並べてあることです。小坂さんは、たいへん口数の少ない人で、語り口も朴訥としてその分、誠実な人柄がにじみ出ている感じでしたが、逆に、その手から生み出されるものは口下手を補うに余りある個性豊かで面白いなものでした。続く・・・。※まとめて書こうとすると前に進まないのでちょっとずつ進めたいと思います。
2010/02/22
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